マンガ飯をおかわり!? 小食少年が爆食キャプテンに!
皆さまこんにちは!
やっとやーっと夏休みも終わり、いつもの日常が戻ってきましたね。
サカママの夏休み、遠征や合宿などサッカーキッズのサポートで大忙しだったかと思います。
何が一番大変って・・・そう。給食がないこと!!(笑)
朝ごはんを作ったらすぐお昼どうしよう~となり、気づけばずっとキッチンにいるような状態・・。
そして最近はたくさん食べる中学生男子がいるので、お米の減りが早い早い!
大変だ~と思う一方で、悩んでいた数年前を思い出すと嬉しい悲鳴でもあるのです。
今回は1年ぶりに長男の成長について書いていきたいと思います。
小食だった小学生時代
小学生の頃の長男は、好き嫌いは無いですが量が食べられず、食にあまり興味が無い子でした。
サッカーに夢中で練習量も多いのに、夕飯をしっかり食べ切れないことも多く、すぐ「お腹いっぱい。。。」と言っていました。
チームメイトが大盛りをおかわりしていたり、同級生のママが「冷蔵庫の中のものを勝手に食べちゃうのよ~」という話を聞くと、「うちの子は大丈夫かな? このまま身体が大きくならなかったらどうしよう」と心配になるばかり。
アスリートフードマイスターの資格を取って料理教室を開いたり、たまにはジャンクフードを食べさせてみたりと親として何かできることはないかなと試行錯誤していた日々でした(当時の悩みを書いたサカママコラムがこちらです)。
まるで別人! 中学生になって爆発した食欲
そして、長男が中学2年生になった今、食欲はまるで別人です。
夕飯は大きなお茶碗によそったご飯2杯。合計で800~900gのご飯をぺろりと平らげ、おかずもしっかり完食します。もともと好き嫌いは無いので、出されたものはバランス良く食べるタイプですが、食べる量とスピードがジュニア時代と比べると雲泥の差。
夕飯に作っていたパスタを練習前に食べて、練習後にしっかり夕飯を食べたり、私がいないときは冷蔵庫の中のもので適当に作って食べたり、たまに私が遅く起きた日は朝ごはんを待ちきれず自分と次男の朝ごはんまで用意してくれていました(笑)
お米の消費ペースも見事に変化しました。小学生の頃、兄弟2人で5キロのお米を1カ月かけて食べていたのに、今ではわずか2週間でなくなります。毎日の炊飯量がぐんと増えました。
もう5合炊きでは限界なのは分かっているのですが、一升炊きを買ったら負けな気がして、5合炊きで頑張っています(何と戦っているのかは謎)。
「マンガ飯」をペロリ! 外食でも見える成長
常連の近所の焼肉屋さんには私たちが「マンガ飯」と呼んでいる漫画に出てくるような山盛りのご飯があるのですが、ジュニア時代は一杯を食べ切るのがやっとでした。
それが今では余裕でペロリと二杯。もちろんご飯だけではなく、お肉の量もしっかり増えました(笑)
間違いなく今家族で一番食欲があるのは長男で、文字通りモリモリ食べる姿が微笑ましく、ついつい、好きなだけ食べなさい~! と言ってしまいお会計を見て驚くことも(笑)
体格とフィジカルの進化
体格も一気に変わってきました。
身長は163センチ、体重57キロ。チームメイトの中では身長はまだ小さいほうですが、身長の割に体重は結構あるようで、これから縦に伸びたらいいなと思っています。
特別に筋トレをしているわけではありませんが、日々のサッカーの練習で自然と筋肉質になり、フィジカル面の成長を実感します。
以前は10センチ以上大きい相手に当たり負けしていた競り合いも、今では簡単に倒されることはなくなり、ボールを奪い切る場面が増えました。
本人もその変化を自覚しているのか、プレーに余裕が出てきて、攻守両面でよりアグレッシブに戦えるようになっています。
昨年の年間ゴール数に4カ月で迫る! ディフェンダーでも得点に絡むことが増えた
ポジションはサイドバックやセンターバックを任されることが多い長男。守備の要としての役割を担いながらも、オーバーラップをしたり得意のキックでロングシュートを決めたりと、積極的に攻撃参加することが増えました。
中学1年生の時には対外試合で年間20ゴールを記録。ジュニア時代よりもゴール数が増え喜んでいましたが、中学2年生になった今年はさらに加速し、わずか4カ月で18ゴール! サイドバックにしてはだいぶ得点に絡めていて本人もどんどん攻撃参加して行こう! と自信がついているようです。
ジュニアの頃に比べると試合を見に行く機会がかなり減ってしまいましたが「今日ね、こんなふうにゴール決めたんだよ!」と嬉しそうに説明してくれる長男の姿に、ジュニア時代に悔しくて泣いて帰ってきた姿を重ね、子どもの成長は本当にあっという間だなと感じました。
キャプテン2年目、リーダーとしての成長
長男は中学1年生の時にキャプテンを任され、今年で2年目を迎えました。
最初は戸惑いも多く、自分のプレーに集中しながら仲間に声をかける難しさに悩むこともありましたが、今では試合中の声かけや試合外での仲間への雰囲気づくりも自然とできるようになってきました。体格がしっかりしてきたことはプレーだけでなく、リーダーとしての自信にもつながっているように思います。
「食べること」が力に変わる
「食べられるようになった」という日常の変化が、そのまま「サッカーでの成長」に直結しているのを感じます。
冷蔵庫の中身があっという間になくなること、5合炊きの炊飯器を何度も洗うこと、焼肉屋で驚かれる食欲、自分と弟の分の朝食を作る姿。
親にとっては毎日の食事や洗濯など、小さな大変の積み重ねですが、その先にある彼の姿を思うと、すべてが誇らしく思えてきます。
あんなに小食で心配していたジュニア時代が嘘のように、今では「食べること」で体を作り、フィジカルの強さを育み、プレーに自信を持ち、キャプテンとしての責任感を支えているのだと実感しました。
これからどこまで成長するのか分かりませんが、たくさん食べて、たくさん寝て、身体も心も成長してくれたらいいなと思っています。
現在小学5年生の次男も食トレ中で、こちらも食べるのが遅いので悩み中ですが、今の長男の姿を見ていると、次男も3年後にはマンガ飯2杯軽くペロリなのかなと思うと焦らず見守っていけそうです。
これからも試行錯誤しながらサッカーキッズの食欲が増すごはんを作っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。