「JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会」編集部が選ぶベストメンバー発表!
昨年末、全国から勝ち上がった48チームが熱戦を繰り広げた「JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会」。サカママ編集部では本大会を現地取材し、輝きを放った選手をピックアップ。毎年恒例のベストメンバーをここに選出します!
※各選手のコメントは大会取材時(2023年12月)にいただいたものになります。
★「JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会」大会特集ページはこちらサカママが選ぶ、ポジション別ベストメンバー発表!
FW
青木琉壱(FW)
FCリバース(愛媛県代表)
僕が縦パスを収めるのがチームの戦術
「ボールを受けて前を向いたらどんどん仕掛けていくのが特徴だと思っています。全国大会は強豪ぞろいなので苦戦するかと思っていましたが、1次ラウンド3試合を戦って、意外にドリブルで抜けるので自分に驚いています(笑)。僕が縦パスを収めて、3人目に落として反転して裏に抜けるスタイルがチームの戦術でもあるので、周りとのコミュニケーションを大事にしています。身長はもともと大きい方ですが、食事は米をたくさん食べるように心掛けています。お母さんが試合前は消化のいい食事をつくってくれるし、おやつはお祝いの時以外は口にしないようにしています。自主練を毎日しているので、中学に言っても変わらず続けていきたいと思っています」
菊地壱輝(FW)
レノファ山口FC(山口県代表)
DFを背にカラダを入れ替える動きが得意
「もとからカラダが大きいので、その特徴を活かして、前線でしっかりボールを収めて、チャンスを作り出すことを意識しています。4年生まではDFをやっていたのですが、5年生から監督にFWが向いていると教えてもらって、ここまで成長することができました。相手DFを背にカラダを入れ替えてボールを受けたり、味方を活かすプレーを心掛けて練習してきましたが、全国の舞台はそれぞれ特徴が違うので難しいですね。中学からは浦和レッズのジュニアユースに進むのですが、両親にはカラダを大きく産んでくれてありがとうと言いたいです」
MF
山田魁慈(MF)
FCアロンザ(愛知県代表)
三笘選手のようなプレーをしたい
「縦に行く推進力がストロングポイントです。鹿児島にたくさんの応援の方が来てくださって緊張してしまいました。固くなって球離れが悪くなったり、逆サイドに展開することを怠ったり反省点が多いです。大会期間中に修正してきたいです。憧れの選手は三笘薫(ブライトン)で、ドリブルを参考にしています。将来はプロになって、国内なら名古屋グランパス、海外ならマンチェスター・シティで活躍したいです。感謝を伝えたいのはコーチです。自分が上手く行かなかったときにいつも励ましてくれて、ここまで成長することができました。ありがとうございます」
野口壱斗(MF)
ソレッソ熊本(熊本県代表)
兄に負けない練習をしたら球際に強くなった!
「ポジションはアンカーを務めていて、球際の強さには自信があります。兄がドリブルが上手なので、そこに負けずに練習をしていたらディフェンスが強くなりました。ソレッソ熊本U-15出身の松岡大起選手(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ)に憧れていて、あのくらい球際の強い選手になりたいと思っています。将来は世界一のプロサッカー選手になれるよう頑張ります」
田中綸太郎(MF)
FCアロンザ(愛知県代表)
縦へ抜ける動きは駆け引きがポイント
「スピードを活かして縦に抜ける動きがストロングポイントです。サッカーを始めた頃は技術がなかったけど、小さい頃からずっと外で遊んできたので速さには自信がありました。そのうち技術もついてきて、駆け引きもできるようになったらどんどん抜けるようになりました。両親はスパイクも勝ってくれて、送迎も毎日、ご飯をたくさん作ってくれます。全試合3得点以上つけて勝つことが目標(大会初日時点)なので、見ていてください!」
DF
柴田健琉(DF)
FCアロンザ(愛知県代表)
どんな相手でも絶対にヘディングで跳ね返す
「1vs1の対人の強さ、ヘディングの強さで跳ね返すことがチームでの自分の役割だと思っています。誰にも負けません! 全国大会に向けてインターセプトや球際での強化をしてきて、その成果が出ていると思います。目標は全国制覇しかないですね(大会初日時点)。元スペイン代表のDFセルヒオ・ラモス(セビージャ)みたいに華のあるディフェンダーとして、世界で活躍するような選手になりたいです。(両親へのメッセージ)全国制覇します! 見ていてください!
坂尾優友(DF)
エクセレントフィートFC(埼玉県代表)
サッカー専用のインソールで踏ん張りがアップ!
「対人で負けない、得点を取れるセンターバックを目指しています。カラダが大きくなるように食事はとくかくたくさん食べています。肉中心にならないように、朝は魚を食べてバランスを意識しています。ZAMSTのサッカー専用のインソールを使用していて、踏ん張りが効くから、スピードも上がったと思っています。マンチェスター・シティの守備の中心選手のルベン・ディアス選手に憧れています。埼玉県代表として3連覇したいです!」
GK
荒木鷹力(GK)
セントラルFC宮崎(宮崎県代表)
ブラジル代表GKのようになりたい!
「キック力には自信があります。特にパトンキックは得意で、カウンターとなるようなキックを打てるように、常に攻撃のチャンスは伺っています。横河武蔵野戦(ベスト16で勝利)での1失点もポジショニングが良ければ止められていたと思うので、もっと改善していきたいです。アリソン(リバプール)みたいに攻撃に貢献できるGKを目指しています。お母さんは送迎をして、サッカー用具もすべて買ってくれて、感謝しています。勝利で恩返しがしたいです」
サブメンバー
板東仁(MF)
横浜F・マリノス(神奈川県代表)
アジリティを活かすためにインソールにこだわり
「試合中でもチームみんなに声をかけて、 みんなを元気づけたりすることを意識しています。運動量とアジリティには自信があるので、たくさん走って、守備も攻撃も貢献できるようにしたいです。靴の中で足がズレないように、インソールにもこだわっています。全国大会は緊張するけど、楽しいです。イニエスタ選手みたいに、ドルブルもできて周りの選手を活かせるようなプレーヤーになりたいです。小学校の6年間サポートをし続けてくれた両親のためにも全国大会で優勝したいです!」
小野郁真(MF)
エクセレントフィートFC(埼玉県代表)
将来は日本代表でW杯優勝!
「全国大会なのでどのチームもレベルが高くて驚いています。ボールコントロールに自信があるので、常に周囲を見て相手の裏をつくプレーを意識しています。ベストなパフォーマンスを維持するためにもスタミナを強化してきました。キャプテンとして周りを元気づけられるように、常に声を出すようにしています。将来は日本代表にはいってW杯で優勝したいです。感謝を伝えたいのは両親と監督で、優勝して恩返しがしたいです」
神谷琉碧(FW)
エクセレントフィートFC(埼玉県代表)
スピードトレーニングでアジリティを強化
「ドリブルが得意なので、相手を抜いてチャンスを生み出すことを意識しています。エクセレントフィートでは特別なスピードトレーニングをしていて、アジリティを強化しているので、スルスル相手を抜けるようになりました。(全国大会2連覇のレジスタFCに県予選準決勝で勝利して)自分のドリブルが通用するのだと自信がつきました。母親は食事や送迎を毎日してくれて感謝しています」
芝野楓也(MF)
アイリスFC住吉(大阪府代表)
双子で出場する大会で旋風を起こしたい
「中盤でゲームをコントロールして、積極的に得点にも絡んでいけるのが特徴だと思っています。全国はやっぱり相手が強いから、1点を取ることがすごく貴重になるので、ボールを奪われずに決定的な仕事ができるよう頑張りたいです。伊藤涼太郎選手(シント=トロイデン)の相手の逆をつく動きを参考にしています。(同じチームでFWの)双子の弟の椿也とはいつもケンカしています(笑)。母親は毎日スマホで調べながら栄養のとれる食事を作ってくれて感謝しています。兄弟で全国大会に来られたので、勝って両親に恩返しがしたいです」
小林慶都(DF)
横河武蔵野FC(東京都代表)
強くて早くて賢いサイドバックを目指しています
「いろんな予選を勝ちぬいたチームと戦えるのが嬉しいです。都大会でも行ってきた逆サイドへの展開が全国の舞台でも変わらず通用しているので、やってきてよかったと思っています。カラダが強くて大きい選手を相手にすることが多いので、ポジショニングは常に意識しています。僕は守備が苦手で相手のフェイントに食いつきすぎてしまうのですが、そこは我慢して粘り強く戦っていきたいです。カイル・ウォーカー選手(マンチェスター・シティ)に憧れていて、強くて早くて賢くいて、サイドバックとして目標とすべき選手なので、参考にさせてもらっています。キャプテンとしてチームを鼓舞して、最高の仲間たちと最後まで戦い抜きます!」