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目標達成も睡眠次第?!意志の強さと睡眠の関係

みなさん、こんにちは!
スリープトレーナーのヒラノマリです。
2020年もこちらのコラムをよろしくお願いいたします。

みなさんはどんな年末年始を過ごされましたか?
新しい年がはじまると、学校でもご家庭でも今年の目標や新年の誓いを宣言する場面が多いですよね。
実は睡眠習慣と新年の誓いの達成度を調査した面白い研究があります。
イギリスのハートフォードシャー大学のリチャード・ワイスマン教授の研究によると、なんと睡眠時間を十分にとっている人の60%が目標を達成し、睡眠時間が7時間以下の人で目標を達成できたのは44%にとどまったとのこと!!

つまり、『睡眠を十分にとった人は目標達成ができた』というのです。
リチャード・ワイスマン教授によると、睡眠不足は疲労感を招き、睡眠時間が7時間を下回ると意志の力が弱まり、目標前に挫折しやすい傾向になるそうです。

一見偶然のようにも思える結果ですが、睡眠不足は脳機能を低下させ、抗うつ傾向が強くなるという別の研究結果もあるぐらい、睡眠はメンタルにも大きな影響を与えています。
これはお子さんも同じで、睡眠不足のお子さんは、自己肯定感が低いともいわれています。

私もスリープトレーナーとしてプロの選手の方とお会いする中で思うのが、サッカーするにあたっても、何かをするにあたっても『意志の強さ』が最も重要なんだということです。
今プロで活躍されている選手もみなさん挫折をし、それを乗り越えてきて今があります。

よく『うちの子どもは意志が弱い』や『根性がない』という話も聞きますが、『メンタルの強さ=根性』ではなく、実際はホルモンや脳機能が大きく影響しています。
そして脳を休息させ、メンテナンスできるのは睡眠中です。
メンタルや意志を強くしたいのなら、十分な睡眠というのは必要不可欠なのです。

もしお子さんが精神的に落ち込んでしまっていたり、やる気のない状況が続いているようでしたら思いきって練習を休んで、ゆっくり休む勇気も必要です。
日本人は真面目なので『よく休む、よく眠る=怠惰』と思いがちですが、ゆっくり休むこと、眠ることも夢への第一歩、努力の一環なのです。
一流の選手ほど『休息』や『睡眠』に対する意識が高いのも、その重要性に気付いているからです。
世界的に有名なアップル社のティム・クックCEOも毎晩7時間睡眠をとっていたり、世界のエグゼクティブたちも睡眠を大切にしています。

せっかく立てた新年の目標、実現させるためにも休む勇気、寝る勇気を今年は大切にしてみてくださいね!
私もしっかり睡眠をとって今年の目標を実現できるように頑張りたいと思います。

WRITER PROFILE

ヒラノマリ
ヒラノマリ
某大手インテリア会社でベッドや寝室のコンサルティングなどを経て、日本では珍しいアスリート専門の睡眠トレーナー『スリープトレーナー』としてJリーガーから五輪出場選手などの睡眠を指導。自身も子どもの頃睡眠に悩み、現場経験から得た商品知識やわかりやすい睡眠の豆知識はアスリートにも好評。大のサッカー好きでスタジアムに足を運ぶことも。睡眠健康指導士、アスリートフードマイスター2級などを保持。
https://sleeptrainermari.themedia.jp