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夏休みも折り返し!! サッカーだけじゃないたくさんの経験を子どもたちへ

夏休みも折り返し!! サッカーだけじゃないたくさんの経験を子どもたちへ

こんにちは。サカママライターのHIROです。さて、夏休みも折り返し時期というところでしょうか? 息子の小学校は、他校と比べて1週間早く夏休みを迎えておりまして(夏休みが終わるのは他校と同じ!)、それはそれは夏休みを満喫しております♫ 皆様はいかがお過ごしでしょうか?

学年によっては、夏休みはサッカーの合宿や試合などで忙しい方々もおられるかと思います。幸いにも(!?)、小学2年生の息子はまだ合宿もなく、試合もポツポツ入っているかなという状況です。ということで、山育ちの私はこの時とばかりに「息子にいろいろと体験させたろう!」と思い立ちまして、活動してきましたのでご紹介します(笑)。もっと言うと…夏休みは息子が「サッカーをやりたい!」というまで、別の体験をさせて遊ばせようとさえ思っています。

子どもたちの「サッカーやりすぎる問題」に深く納得

実は、私は息子のサッカーをサポートするために、いろいろな本を読み漁っているのです。私の専門は食品科学ですので食品栄養学はもちろんのこと、メンタルケアの仕方など…サッカーのルールは理解するのは潔く諦めました。そういうのは、サッカー経験者の夫任せでOK!! 得意不得意を補おうと思っています(笑)。

その中でも特に、2024年12月25日にベースボール・マガジン社から発行された「子どもがサッカーを始めたら読む本 7人の賢者に聞いた53の習慣(土屋雅史さん著・大槻邦雄さん監修)」の中での、三菱養和サッカースクールの指導者である賢者の1人の言葉に非常に納得しました。

親の介在が強すぎることによる弊害といいますか…長期的に見たときの子どもへの影響に目を向けられていない親御さんもいると。短期的に見れば、平日毎日やっていたほうが上手になりますよね! 私としては、今の息子の中でのサッカーは“人生”ではないと思っていまして、人生や人としての基盤づくりのためのツールの1つだと考えています。

息子はサッカーが大好きです。その「大好き」をキープできているくらいが一番楽しいのではないかと、私は考えています。もちろん、もう好きで好きで毎日サッカーをしたいと自ら熱望している子は、それはもうどうぞ好きにやってください! と思います。

つまりは子どもたちの人生は、まだまだ長く…“人間力向上”のために、今の我が子に何をしてあげられるかを考えたいと思っている次第です。

サッカーだけじゃない!! とことん遊べ! 

以前に私の記事で、息子にスキーをさせてみた様子をご紹介しました。東京育ちの息子にとってはとても刺激的だったようで、夏の今も「早くスキーやりたい」と言ってみたり、「今の小学校は転校したくないから、福島から毎日新幹線で小学校まで通いたい」とスキー愛が強くなりました。よしよし、良い傾向だと思った私です。

今回体験したのは、北海道でのラフティング(川下り)です! ようやく激しめのアクティビティーも参加可能な年齢となり、同時に北海道の大自然に触れることで自分が住んでいる東京との違いや、地球という惑星についても理解できるようになっているのでは!? と親としては思っています。いや、親の心子知らずなので…どうなることやら(笑)。

自分勝手にすると、ボートのみんなに迷惑をかけてしまうこと。ルールを守らないと落水して命の危機に陥ること。みんなで声を掛け合って協力しないとゴールまで辿りつかないこと。怖がりすぎると楽しめないこと。など、サッカーで通じるものも多々あったかと思います。ゴールに無事に到着すると、息子は小声で「楽しかった…。明日もまたやりたい…」と呟いていました。いろいろ学んだのか、息子よ! と心の中で叫んだ私です。

ブッフェから育てる食育

夏休みはいろんなところにお出かけすると思いますが、ホテルや旅館などの中でブッフェスタイルのレストランで食事をするときには、食育を意識してみると良いかと思います。「YOU ARE WHAT YOU EAT(自分の体は自分が食べたものでできている)」を、子ども自身で考えさせて、何を食べたら良いかを投げかけてあげると、子どもが持ってきたお皿を見て親御さんの教えが伝わっているか否かが判断できるかと思います。そして、サッカーで必要な栄養素について考えるよい機会になるはずです!

サッカーをやりすぎない(笑)、有意義で楽しい夏休みをどうぞお過ごしください!!

WRITER PROFILE

HIRO
HIRO

東京生まれ、福島育ちです。小学1年生男児がおり、平日は都内某大学に勤務しつつ、休日はサッカー引率の日々です。とにかく物事を深掘りしたい性格のため、実用書から学術論文までとことん調べます。

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