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子どもと母親のちょうどいい距離感とは

みなさんこんにちは。
サカママ歴8年、マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャーの寺園です。

今回は我が家の次男小学5年生との距離感について気づいたことを記事にしたいと思います。

U11の世代って…

6年生と5年生が混合で、AチームBチームに別れたり、仲良し同級生でこれまで積み上げて来たU10としての連携など…
これまで出来ていたことがリセットされるような課題が出来たりと、アップカテゴリーならではの最終学年に向けていろんな試され事がある年代なのかもしれません。

ちょうど、初期のキャリアの溝のような。その溝のような中で上手くいかないことに、モヤモヤした気持ちを初めて味わいました。

このモヤモヤというのは、自分にとって色んな角度から考えられる、ある意味成長チャンスといっても良いくらい、必要だったりします。

現に最終学年目前に移籍する選手もいたり、周りのママたちの悩みもあったりで、U11年代あるあるなのかもなーと思うところです。

さて我が家のモヤモヤとは

息子はこの一年、彼の良さが出せるプレーが出来ていませんでした。

今思えばきっと、今までは余り努力をしなくても、持ち前の運動神経と運動量でそこそこ出来てきたので、急に求められる課題に「どうしたら?」という壁に初めてぶつかったんじゃないかなと思います。

いつもいつも、同じ課題を言われ、
何故いつも同じことを言われるのか
どうしたらできるようになるのか

私も段々その問題に引き込まれてしまい、どうにか彼から答えや手段を引き出そう、気づきを見つけようと模索していました。
どこかに、彼が気づいてないスイッチがあるはず…と彼以上に必死になってスイッチを探していました。

毎回試合前に必ず

「今日はあの課題に対してどんなこと意識したい?」
「今日は、どんな気持ちで帰りたい?」

そんな、どんな答えが返ってくるか分かりそうな声掛けばかりになってしまい…

もちろん返ってくる答えも、毎回似たような返答で、段々質問攻めになり、つまらなくされるコミュニケーションになっていました。

当の我が家の息子といえば

上記に書いたような試され事とか、モヤモヤを感じてるのは、親が勝手に思ってることなんじゃないか?と思わせるくらい、息子はいつもフラットでした。

周りでなにか揉め事があっても、自分自身大きな壁にぶち当たってもフラットです。感情の乱れが一切ありません。

もう嫌だ、とか、辞めたい、などネガティブなこと一切言わず、「俺、頑張るから!」とやる気もいつも感じられます。

元々ポジティブ思考で、意思が強く、自己肯定感も高く、自己信頼できているし、プライドも高いな、、と親ながら思うこともあるタイプです。

なんだかな~と、余りにもフラットなので、少しは成長のためにモヤモヤしたら?現状満足してたら成長できないよ?と思わせるくらいでした。

私は、課題とフラットな彼の狭間でなんだかいつもモヤモヤしていました。

ある日、「彼らしさ」とはなんだろうと初めて考えました

できない課題ばかりに目がいき、それをチャレンジするも、クリアできなくて原因不明のループにはまってしまい、彼の良さを見つけてあげられてたかな、良ささえ消してしまってたかもしれないことに気づきました。

私は彼を気持ちよくピッチに送り出せていただろうか、信じてあげていれたのかと。

課題をクリアするにも、まずは親が子を信じて応援できていたかな?
大丈夫って思わせてあげられていたかな?
大人が変な質問やプレッシャーをかけることで、課題プラス何かを背負わせてしまう可能性があったんじゃないかな?

シンプルなこと、見失っていました。

きっと、これまでの練習でもその課題には私が知らないところでも本人自身が、一番意識してきてたはず。

フラットな感情は、彼が自分の意思で、いつかできる、乗り越えられる、と信じていれたからだと。私は、サッカーさえも楽しいって思わせてなかったかもしれません。

課題については、監督やコーチに任せて、サッカーの経験のない私ができることは…

彼らしさを思い出させたり、できていることもフィードバックしてあげること。

彼が良いイメージでプレーできる最高の言葉を掛けてあげることかもしれない。

そう気づいた私が彼らしくプレーできそうな言葉はなにかなと考えました。

「〇〇!ピッチで輝いておいでね!私、スピードにのってる〇〇のプレーが大好きだよ!」

そう声かけると、得意のチャラいポーズをきめて元気よく行きました。

その後、なにかを吹っ切れたように彼らしいプレーが見れるようになってきました。

時に親というものは、周りの情報や、子どもに期待するあまり、距離感を見失って、自分の問題のように捉えて関わってしまうことがあります。

親子になるとその距離のとり方がすごく難しいところだと思います。

子どもがSOSを出すまでは、子どもが自分自身の課題を自力で乗り越えることができると信じ、必要とされてないのに、求められていないのに、勝手に子どもの課題に入っていこうとせず、どんな言葉が彼らしくいれるのか考え、見守ってあげることが 私が応援できる一番の方法なのかもな、と改めて思えたことでした。

そして、コーチングというのは時に、本人が必要としていない場合は、尋問になってしまう可能性もあるし、信頼関係の上で成り立つことも、改めて体感した経験になりました。

サカママの皆さん。
なかなか我が子との距離感って難しいかもしれませんが、もし上手くいっていないときは、距離が近づきすぎではないか?離れすぎではないか?信じて見守ってあげられているか?

ご参考までに今一度見直してみられるといいかもしれません。まだまだ私もトライ&エラーで引き続き子どもとのコミュニケーションを磨いていきたいと思います。

WRITER PROFILE

寺園静代
寺園静代

マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
トラストコーチングスクール認定コーチ

幼稚園からサッカーを学ぶ中学校1年生と小学校5年生のサカママ。コツコツ努力家の長男と、運動神経が良く器用な次男。タイプの違う二人の能力を引き伸ばしてあげるために、コーチング的こどもとの関わりを活かして奮闘中。将来社会において求められる能力No.1は『コミュニケーション力』と言われる中で、チームプレーであるサッカーにおけるコミュニケーションの大切さを伝えます。

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