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子供が剥離骨折!そしてシーバー病に!〜親として出来ること〜

緊急事態宣言も解除され、まだまだ油断は出来ない状況ですが、チーム練習も再開し、やっとサッカーが出来る日常が戻ってきました。

活動自粛期間が明け、体力や筋力が低下した状態で激しい運動をすると、怪我のリスクが高まると聞きます。

まずは怪我をしないように対策予防する事が大事ですが、怪我をしてしまった時の対処法も含め、私が失敗から学んだことを紹介したいと思います☺︎

初めての怪我、剥離骨折

テーピング

子供が3年生の時、試合中に足首を捻り、右足首の剥離骨折を経験しました。

病院の診断で2週間の安静を言い渡されましたが、「見るだけでいいから練習には行きたい」と懇願され、それなら自分で怪我を報告し、見学を申し込んで絶対に動かないように約束して行かせました。

ですが、様子を見に行くと、なんと足を引きずりながら練習に参加している💦

あれほどダメだと言ったのに、子供なので深刻に考えれず、少しくらいなら大丈夫と安易に考えていたのでしょう。。

オーバーユースでシーバー病に

自主練

今度は4年生の時、試合や練習の後に踵を気にする様子が見られ、聞くと「押すと痛い、終わった後痛いときがある」との事。

あまり知識のなかった私は、病院への受診を促しましたが、もう痛くないから大丈夫と言うので様子を見ていました。

でもやはり気にする様子が見られたので受診したらシーバー病でした。

シーバー病は、サッカーや野球などスポーツをしている小学生に多い、足のかかとに痛みや腫れが出る疾患です。

チーム・スクール練習に加え、ランニング、自主練、スピードトレーニングと、常に激しい運動をしていたので今思えば当然の結果だったかもしれません。

ケガしてしまったら、治療は受診した病院でお任せするしかありませんが、激しいスポーツに怪我はつきもの。まず予防のために親として何が出来るか考えてみました。

●運動前後やお風呂上がりのストレッチ
体の柔軟性は怪我予防における基本中の基本
筋肉のほぐれていない段階で強度の高い運動を行うと、体を痛めてしまう原因となる
●しっかり休息をとる
無理をして怪我や故障を繰り返さないよう休息もトレーニングのうちと考える
●食事を見直す
スポーツによるケガを防ぐためには、激しい衝撃に耐えられるだけの丈夫な体を作り、疲れを翌日に持ち越さないよう、疲労回復に努めることが大切。

しかし100%防ぐことはできません。もしケガしてしまったら・・・

子供を100%信用しない・痛くないといってもしっかり休ませる

そうたトレ

我が子もそうなのですが、しっかり休まないと治らないと言っても、少しくらいならと動いてしまったり、もう痛くないと嘘をついて無理をしてしまったりします。

それで完治せず長引いてしまっては元も子もないので、痛くないと言っても安静期間はしっかり休ませ、トレーニングや練習試合も見てるとやりたくなるので、休ませることに。

(もう痛くなさそうだし平気そうだからと安静期間を切り上げて中途半端に再開させてしまった時は再発・長期化を招きました。)

サッカーから離れる期間も大事!

どうせならこの期間にもレベルアップを!

▶︎自宅で出来る体感トレーニングや柔軟性を高める用品が今は色々あるので取り入れて楽しくトレーニング
▶︎子供がサッカーできないストレスを少しでも軽減できるよう怪我をした部分を使わず体を動かす

経験者・先輩サカママに相談(相談先を作る)

相談

こんな時、信頼できるのは病院の先生の他、経験豊富な先輩サカママやサッカー経験者の意見。

どう乗り切ったか、どんなことをするといいのか、安静期間にどうしても大事な大会がある場合はどうする?、予防策は?など、相談先を作っておくとアドバイスや経験談をもらえて助かります。

 

👉怪我をし、治療期間をサッカーから離れる期間として決めることで、自分の怪我と向き合うことが出来ました。

この期間で絶対に治さなきゃという思いと、早くサッカーがしたい気持ちが強くなり、解禁した時に思いっきりサッカーが出来る喜びが増しました。

本来なら怪我をする前に気付き、予防することが大事なので、まだ怪我をしたことのない弟にも、怪我をしたらどうなるか、なぜ予防が必要なのかを伝えて意識させることで、休養やストレッチなども積極的取り入れるように。

👉シーバー病が再発した時、インソールを入れる事で良くなるのではと教えてもらい、お勧めしてもらったもので様子を見たら、痛がる様子がなくなりました!

かかと用のサポーターもあると聞き、併用し効果はあったように思います。
怪我予防に役立つトレーニングやグッズなども教えてもらいました!

困ったときに信頼できる相談先があったおかげで安心して慌てずに対応できました。

怪我で目標や夢を諦めてしまうことにならないように

唯斗泣く

少年期の怪我の影響は体内に蓄積され大人になって再発の誘因となると聞きます。

【大事な試合を控えている、ライバルに負けたくない、サッカー休みたくない】

子供なりにも色んな思いがあるでしょう。

我が子もそうでしたが、完治していない状態で復帰してしまい、また怪我を繰り返している子を何人も見たり聞いたりしました。

怪我をした場合は、これからも続くサッカー人生で、痛みを我慢して今無理をすることがどれだけ危険なことか子供に伝えることが大事だと思います。

その前に、怪我をしないよう日頃のストレッチや休息をしっかりとることが基本。

子供自身が納得し、意識して予防に取り組むようにさせる為、怪我や故障で競技人生を小さいうちに終えた選手はたくさんいるということを教えてあげると意識が少し変わるかと思います。

・ストレッチや休息などの予防は必須!子供自身が意識しないと続かないので意識づけさせる!

・食事の管理や足に合った靴、インソールなど情報収集をして取り入れる!

・明らかに痛がっている、怪我明けも様子がおかしければ絶対に無理をさせない!

・分からないことや悩んだら自己判断せず経験のある方に相談!​

怪我が原因で目標や夢を諦めてしまうなんてことにならないよう、親として何が出来るかこれからもしっかり学んでいきたいと思います☺︎

WRITER PROFILE

金澤晴代

サッカー少年の息子2人(7歳・9歳)を持つサカママ。 自立・自主性を育てることをメインに、健康面はもちろん、様々な面から子どもたちをサポート。 サッカーに夢中の子どもたちと過ごす毎日の中で得られた経験を、身近な目線で伝えていきます。 (サカママ歴5年。スポーツフードアドバイザー取得)