ごはんで未来のアスリートを応援!
サカママの皆さん、こんにちは!
先月からコラムをスタートしました、サカママ歴8年、スポーツフードアドバイザーのizumiです。
スポーツ栄養の知識を生かした、子どもでも食べやすい【ラクうま栄養アスリート飯】レシピをインスタグラムで発信しています。
コラム2回目の今回は『栄養サポート』についてご紹介します♪
強いカラダ作りは、食事から
サカママの皆さんも既に実践されていたり、栄養サポートに興味のあるママも多いかと思います。
実際にインスタグラムのフォロワーさんから
『身長を伸ばすにはどうしたらいいですか?』
『体重を増やすにはどんなごはんを食べさせたらいいですか?』
『強いカラダ作りにはどんな栄養を摂ったらいいですか?』
などとよくご質問をいただきます。
成長段階の子どもへの食事サポートは、栄養素をバランス良く摂取することがポイントです!
サッカーに例えると、それぞれのポジションが力を発揮するからこそ強いチームになるのと一緒で、カラダもいろいろな栄養素を取り入れることで強いカラダ作りへとつながります。
正に栄養素も【チームワーク】ということですね!
カラダに負担を掛けない栄養サポートが大切
大人のように消化吸収がまだきちんと整っていない子どもの体は、たくさんの量を食べることが消化不良につながって、せっかくの栄養素もうまく吸収できずにお腹を壊したり、パフォーマンスへ逆効果につながる恐れもあります。
我が家の体験談ですが、お腹を空かせて夜の練習から帰宅した子どもへ、山盛りのごはんと肉中心のたっぷりのおかずを食べさせたことがありました。すると翌朝「お腹が痛い…」と言って起きてきたのです。良かれと思って山盛りに盛ったごはんやおかずが消化不良を起こしてしまったようで、夕飯から寝るまでの時間が短いにも関わらず、多く食べさせてしまったことが原因でした。
なので今は、夜の練習前におにぎりやお餅などの炭水化物を食べてから行くようになって、帰宅後は脂質少なめのおかず中心で夕飯を済ませるようになりました。ちなみに、おにぎりなら鮭、お餅ならきなこやあんこにすると、たんぱく質も一緒に簡単に摂取できるのでおすすめです!
他には、試合前にたくさん食べさせてしまって、試合中にお腹が痛くなってしまった…なんて話もよく聞きます。
試合当日は、試合開始時間の3時間から3時間半前までに食事をすることが理想といわれていて、試合時間から逆算して食事時間を考えるのがベスト。ですが、忙しい朝なんてそんな時間の余裕もなかったり、試合当日のプレッシャーから食欲がなかったり…。
そんなときは、うどんがおすすめです♪
麺に多く含まれる炭水化物は消化が良くて、エネルギー補給にもぴったりなので、我が家は前日作った豚汁にうどんを入れて『豚汁うどん』にすることが多いです。
1個で約10gたんぱく質が摂れる『パワー五目巾着』
カラダ作りに必要不可欠な栄養素【たんぱく質】
たんぱく質には、運動によって分解された筋肉を回復させて、強くする働きがあって、その繰り返しで運動にあわせて「強く、大きく」なっていく…これを『超回復』といって、筋力アップやカラダの成長につながります。
そんなたんぱく質と、他の栄養素も一緒に摂取できるラクうま栄養レシピをご紹介します!
その名も『パワー五目巾着』
材料(10個分)
・油揚げ 5枚
・木綿豆腐 1丁(大きいパック300g前後のもの)
・鶏ひき肉 200g
・乾燥ひじき 大さじ1
・切り干し大根 20g
・人参 30g
・枝豆 20粒程度
・米粉(代用→片栗粉) 大さじ1
・卵 1個
・パスタ 3本
(A)
・水 300ml
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ1
・和風顆粒だし 小さじ2
作り方
- 人参はスライサーで千切りにして、切り干し大根は水戻しせずハサミでカットしてボウルに材料すべて入れて混ぜる。
- 油揚げはキッチンペーパーで挟んで余分な油を取り、半分に切って、袋状にする(うまく開かないときは、油揚げの上を綿棒でゴロゴロ転がすと開きやすくなります)。
- 油揚げの口を開いて具材を詰めて、パスタで口を閉じる。
- 鍋にAを入れて、油揚げを並べて、中火で5分、裏返して5分煮る。
〔1個当たり:エネルギー110kcal、たんぱく質10g、食物繊維2g、カルシウム95mg、鉄分1.2mg〕
このレシピの作り方動画や栄養ポイントはインスタグラムでご紹介しているので、ぜひ見に来てくださいね。
トップアスリートも取り入れている『食トレ』
とはいえ、毎日忙しいなかで完璧な栄養満点ごはんを作ってあげるなんてハードルが高すぎますよね…!
なのでわたしは、1つのおかずにいろいろな食材を掛け合わせてラクして簡単に、食費も抑えながら上手に栄養摂取することを心掛けています。
例えば炒め物なら、【肉×野菜×厚揚げ×卵】味付けした最後に【鰹節】をかければカルシウムや鉄分をプラスできたり、乾物は栄養分が濃縮されているので栄養価が高いほか、長期保存も可能なので特売日に買ってストックしている我が家です!
ひじき、切り干し大根、高野豆腐…はストック棚のスタメンです!
何より、ママのごはんは愛情たっぷりで魔法の栄養素がたっぷりなんですよね♪
そして、子どもと一緒にママやパパもバランスの良い食事を心掛けて、家族みんなで元気なカラダを目指しましょう♡