メインコンテンツに移動
「サッカーを仕事にする」ということ2024 #04 クラシエ株式会社 染谷さん

「サッカーを仕事にする」ということ2024 #04 クラシエ株式会社 染谷さん

サッカービジネスの最前線で働く人々を特集する恒例企画。クラシエ株式会社のCRAZY創造部と企画部を兼任し、社内風土改革を目指す新たな取り組みやWEリーグカップ協賛など、幅広い業務を担当しているに染谷さんにお話を伺った。

WEリーグ協賛を通して一人ひとりが輝く社会へ

 

染谷さん(SOMEYA)

クラシエ株式会社 CRAZY創造部

Q1. スポーツとの関わりは?

柔道とラグビーを経験。自分の意思を持つ力を養う

「中学で柔道、高校、大学とラグビーをしていました。大学に進学する際、『若いうちにスポーツをちゃんとやっておきたいな』という思いから、大学日本一を目指している筑波大学に入りました。ラグビーという人数の多い団体競技を通して、自分の意見を明確に主張することが、集団としても個人としてもいい方向に進むことにつながるということを学びました」

Q2. 進路を決めた経緯は?

モノづくりへの憧れからメーカーへの就職を希望

「高校生のときは、どういった仕事に就きたいと具体的には考えていませんでした。両親が教員をしていたので同じ道も考えましたが、モノづくりへの憧れがあったので、メーカーに行きたいと思うようになりました。それからラグビーを引退し、就職活動を経てクラシエに入社したという経緯になります」

Q3. 現在の業務内容は?

CRAZYな取り組みで社内風土を改革

「クラシエのビジョンである『私たちの明日「CRAZY KRACIE」』の理解浸透を推進するCRAZY創造部に所属しています。もともとクラシエはまじめな社風で、CRAZYとは離れたイメージだったのですが『周りを巻き込んで挑戦していこう』という意味が込められたこの言葉のもと、社内風土を改革しようという目的でさまざまな取り組みを行っています。具体的な企画でいうと、社内に部活動を作り、普段の業務では関わらない、違う部署の仲間と楽しみながら関係性を作る取り組みもその一つです。私はスイーツ部とボードゲーム部に所属していて、就業時間後にみんなでワイワイ食べながら遊んだりしています。これまでになかった仕事以外のつながりが社内のいろいろなところで生まれていると思います」

Q4. 特に力を入れていることは?

社外に向けた発信や子ども向けのイベント企画も

「『CRAZY KRACIE』を広める取り組みとして、最初のころは社内向けに役員などが情報を発信していました。ですが、イベントとしてより盛り上げるための施策として、芸人さんをお呼びして芸人ならではの発想を生かしたワークショップを行うなど、新たな取り組みも行っています。他にも企画部の仕事も兼任して行っているのですが、社会貢献活動(CSR)の一環として、週末に公民館で、地域の子ども向けに知育菓子Ⓡを用いた実験教室などのイベントを行っています」

Q5. WEリーグ協賛のきっかけは?

一人ひとりが輝く社会の実現を一緒に目指す

「弊社が掲げている『夢中になれる明日』というスローガンと、『夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する』というWEリーグの理念や方向性が合致していたことを受け、2023年よりシルバーパートナーとしてWEリーグをサポートすることになりました。そして2024年からはカップタイトルパートナーとして、8月に開幕した『WEリーグ クラシエカップ』の協賛を行っています。女性を対象とした製品を多く販売しているということもあり近年弊社の新入社員は女性の割合が多くなっています。WEリーグと一緒に取り組みを行うなかで、女性がさらに活躍できるようなヒントを得られたらという思いもあります」

Q6. 実際の取り組みは?

託児施設への知育菓子の提供

「WEリーグやクラシエカップのスタジアムに設置されている託児施設へ、弊社の知育菓子Ⓡを提供しています。大人だけでなく、子どもにもスタジアムに行くことを楽しんでもらえるように取り組んでいる施策で、普段関わりがない子たちが集まる施設ですが、お菓子をきっかけに一緒に遊んでもらって、仲良くなってもらえたら嬉しいですね」

Q7. サッカー界への貢献について

女子サッカーとともに歩み。歴史を一緒に作っていく

「WEリーグとしてもまだ始まったばかりで、カップ戦にタイトルがつくのも今年が初めてになります。クラシエとしても大会のタイトルパートナーをさせていただくことが初めてなのでやりがいがありますし、歴史を一緒に作っていくという仕事に誇りを持ってこれからも取り組んでいきたいと思います」

Q8. 高校生に伝えたいことは?

大事な選択をするときは、自分の意思を強く持って

「これから先、進路などの大事な選択をする際に、自分の意思を強く持つことが大事です。自分で決めた道という認識が、先々の自分を支えてくれると思います」

ある一日のスケジュール

9:00 WEリーグ定例会
11:00 チームミーティング
12:00 昼食
13:00 記者会見の備品準備
15:00 広報打ち合わせ
16:00 デスクワーク
18:00 スイーツ部活動
21:00 帰宅

思い出の1ページ

託児施設への知育菓子提供
WEリーグのスタジアムに設置されている託児施設へ、弊社の知育菓子を提供しています。子どもたち同士や施設のスタッフさんと一緒に遊んで楽しんでもらいたいです。

Pick Up

ニューバランス最新シューズを体感! ゲームをコントロールするタッチとフィット感とは!?

日本全国から48チームが集まった『ALL JAPAN SUMMER FESTIVAL 2025』。会場では出場選手がニューバランスの最新シューズをお試し! 実際に履いてみた生の声をレポートします!

【レポート】サイエンスxデジタルを使ったサッカー脳の鍛え方Vol.4

7月19日に開催した4回目となるSTEAM サカママイベント。ここでは、サッカープログラムを活用した講義やグループワーク、映像を活用したトレーニングの模様をお届けします!

SPECIAL INTERVIEW KUMON OB サッカー日本代表 中村敬斗[スタッド・ランス]

今季ヨーロッパのフランス1部リーグで活躍し、来年開催のワールドカップでの活躍が期待される中村敬斗選手。「楽しい」が信条の中村選手ですが、その成長の裏にはいくつもの挫折を乗り越えた過去があります。ジュニア時代から自身の成長の軌跡を振り返ってもらいました。

【Special Interview】佐藤龍之介選手[ファジアーノ岡山]の母・佐藤希代子さん

16歳でFC東京とプロ契約し、今シーズンはファジアーノ岡山で活躍する佐藤龍之介選手。6月には日本代表デビューも果たした龍之介選手を育てた希代子さんに、ジュニア時代を振り返りながら、食事や声かけ、メンタル面など、どのようなサポートをしていたのかをお聞きしました。

UTAMARO Global Cup U-11 2025 発表!優勝チーム&MVP選手

6月28日・29日に開催された「UTAMARO Global Cup U-11 2025」。3連覇を目指す王者・イタリアのユベントスFCのほか、今大会には新たに韓国からもチームが参戦。混戦となった第3回大会をレポートします!