メインコンテンツに移動

膝のスポーツ障害(腸脛靭帯炎)について学びましょう

今回は、腸脛靭帯炎についてお話しします。「腸脛靭帯」とは、腰の骨である腸骨とひざ下にある脛骨についている長い靭帯です。 一般的にはランナー膝として有名ですが、ランナーだけの障害でもなく、膝の曲げ伸ばしを繰り返し長い時間行うような選手に多発しやすい傾向があります。 症状として、膝の外側部分に炎症がでて痛みがあります。急に痛みがでる、というものではなく徐々に痛みが増してきて、我慢しながら練習を続けていくと、ついには痛みで運動が難しくなるスポーツ障害です。 痛みや炎症がでるところは膝の横外側あたりで、急に走る量やトレーニングの量を増やしたり、スピードをアップさせたり、シューズを変えたり(→ソールが硬い、もしくは柔らかすぎる)、硬い道路ばかり走ったり(→コースを変えた)、下り坂のメニューを増やしたり、ストレッチを怠ったり、筋力不足だったり。。。と、色々な原因が積み重なって発症します。 加えて腸脛靭帯は、膝を20度~30度曲げたところで一番大腿骨に擦れるので、比較的膝を深く曲げて蹴り上げるように走る人より、膝をあまり曲げずに走る人の方が痛みを生じやすい、とも言われています。 対応方法は、まずは安静です。安静が難しいなら、トレーニング量や練習量を減らすなどのメニュー構成の編成も必要となるでしょう。運動前後にしっかりしたストレッチ(ウォームアップとクールダウン)も必須です。 もともとO脚な子どもは十分なストレッチを行ったり、医師の指示の元、インソールの使用を検討することも必要になってくるでしょう。 膝に痛みが出た場合、原因は実は膝ではなく、他の場所(例えば足の裏や股関節など)にあることもあります。 ある特定の場所にばかり負担がかからないように、例えば体幹のトレーニングであったり、正しい身体の使い方であったりをきちんと身に着けていくこともスポーツ障害予防につながります。

Pick Up

第10回サカママオンラインフェスタ

家族みんなで楽しめる大型オンラインイベント、サカママオンラインフェスタを開催します!
第10回となる今回は、サッカー日本代表の谷口彰悟選手、中村敬斗選手、ガンバ大阪トップチームコーチの遠藤保仁さんなどがサカママLIVEのゲストに登場します!
ゲストと直接お話しできる質問コーナーも実施します。

卒団式、何やってる?気になるあれこれをサカママに聞いてみた!

サカママ&サッカージュニアにとって3月は「卒団」のシーズン。そこで卒団式特集を全2回でお届けします。第1回は、卒団式はどんなことをしているか、記念品は何を贈るかなど、気になるあれこれを調査しました。

新たなスターは誰だ!?「選手権」注目プレーヤーFILE

世界で活躍する数多の名選手を輩出してきた選手権。今大会で輝きを放ち、次の一歩を歩み出すのはどの選手か!?8人の注目プレーヤーをピックアップする!

「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」編集部が選ぶベストメンバー発表!

毎年恒例のサカママ編集部が選ぶ「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」ベストメンバー!
ジュニアサッカーの集大成となる大会で、眩い輝きを放った選手たちの中から厳選し、ここに発表します!

真冬のサッカーを親子で乗り越えるための寒さ対策~我が家で愛用する便利グッズ~

いよいよ迎える本格的な冬。12月なのに異例の暖かさを記録する日もありますが、今後ますます寒くなる時間をどう切り抜けるか、冬のサッカー活動中に親子でお世話になっている様々な便利グッズを紹介したいと思います。