暑い夏に負けない我が家の定番補食
我が家の息子はジュニアからジュニアユースと新しいカテゴリーでの生活にも慣れてきました。練習や試合時間が長くなり、スタミナをつけることや体を大きくすることなどなど、さまざまな課題があるようで、より一層、食事や補食について考え試行錯誤をしている日々です。
季節がら気温が高くなる日も多くあり、栄養や量の摂取に悩んでいたジュニア世代を思い出します。厳しい暑さで、大人も子どもも食欲が落ちてきて夏バテや熱中症を起こしやすくなり、日々の体調管理が必要になってきますよね。そこで今回は、我が家の定番となっている夏の補食についてご紹介しようと思います。
暑い時期の疲労回復におすすめなきゅうり
気温の高い屋外スポーツ後、なかなかおにぎりなどの固形物が喉を通らないと悩んでいたときに、試合の合間に嬉しそうに棒に刺さったきゅうりにかぶりついていた息子の姿がありました。チームメイトのママからもらった手作りのきゅうりのお漬物は息子にとって救世主だったと思います(笑)。ママから作り方を教えてもらったうえに試食もさせてもらい(笑)、そこから息子仕様にアレンジしたきゅうり一本漬けは息子の夏に欠かせないメニューとなりました。
試合の前日夜に酢、中華スープの素、しょうゆなどを混ぜた液にきゅうりを漬けておきます。チャック付きの保存袋をクーラーボックスに入れて持って行き、食べる直前に割り箸を刺して食べるという感じですね。
夏場は汗を大量にかくことによって電解質が体内から失われます。その中にカリウムが含まれていますが、カリウムには利尿作用があり、火照った身体から熱を出して身体を冷やします。筋肉の動きをスムーズにするために重要な成分で、発熱しているときや気温が高いときにおすすめです。効果を最大限に引き出すためには、丸ごと食べることがすすめられています。
きゅうりは約95%が水分で構成されており、食べることで水分補給をすることができます。アスコルビナーゼという成分が含まれており、ビタミンCを壊す作用があると言われていますが、酢と一緒に摂取することでその作用を抑えることができます。ビタミンCを摂ることでクエン酸が作用し、疲労回復を促します。
運動後に大切な糖質、たんぱく質補給
和菓子が好きな息子にと考えたのが手作り水ようかん。スポーツようかんなど手軽に食べやすい商品もあり、アスリートには馴染みがあると思います。あんこの量を変えたり、塩分を足したりとこれも息子仕様に食べやすくしたものを作っています。ツルンとした食感の食べやすさだけでなく、水分と食物繊維が多いことから満腹感を得られ、糖質もあるためエネルギー補給、疲労回復もできます。
アスリートは消費したエネルギーを補充しつつ、炭水化物(糖質)を体に戻していくことが必要となります。激しい運動を行うと、筋肉の組織が破壊されます。そのためたんぱく質を摂取して筋肉を修復していきます。そして失われた水分を体へ戻すことも必要となってきます。
これらを行わないと、練習・試合が続くなかで疲労が蓄積していき、ケガへとつながってしまいます。これらのタイミングは運動後、早ければ早いほど良いので、手軽に食べやすいものを季節、体調に合わせて用意することが必要となります。
こんな感じでそれぞれの子どもに応じて試行錯誤しつつ、親も作る、食べる楽しみを見つけながらサポートしていけたら良いなと思います。