高校卒業後もサッカーと関わり続けるために――。業界最前線で働く人に聞く！【サッカーの続け方】

「サッカーを仕事にする」。それはプレーヤーに限らず、サッカーが好きな人間なら誰もが思い描く夢です。もちろん、プロサッカー選手としての道を歩めるのはほんの一握り。日本サッカー協会やJクラブへの就職は、いわゆる“狭き門”であり、ただ「入りたい」だけで叶う世界ではありません。しかし、世の中には想像する以上にサッカーに関わる仕事はたくさんあります。

トレーナーやコーチ、マネージャー、フロントスタッフなど、直接的にサッカークラブに関連する仕事はもちろん、食品や飲料メーカーに就職し、商品訴求のプロモーションとしてプロ選手、アスリートを広告に起用し、栄養サポートで関わること、メーカーの事業部門でスポンサードするサッカー競技にて、プロ・アマを問わず関連業務を行うこともあります。既存の業種に限らず、今この瞬間もサッカーという巨大な市場では、日々新たなビジネスが生まれ続けているのです。

サカママでは、そんな「サッカーを仕事にする」夢を叶えた方ちを紹介しています。彼らが就職に向けてどんな準備をし、努力を続けたのか、そして現職でどのような仕事を日々行っているのかを聞いています。サッカーに対する尽きることのない情熱を抱き、目標の達成まで走り抜けた方たちの声に耳を傾け、高校のキミたちの将来の参考としてください。

■FC東京/クラブスタッフ 井上健太さん

「FC東京に興味を持っていただき、1試合でも多く会場に足を運んでほしい」

■ファジアーノ岡山/マネージャー 島田篤希さん

「夢を諦めきれず大学卒業後にJAPANサッカーカレッジへ」

■ビーチサッカー日本代表/アヴェルダージ熊本BS 松岡翔太選手

「夢を諦め切れなかったからこそ、ビーチサッカー日本代表になれた」

■ヴィッセル神戸アカデミーU-15/トレーナー 渡慶次 啓さん

「自分の担当する選手が、いずれプロになる日を楽しみにしている」

■ジュビロ磐田/サッカースクールコーチ 阿部直樹さん

「子どもの笑顔のために最高の環境を」

■鹿島アントラーズ/マネージャー 大川慶介さん

「やりがいは勝利を選手と分かち合う瞬間」

■ヴァンフォーレ甲府/分析担当コーチ（アナリスト） 涌井秀人さん

「全選手とコミュニケーションを取り、柔軟に思考する」