「サッカーを仕事にする」ということ #03 ハウス食品グループ本社株式会社 亀田浩司さん
サッカービジネスの最前線で働く人々を特集する恒例企画。今年は、食やコンディショニングの観点からサッカーシーンを支える方々を中心にお話を伺った。「スポーツを通して子どもの成長や人々の生活を豊かにする」角度は違えど目指す未来に共通点を感じる彼らの考え方を紐解く。“選手”ではない彼らの、サッカーとの関わり方を紹介する。
今回はハウス食品グループ本社株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 広告統括部 企画制作課長 亀田浩司さんに「食育への想い」「JFAバーモントカップ」「サッカー・スポーツの価値」などサッカーと食品・医療品メーカー業界の関わりについてなどお話を伺った。
Q1 高校時代について
スポーツ観戦など、多様な文化に触れる
「学生時代は、よく現地観戦していたスポーツはもちろん、映画、演劇、ゲーム含めてエンターテインメントによく触れていたと思います。私は剣道部に所属していましたが、地元の千葉県はサッカーが強いので、高校サッカーはよく見ていました」
Q2 現職への経緯は?
生活の延長にある仕事に、食で人をつなぐ会社へ
「就職活動をするにあたり、普段の生活の延長線上にあり、自分が働いている姿が想像できる仕事に就きたいと思っていました。そのなかで“食品”は毎日のように見てきたものですし、お客様に届けた先も想像しやすい。それから食で人をつなぐことができる仕事を志し、今の会社に就職することになりました。入社してからは人事部を経て、広告の仕事を長く担当してきました」
Q3 現在の業務内容は?
グループ全体の広告業務・イベント業務を担当
「現在は、ハウス食品グループ全体の広告業務に携わっています。過去には、バーモントカレーやジャワカレーをはじめ、シチュー・ハヤシライス・デザートなど、ほぼ全領域のCM制作を中心に、広告の仕事を長く担当してきました。製品開発などの食品事業にも関わってきた経験があり、そのなかで製品一つにたくさんの人が関わっていて、そこに多くの苦労や努力があるということも肌で感じました。その経験をグループの良さを伝える業務にも活かせていければと思っています」
Q4 食育への想いについて
全国の子どもが参加。『はじめてクッキング』の意義
「私たちは食に関わるすべての方々に幸せになっていただきたいという想いを持っています。今年で30年目を迎えた、園児を対象とした『はじめてクッキング』教室では、みんなでカレーを作り、『自分たちで作って食べる』体験をする食育活動を行っています。カレーづくりを通して、子どもたちに成長過程で料理を作る苦労や食べる喜び、食材への感謝の気持ちを感じてもらうことはすごく大切なことだと考えています。そのほかにも親子で体験いただける農業体験のプログラムや、『ファミリーウォーク』、『ファミリーコンサート』など、幅広い年齢で体験いただけるイベントを行っています」
Q5 JFAバーモントカップについて
大会サポートだけでなく、子どものカラダづくりにも寄与
「大会を通じて得た仲間や経験をもとに、健やかに大きく成長してほしいと願い、1998年の第7回大会からサポートをさせていただいています。大会名にもなっている『バーモント』は『バーモントカレー』のことで、『子どもたちの元気を応援するブランド』として長年にわたり皆様に愛していただいています。フットサルの小学生年代日本一を決定する同大会にも、未来に大きな夢や目標をもって真剣に取り組んでいる子どもたちがたくさん参加していますので、まさにバーモントカレーのブランドとマッチしています。
今年からの新しい取り組みとして、出場チームに栄養バランスをサポートする『新玄 サプリ米』とバーモントカレー味の『味付カレーパウダー』を使ったお弁当を用意させていただきました。大会サポートだけでなく、子どもたちのカラダづくりに寄与したいという想いで始めましたが、反響もよく来年以降も続けていきたいと思っています」
Q6 サッカー・スポーツの価値とは?
周囲への感謝の気持ち。一人では何もできない
「スポーツは自分一人ではできないものです。記録や自分のスキルを高めていくことも大切ですが、そのなかでいろんな人が関わっているんだということも学べるのがスポーツの良さだと思っています。他者に対するリスペクトや、支えてくれる仲間や家族、周囲の方への感謝など、スポーツを通じて学べることは非常に多いと思っています。食も一緒で、我々メーカーだけでは何も生み出せません。
食材や素材を育てている農家の方、それを運んでくれる運送業の方、そしてそれを販売してお客様に届けてくれる販売店の方々、そういったつながりを大切に、生活の中で欠くことができない食という要素をスポーツの良さと掛け合わせながら、日々の皆さんの生活がより良くなるようサポートを続けていければと思っています」
Q7 高校生に伝えたいことは?
人生の財産になる3年間。『全力でやった』と思える経験を
「一日一日を大事に、真剣に取り組んでほしいと思います。10年後、20年後、『自分は全力でやった』と思えることは人生の財産になります。私も高校時代に必死に取り組んだことや、剣道部での経験で今に活きていることはたくさんあります。勉強やスポーツなど頑張れるものがあれば、それを通して得られる仲間や経験が財産となり、将来に活きてくるものがあると思います。そして、よく食べて、強いカラダを作ってください!」
思い出の1ページ
真剣な子どもの表情に心を揺さぶられました
今年の「JFA バーモントカップ」を観戦し、試合に勝って喜んでいる選手たち、負けて泣き崩れる選手たちの真剣な表情に、心を揺さぶられました。写真は、エキシビションマッチにも参加いただいたフットサル元日本代表監督のマリーニョさんと。

ある一日のスケジュール
| 8:00 | 出社、メールチェック |
| 10:00 | 社内の打ち合わせ |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | 外部との打ち合わせ |
| 15:00 | 資料作成 |
| 16:00 | 外部との打ち合わせ |
| 19:00 | 退勤 |