第12回『子どもの心を支えるために、大人ができること』
皆様こんにちは。梅雨と思えない暑さですね!
熱中症対策しっかりとっていきましょう!
今日のテーマは『マインド』についてです。
よく、保護者の方から「うちの子メンタル弱いんです、どうしたらいいですか?」と質問があります。
私はメンタルは生まれ持ったものだと思っているので、“メンタルを強くするために!”ではなく、『心の捉え方』次第でマインドが変わっていき、そして成長につながる、その結果メンタルが強くなるのではないかな? と思う今日この頃です。
とくに「GKはメンタルやられるポジションだよねー」と言われるポジションですが!
それだけ大切なポジションなので、1つのプレーを大切に全力で挑む。油断なんて誰もしてないしできないと思うんですね、
けど失点する時はします。
そのときに仲間、家族がどれだけ励ましてあげられるかで、その子の心が変わっていくのではないかな? と思います!
褒めることで心を変えてあげる
私はよく娘のミニバス時代に、「◯◯が行かないからやん」「◯◯が外すからやん」「◯◯が強く行かないからやん」「逃げてるだけやん」と、娘のできてないところばかり見て指摘してしまい…そうなると娘は、「外したらどうしよう」「行かなかったらまた言われる…」など、ネガティブに捉えてしまう時期がありました。
そこで私の言葉が娘をダメにしているかもと思い、葛藤もありましたが! 良いところを見て、褒めることにしました。
すると、自らチャレンジする娘に変わっていき成長していきました。
心を変えてあげられる保護者の言葉は、GKにとってとても大切かもしれませんね!
先日、ママ友からこんなLINEが…
「PKで試合負けちゃったんだけどね、GKのプレッシャーって半端ないよね、誰も責めてないのに自分のせいだって大泣きしちゃったんだ」
と。
私は、とても悔しかったと思うけどその子は素晴らしいなと思いました! そのLINEだけで感動!
その子はフィールドのせいには一切してない。俺が止めてれば…と責任を感じるって素晴らしいことだと思うんです!
なので私は知らない子ですが、全力で褒めてあげたいと思いました! あっぱれだ!! と!!(ドラマ風…笑)
人のための行動は必ず報われます。この子はきっとこの試合で大きな成長をしたのではないかなと思います!
マインドを大切にするには、子どもたちが自ら発信するよう心を動かす親御さんの言葉。
これは保護者だけでなく指導者も同じ。
自分の考えを押し付けたり子どもたちに言うことを聞かせるのではなく、自らチャレンジしたくなる環境を作るのが指導者の言動であり、保護者の言動でもあるのではないでしょうか。
日々コミュニケーション力アップですね!!
先日、娘のインターハイ予選で、3点差で敗戦してしまいました。
しかし、引退を伸ばしウィンターカップまでやると。
ウィンターカップ予選前までにできる限り話を聞き、どんな言葉をかけてあげたらよいか私もチャレンジ中です!!
子どもたちの成長のために心は熱く! 頭は冷静に! 見守ってあげましょう!!
今日もお読みいただきありがとうございました!