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「サッカーを仕事にする」ということ2024 #02 SOMPOホールディングス株式会社 大西 匠さん

「サッカーを仕事にする」ということ2024 #02 SOMPOホールディングス株式会社 大西 匠さん

サッカービジネスの最前線で働く人々を特集する恒例企画。社会価値創出のためのコンテンツを提供するなどを行っているSOMPOホールディングス株式会社の大西 匠さんにお話を伺った。

スポーツのチカラを借りて多くの人に価値を届けたい

 

大西 匠さん(ONISHI TAKUMI)

SOMPOホールディングス株式会社
広報部 ブランド・コミュニケーショングループ 主任

1997年2月23日生まれ、東京都小平市出身。さまざまなスポーツを経験した学生時代を経て、大学卒業後に損害保険ジャパン株式会社に入社。現在はSOMPOホールディングス株式会社に出向。子ども向けのイベントやWEリーグなどのスポーツ協賛を通して、保険にとどまらない社会価値創出のためのコンテンツを提供するなど、安心・安全・健康な未来を実現するための施策を行っている。

Q1. スポーツとの関わりは?

さまざまな競技を経験。常にスポーツが身近に

「 スポーツを始めたのは小学生のころで、水泳とサッカーをやっていました。サッカーは小・中学校の9年間プレーし、高校3年間はアメリカンフットボール部に所属していました。大学時代と社会人になって最初の数年間はスポーツと離れていましたが、現在の広報部でスポーツ協賛に関わっているので、常にスポーツは身近にあったなと感じています」

Q2. 現職への経緯は?

人と向き合った学生時代。より価値を提供できる現職へ

「 大学4年間カフェでアルバイトをしていたのですが、お客様にコーヒーを作ることであったり、一対一で価値を提供するということにやりがいを感じていたんです。その経験から、将来はもっとたくさんの人に同じように価値を提供していきたいなと思いました。その想いから、より多くの人に影響を与えられる金融業界を目指し、損害保険ジャパン株式会社に入社しました。入社してからは営業職を経て、現職の広報部に至ります」

Q3. 現在の業務内容は?

国内のブランド発信や企業理念に沿ったスポーツ協賛

「 広報部 ブランド・コミュニケーショングループでは、国内のブランドを発信するための広告宣伝、そしてスポーツ協賛事業が主な業務になります。『“安心・安全・健康”であふれる未来へ』という当社グループのパーパスのもとに広報部ができることとして、子ども向けのイベントであるSOMPOボールゲームフェスタの開催や、今年からタイトルパートナーとして協賛しているWEリーグのサポートなどのスポーツ協賛事業を行っています」

Q4. スポーツ協賛の取り組みとは?

保険にとどまらない社会価値創出のための取り組み

「イベントの開催や大会の協賛を通して、保険などのサービスにとどまらない社会価値創出をしていきたいと思っています。『あらゆる人がいつどんな時でも、ありたい姿に向かって歩んでいける、豊かで笑顔あふれる未来』の実現を目指して、スポーツが持つ“人を集めるチカラ”や“一体感を作るチカラ”を借りながら、SOMPOグループが提供できるソリューションとあわせて、多くの人のために有益な価値を提供したいです」

Q5. WEリーグ協賛のきっかけは?

事業や企業の垣根を越え多様性あふれる社会を実現へ

「 保険をはじめとした“安心・安全・健康”に向けたサービスをお客様に持続的に提供しながら、社会におけるさまざまな課題解決をしていくことで、社会価値の創出につながると思っています。そのためには、多様な経験や価値観を持つ人材が不可欠で、事業や企業の垣根を越えたつながりが必要になってくるなかで、当社が掲げているパーパスとWEリーグの『女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する』という活動理念が重なるということが、契約締結に至った最も大きい要因になります」

Q6. 具体的な施策は?

スポーツを通してより多くの人へ学びを提供

「9月の2024-25シーズン第2節では、NACK5スタジアム大宮(埼玉県)で、試合のパブリックビューイングと一緒に、来場者の方に防災に関して学んでもらえる『防災フェスタ』に参画しました。災害に関する意識は日々高まっていますが、実際に何をすればいいのかが分からないという人が多いと思います。そういったなかで、当社のコンテンツを通してより多くの人に楽しく学んでいただける機会をもっと作れたらと思っています」

Q7. 今後のスポーツ事業の展望は?

地域ごとの課題解決を通してWEリーグの普及につなげたい

「 WEリーグや各クラブ、そしてSOMPOだから提供できる価値の創出に向けた取り組みを展開していければと思っています。タイトルパートナーとしてWEリーグ自体を盛り上げることも大事な仕事だと思っているので、地域ごとに存在する課題の解決を通して、全国のより多くの人にWEリーグを知ってもらい、好きになってもらって、観客数を増やすことにお力添えできたら嬉しいです」

Q8. 高校生に伝えたいことは?

周りを頼りながら常に全力で楽しむこと

「 私の高校時代は、アメフト部の活動に全力で取り組み、常に楽しんでいました。高校生だからこそやるべきことというのはたくさんありますが、勉強や部活をしていくなかで“一人でできないこと”があったり、つらくて苦しいこともあると思います。私の場合はその経験を学生時代にしてきたからこそ、大人になっても簡単には諦めない、継続するチカラが身についたと感じているので、学生のうちは周りの人を頼りながら、いろんな経験をしてほしいです」

ある1週間のスケジュール

9:00 出社、スケジュール管理
10:00 ミーティング
11:00 資料作成
12:00 昼食
13:00 来客対応
15:00 資料作成
19:00 帰宅

思い出の1ページ

WEリーグのキックオフカンファレンス
SOMPO WEリーグのタイトルロゴの看板に、各クラブの代表選手からサインを頂きました。タイトルパートナーとしてリーグを盛り上げるために、クラブと協力して地域に働きかけ、より多くの方にスタジアムに足を運んでもらえる施策をしていきたいです。

©Sompo Holdings

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