出場機会減少と、モチベーションアップのためにやったこと。-子どものサッカーを応援する親の視点
お子さんの試合、毎回観戦に行きますか?
ジュニアユース所属の我が家の息子の場合、移動はチームバスがありますが集合場所まで距離があります。ひとりっ子なので、兄弟の用事かぶりもないため、息子を送りがてら観戦をしています。
入団したときから公式戦も練習試合も大体観戦していて、夫に用事があればわたし一人で行くし逆もしかりです。これまでは近郊しか運転できなかった私が、今では首都高速に乗れるようになり長距離運転(といっても最長でも2時間弱ですが)できるようになったのは息子のおかげ、といえます。

子どもの出場機会減による変化
3年生に上がってからの息子は、レギュラーメンバーからすっかり外れてしまいました。それまではわりとスターティングメンバーにいたので、観戦するのも送迎するのも苦に感じることはありませんでした。
公式戦に1分たりとも出なかったはじめての日、チームの勝敗よりも息子がいつ出てくるのだろうか? とベンチサイドばかりに目が行ってしまいました。そしてついに試合が終わったときはやはりガッカリしてしまったのですが、車に戻った息子が号泣していたので、こちらがガッカリした態度をするわけにもいかず、次から頑張ろうとしか声をかけられませんでした。
本人が悔しい思いをしているのであまり何も言えませんが、やはりピッチに立たない日に観戦に行くと楽しみ切れません。ただ、行かなければ出場した際に観戦ができないというジレンマ。みなさんはどうしているのでしょうか?
急に行かないのもあからさますぎて、出ないから送ってくれないのかな? と感じさせてしまうと思い、もう残りわずかな公式戦ということもありできる限りは送迎しています。
子どものモチベーション向上のためにやったこと
なんとかモチベーションをあげたいと小学校時代に行っていた「7つの習慣J」のテキストを読み返しました。
始めなければ何も変わらない!!
当時の息子が書いていた言葉などを読んでみると、きちんと「どうしたらどうなるのか」ということを考えた文章が書かれていました。
今はどうでしょう。少しでも空いた時間ができるとスマホで動画を見たりゲームをしたり。本人もよくないことと気付いているが故に注意されるととても嫌がります。
注意されて嫌がる=スマホ時間が長くなっていることは悪いことと認識があるのだと思います。

あと数試合の公式戦に少しでも出場できるよう、諦めのワードからポジティブワードに変換できるよう、私の意識も変えていけたらと思います。
息子は息子でどうせ出られないと諦め気味のワードを、私のほうは、ここで息子が出たって急に負けたりはしないだろうから出してくれたらいいのではないだろうか? という穿った視線での観戦をしていることに気が付きました。
そんな態度がサッカーにも反映してしまっているのかなと今更思い至ったのです。
観戦するからにはチームの勝利と息子の活躍が見たいというのはどの親でも同じかと思います。本人の努力がなければ叶わないけれども、せめてメンタルだけでもお手伝いできたらと思っております。