高校サッカーをやりきる体づくりと食事、そして勉強との両立
まだまだ暑い日が続きますね。高校2年生の息子は、今年の夏も暑さに負けない体づくりをしてサッカーに向き合っています。
今回は、サッカーと勉強どちらも全力で取り組む息子の、両立のための体を作る食事や、スケジュールの管理についてお話ししたいと思います。
高校2年生の学校生活
部員100人を超えるサッカー部に所属していますが、スポーツコースなどがあるわけではありません。カテゴリーは実力のみ(勉学優先で選手登録はせずに、練習のスケジュールを調整することはできます)。
息子はどちらも全力でやることを選びフル参加。トップチームで勉強との両立の日々は本当に大変です。試合があってどんなに疲れていても、机に向かわない日はありません。先輩たちが両立して希望する進路を選択している姿を見ているので、やればできるというマインドを引き継いでいます。
その先にどんな結果が待っているかは分かりません。しかし、やらなければ結果が出ないことはみんなの共通認識。だからこそ勉強時間の確保も仲間と共有し、時間を見つけてお互いを鼓舞しあっています。
体力と集中力を作り上げる食事管理
サッカーも勉強も全力で向き合うには、それだけの体力と集中力が必要。そんな息子にとって、やはり食事は切り離せない大事な要素です。普段わたしは栄養士として離乳食〜ジュニア世代の栄養指導をしているので、ユース世代の食事づくりは手探りの毎日です。
朝はどうしても量が入らないので、お昼のお弁当でエネルギーになるための炭水化物、そしてそれに見合うタンパク質を中心にして補います。帰宅後は、脂質を抑えて良質なタンパク質と野菜で消化の良い食事を心がけます。
高校生ともなると、全ての食事を管理できるわけではありません。本人も意識はしていますが、外食では食べたいものを食べることもあります。だからこそ、自宅で食べるときはより良い体づくりになるものを取り入れるよう心がけています。そうすることで、帰宅後も数時間の勉強に集中できていると思います。
参考までに!! 一日のメニュー
朝食
トースト
フルーツ
ゆで卵
ヨーグルト
が定番です。以前にもお話ししましたが、メニューはほぼ変わりません。いつもと同じが息子にとっては落ち着くようです。
昼食
お弁当
ご飯の場合は一合分のお米と、それに見合ったおかずを入れます。野菜が少ない日もありますが、お弁当ではあまり気にしていません。午後の授業、そして部活とやる気になるような割と好みのメニューが多いです。
夕食
・高タンパク低脂質を心がけ、野菜を多めに
・揚げ物はなるべく控えて焼く程度に
・カレーなどは食べるスピードが早くなるので、あえて別皿にしておかずの一品に
・食後はフルーツやグラノーラ、ナッツを入れたヨーグルトをデザートに
・夜食は消化の良いものを心がけて、パスタや麺類はいつもよりやや火を通す
・温かい飲み物を用意する
毎食バランス良くは難しいので、一日のトータルで考えます。“前日が偏っていれば次の日に補う”という気持ちです。
サッカーも勉強も、スケジュールを管理する能力をつける
高校では、定期テストの他に模試や英検などの外部の学力検査もあるため、スケジュールをきちんと把握していないと、常に時間に追われてしまいます。リフレッシュする時間は隙間を見て取り、スケジュール管理をとにかく大事にします。
高校3年間は本当にあっという間です。進学先は何を追求していくのか、サッカーとの関わりをどうするのか。日々の学生生活に追われますが、先輩やOBなどからアドバイスをもらいながら遊ぶことも存分に楽しみ、そしてその先の進路が納得できるものとなるよう自分と向きあって答えを出すことが大切だと考えます。
親としては見守ることが多くなる年ごろではありますが、実体験をもとにアドバイスできることもたくさんあると思います。子どもと向き合う時間はかけがえのない時間です。サッカーも勉強も、そして学生生活も全力で楽しむ姿を陰ながら応援していきたいです。