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【サッカーの続け方】井上 健太(FC東京)

CASE クラブスタッフ(FC東京・営業推進部)

サッカーに関わる仕事を紹介するこのコーナー。今回は「Jクラブで働きたい!」という想いを中学生の頃から抱き、その夢を実現させたFC東京の井上氏にお話しを伺いました。「ファン・サポーターを増やすために」日々邁進しているという、その活動内容とは?

井上健太(FC東京)

井上 健太
いのうえ けんた

●1987年4月15日生まれ、神奈川県出身。城山高校卒業後、JAPANサッカーカレッジサッカービジネス科の2期生として入学。現在は東京フットボールクラブ株式会社(FC東京)営業推進部にてファンクラブの入会促進、クラブサポートメンバー獲得に尽力。

「FC東京に興味を持っていただき、1試合でも多く会場に足を運んでほしい」

ファン・サポーターの支援を育成強化へ

──まずは井上さんのFC東京での業務内容から教えてください。

「私の所属している営業推進部では個人の年間チケット、単日券の販売、キッズクラブ・中学生クラブ・ファンクラブU-20・クラブサポートメンバーの運用を行っています。その中で、私が担当しているのが、2010年から行っている『クラブサポートメンバー(CSM)』という支援型のファンクラブになります。1口1,000円(税込)から入会できるサービスで、2口(2,000円)で入会すると通常2,700円するホーム自由席のチケットとオリジナルタオルマフラーをプレゼントしています。5口の入会でさらに特典が付き、10口以上になると選手との交流イベントに参加できるなど、大変お得な内容となっています」

──クラブとしてCSMを行う目的は?

「FC東京は『強く、愛されるチームをめざして』を合言葉に、育成型のビッグクラブを目指しています。多くのお客様から支援を賜り、育成強化としてU-18・U-15などアカデミーの海外遠征等、育成費用に充てられます。J3で戦うU-23、そしてJ1トップチームに昇格するための貴重な経験を、若い年代で感じることは、今後FC東京が世界を相手に戦えるクラブになるために非常に重要な機会といえます」

──CSM拡大のため、主にどのような活動をされているのですか?

「ホームゲームでブースを展開し、CSMのご案内、入会促進をしています。2口の入会で当日券を購入するよりお得に観戦できるので、毎試合多くの方にご入会いただき、毎年約2万人のお客様からご支援をいただいております。一度入会いただいた方には、さまざまな会員限定サービスを行い、翌年も継続いただけるよう取り組んでいます。今後はデジタル化に着手し、利便性の向上、一人ひとりのお客様に合ったクラブ情報の発信など、CSMがより多くの方からご支援いただけるよう取り組んでいきたいと考えています」

──大変そうですが、やりがいがありそうですね。

「はい(笑) 。多くの方にFC東京への興味を持っていただき、1試合でも多く会場に足を運んでいただけるよう、これからも活動していきたいと思います」


【サッカーの続け方】井上 健太(FC東京) FC東京のホームゲーム(2018/10/20セレッソ大阪戦にて撮影)でCSMの入会促進に奔走する井上氏。
入会者増加が育成年代の強化へとつながる。

“受講する側”からJAPANサッカーカレッジの外部講師に

──今の仕事に就くために学生時代にはどのようなアプローチを?

「中学生の頃から『Jリーグに関わる仕事がしたい』という強い想いを抱いてきました。高校3年次にJAPANサッカーカレッジ(JSC)でサッカービジネス科ができたことを知り『ここに行きたい!』と両親に相談し、新潟行きを決めました。実務面では提携先のアルビレックス新潟でインターンを経験し、リーグの運営や日常業務を学ぶことができ、Jクラブの年間の流れを知れたことは大きかったです。座学では外部講師の方の講義が毎週楽しみで、講義後には必ず講師の方と講義以外の話をしていました。実際にクラブで働かれている方の業務や想い、どのようにしてクラブやサッカー業界に入ったか等、興味深い話ばかりでした。実は昨年、私がJSCで外部講師をさせていただいたのですが、改めて自分ももっと頑張らなければいけないなと感じました」

──今後はどのようにサッカー業界に関わり、貢献していきたいですか?

「多くの方とのご縁もあってこの業界で働くことができています。感謝の気持ちを忘れず、今後も一人でも多くのサッカーファンを増やす努力を続けたいと思います。それがFC東京、延いてはJリーグの発展につながります。地道な活動ではありますが、愛するサッカーというスポーツを広めていきたいです」

井上さんから高校生へのアドバイス

「サッカーに限らず全ての業界に言えることだと思いますが、自分から動かないと枠は広がりません。自ら進んで動いている人と、惰性で動いている人とでは確実に差が出ます。興味関心があることには積極的に動き出してほしいと思います」