JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会 編集部が選ぶ!「サカママベストメンバー2025」が決定!!
ジュニアサッカーの“いま”が一堂に会する、U-12年代最高峰の舞台――「JFA
第49回全日本U-12サッカー選手権大会」。全国各地の代表チームがしのぎを削るこの大会で、ひときわ輝きを放った選手たちを、サカママ編集部の視点で厳選しました。
勝負強さ、技術、判断力、そしてチームを動かす存在感。ゴールやアシストといった数字だけでは測れない“価値”も含め、「この大会を象徴する選手たち」をポジション別にピックアップしています。
今年はアミノバイタル®のサポートにより、ベストメンバーに選ばれた選手には副賞としてアミノバイタル®ゼリードリンクガッツギア他が贈呈されます!
さあ、サカママ編集部が選ぶ 第49回大会ベストメンバー、いよいよ発表です。
※各選手のコメントは大会期間中(2025年12月26日・27日)に行った現地取材をもとに構成しています。
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サカママが選ぶ、ポジション別ベストメンバー発表!


中島理々斗選手(FW/7番)
京都長岡京SS(京都府代表)

ゴールにこだわり、結果で応えたい
「チームの中での役割は、点を取ることだと思っています。ただ、全国大会では普段決められるような場面で決めきれず、悔しさも感じています。体の大きさを生かして、どこからでもシュートを打てるところが自分の特長で、最近はヘディングで点を取れるようになってきました。全国では強さ以上に、決定力の大切さを感じています。これまで送り迎えをしてくれたり、体調管理に気を配ってくれた両親に感謝しながらプレーしたいと思います」
村上眞大空選手(MF/10番)
レジスタFC(埼玉県代表)

日本代表で10番を背負える選手になりたい
「最初の試合はボールが少し途切れる場面もありましたが、自分で仕掛けることはできたと思います。全国大会は雰囲気もすごくて、相手も強いチームばかりなので、すごくいい経験になっています。僕の強みは、ドリブルからチャンスをつくったり、自分でゴールを決めたりできるところ。この1年間は、自分に足りない部分と強みの両方を意識して、この全国大会で発揮できるようにずっと努力してきました。ここでは、それをしっかり出したいと思っています。レジスタでは10番をつけています。10番はやっぱり特別な番号なので、つけられていることがすごくうれしいですし、このチームで全国に来られたからこそ、勝ちたい気持ちは強いです。もちろん、2022年以来の優勝を目指したいです。親には、サッカーにかかるお金のことや送迎、私生活のことまで、ずっと支えてもらっていて感謝しています。将来の夢は、日本代表になって10番を背負うことです!」
東海林貫大選手(MF/10番)
FC TRIANELLO Machida(東京都第2代表)

ボールを落ち着かせ、ゴールまで完結するプレーで魅せたい
「大会を振り返ると、初日は思うようにいかない部分もありましたが、2日目にしっかり取り返すことができました。自分の強みは、中盤でボールをキープしながら味方を使い、自分でもゴールを狙っていけるところ。攻撃的なチームの中で、試合を落ち着かせる時間を作りつつ、最終的にはフィニッシュまで関わる役割を担っています。全国大会では、予選ではできていたプレーが通用しない場面もあり、自分の現在地を知ることができました。特にフィジカルの強さや寄せの速さは想像以上で、ボールの持ち方や考え方を変える必要を感じました。うまくいかないときに声をかけて支えてくれた家族への感謝を胸に、将来は海外で活躍し、チャンピオンズリーグとバロンドールを目指して、レアル・マドリードの選手になりたいです」
網代時生選手(MF/10番)
サガン鳥栖U-12(佐賀県代表)

守備からつなぎ、チームを動かす司令塔になることが目標
「自分の役割はアンカーで、まず守備をして、そこから攻撃につなげること。ボールを奪って供給する、チームの流れを作るポジションだと思っています。全国大会は、九州とはまた違うレベルの高さを感じていますが、少しずつ慣れてきて、手応えもあります。チームの強みは、全員がハードワークできるところ。守備も攻撃も、サボらずに走れるのが自分たちの良さです。憧れている選手はブスケツ。落ち着いていて、試合をコントロールできるところが好きです。将来は海外で活躍できる選手になることが目標です。ここまで続けてこられたのは、送り迎えをしてくれたり、プレーについて改善点を伝えてくれたりした両親の支えがあったから。当たり前のように支えてくれることに感謝しながら、ピッチの中でその気持ちをプレーで返していきたいです」
正面詩季選手(DF/11番)
ヴィッセル神戸U-12(兵庫県代表)

左で仕掛けて、試合を動かす
「この大会は“自分のゴールで勝たせる”と決めていて、初戦で2点取れたのは大きかったです。左利きなので、縦に仕掛けてワンステップで抜いてゴールまで運ぶのが自分の武器。8番の根津キャプテンとは、出してほしいところにパスをくれるし、僕がそのこぼれを拾ってチャンスを作れるいい関係。将来はヴィッセルでプロになって、日本代表として世界で活躍したいです。両親のケアと食事のサポートにも感謝しています」
熊井一粋選手(DF/3番)
レジスタFC(埼玉県代表)

チームを引っ張るDFとして、記憶に残る選手に
「慣れないピッチや寒さもあって難しい試合が続きましたが、自分の武器であるヘディングは全国の舞台でも通用したと感じています。声を出して周りを引っ張ることや、自分で考えて何が効いているのかを整理しながらプレーすることを大事にしています。ここまで来られたのは、いつも練習の送迎やサポートをしてくれるお母さんのおかげですし、忙しいなかでも試合を見てくれるお父さんにも感謝しています。この大会を経験して、将来は見ている人の記憶に残るプレーヤーになりたいです」
久保 新選手(DF/9番)
清水エスパルスU-12清水(静岡県代表)

縦突破とクロスで、攻撃をけん引する選手になりたい
「全国の強豪と対戦して、良いところもあれば、パスミスなど課題も目立ちました。そのなかでも、クロスから得点につなげられたことは手応えを感じています。自分のプレースタイルは、縦に仕掛けてクロスを上げることで、チームの中でも攻撃を作る役割を任されていると思っています。予選は順調に勝ち上がってきましたが、全国にはレベルの高い相手が多いと感じました。送り迎えや食事のバランスを考えて支えてくれている両親に感謝しながら、憧れのエデン・アザールのような選手を目指してこれからも頑張ります!」
竹田 惺選手(GK/1番)
長崎ドリームFCジュニア(長崎県代表)

キックを武器に、海外で通用するGKに
「この大会ではヘディング以外のシュートは全部止められたので、そこは自信になりました。キックは自分の武器で、軸足をしっかり踏み込んで正確に蹴ることを意識しています。大会前はケガもあったけど、足でのセービングを徹底して準備してきました。中学からはサガン鳥栖でプレーして、海外でも通用するプロを目指します。毎日ごはんを作ってくれて、送迎もしてくれる両親に感謝しています」
サブメンバー
松田在真選手(FW/16番)
ソレッソ熊本U-12(熊本県代表)

観客を魅了するようなストライカーになることが目標
「フォワードだから点は取りたいけど、一番大事なのはチームが勝つことだと思っています。今大会も、自分のゴールも大事だけど、パスでチームを勝たせることはもっと重要だと思っています。大会2日目でまだ点は取れていないけど、優勝を目指すチームに少しでも貢献したいです。体を張ってボールを収めて、ターンしてシュートまで持っていくのが自分の強み。全国の最高峰の舞台でもそれを出していきたいです。タイプは違うけど憧れはロナウジーニョです。ドリブルでかわして、アイデアのあるプレーは見ていて楽しい。観客を魅了するようなプレーヤーになることが目標です。ここまで来られたのは、毎日送り迎えしてくれて、補食も用意してくれる家族のおかげです。感謝しながら、最後はトロフィーを取りにいきます!」
根津圭一郎選手(MF/8番)
ヴィッセル神戸U-12(兵庫県代表)

攻守で貢献できる中盤として、中学でプロ契約を勝ち取りたい
「中盤でボールを奪い、パスでつないでチャンスを作るのが自分の役割です。全国の強豪を相手にチャンスメイクなど良さを発揮できましたが、試合の立ち上がりや声掛けの部分など改善点も見えた大会でした。チームは後方からつなぎ、サイドや中央といろいろな形で攻められるのが強みだと思っています。送り迎えや食事、調子が悪いときに話を聞いてくれる両親の支えに感謝しながら、将来は中学3年でプロになり、メッシのように何でもできる選手を目指しています」
梶原 輔選手(DF/4番)
ヴァンフォーレ甲府U-12(山梨県代表)

海外で通用する、仲間から信用される選手になりたい
「1対1では絶対に負けないという自信があって、守備だけでなく自分から起点を作って攻撃につなげることができるのも自分の特長です。2試合目では得点ができただけでなく、守備面でも全国の舞台で通用した実感がありますね。送り迎えや身体づくりを支えてくれた料理など、両親のサポートには感謝しています。将来は、みんなから信用され、海外でも通用するサッカー選手になりたいです」
後藤璃乃介選手(DF/3番)
東京ヴェルディジュニア(東京都第1代表)

キックで裏を突く、日本代表を支えるDFになりたい
「自分の強みはキックの精度と飛距離で、常に相手の裏を狙っています。チームでは、裏へ蹴ってカウンターの起点になる役割を任されています。全国大会では、勝てる試合を逃してしまった悔しさが残りました。予選では良い試合ができていましたが、本大会では緊張もあって思うようなプレーができなかったと感じていますが、得点につながる形を作れたことは収穫でした。ストロングポイントを磨いてくれたコーチや、美味しい食事を作って支えてくれた両親のサポートでここまで来られました。将来はワールドカップで優勝できる選手になれるよう、成長していきたいです」
岡崎悠聖選手(GK/1番)
A.Z.R(滋賀県代表)

気持ちでチームを引っ張れるプロのGKになりたい
「セービングやキャッチングは全国大会でも通用したと思いますが、パスをつなぐところでミスをしてしまったり、判断が遅れたりするところが、今大会の反省点です。憧れは、セルヒオ・ラモス選手。強くて、気持ちのこもったプレーをするところが好きで、自分もそんな選手になりたいと思っています。キーパーとしても、声を出してチームを動かしていくことはすごく大事にしています。将来の目標は、プロサッカー選手になること。育ててくれた両親には、ありがとうと伝えたいです」