子ども自身がバランスの取れた食事・栄養を理解する大切さ
まだまだ暑い日もありますが暦の上ではスポーツの秋、食欲の秋に突入しますね。体を動かし美味しいものをしっかり食べる健康維持に大切です。
食事や栄養についてで、息子がサッカー合宿に参加した際にあることが発覚しました。今回はその事がキッカケで、セレッソ大阪スポーツクラブが開催している子ども対象の栄養検定に参加した体験談や食育についてお話したいと思います。
サッカー合宿で判明した子どもの食事
息子がサッカー合宿に参加した際に、気になる事実が判明しました。食事がバイキング形式で自由にお皿へおかずを盛り付ける事ができる為、フライドポテト山盛りのプチトマトでお皿の上がほぼ埋めつくされていたとコーチから聞くことがありました。
普段の食事や試合前後などは、私なりに考慮しながら用意していたのですが、制限していた反動なのか?本人へ具体的に教えていなかったからか?と考え反省した出来事でもありました。
子ども対象の栄養検定とは?
スポーツをしている、していないに関わらず子どもたちの栄養、食事について大人たちは得た知識を下に日々、試行錯誤しながらメニューを考え準備を行っていると思います。どうしたら色んな食材、量を食べてもらえるのか、その必要性を少しでも子ども自身が理解できる方法はないか探してみました。
サポートする側である大人対象の本、講座、検定など学習をする機会は多くあるのですが、小学生年代に向けて具体的に栄養、食事について学べる場が少ないです。親が説明をして伝えたとしても限界があるかなと思い困っていたところ、お世話になっているセレッソ大阪スポーツクラブが昨年より子ども対象の栄養検定を実施しており、受検する機会がありました。
子どもが理解しやすいプログラム内容
その内容とは、段階的にA級〜C級まであって、それぞれ受検前に管理栄養士の先生から講義も受ける事ができます。そして、その後は知識を得て理解しているかを試す検定試験本番に臨むという流れになっています。
内容も子どもが理解しやすいプログラムになっていて、なぜ必要なのか?と根拠もしっかり教えていただけます。分かりやすい説明という事もあって、子どもも真剣に取り組んでいる様子でした。検定合格後にはコーチから修了証、キーホルダーを貰うことができるので、自信にも繋がっていると思います。
練習後すぐに用意していただいた食事の献立を子どもが写真に撮ってきてくれるので、参考にさせてもらっています。チーム単位で自然と食育を行っている環境もありがたいです。
子ども自身が食事・栄養を知るメリット
小学生年代は、強い体、強い心を作る基礎となる大切な年代です。その時期に、子ども自身が食事・栄養の大切さに気付いて知ることができるのはとてもありがたいです。
知識を得ると親子で栄養や食事についてコミュニケーションを取る事ができるので、様々な食べ物を好き嫌いなく食べれるように繋がっていけば嬉しいですね。
バランスの良い食習慣は大人になっても影響
スポーツに力を入れている子にどもにとって、自分の食べるものを自分で用意し、適切なものを選ぶ力を身に付けていると、より身体の成長に繋がっていくと思います。この時期の食生活は、大人になってからの食習慣にも大きく影響してきます。いつも決まったものばかりを食べていたら、大人になっても偏食が直らない可能性もあります。
普段から食事の基本である、主食・主菜・副菜・乳製品・果物をバランスよく摂取できるよう頑張りましょう。