【GK TECHNICAL】第8回:コラプシング(構え→対応)
トレーニングの目的
前回に続き今回も「コラプシング」のTRを行っていく。今回は対応する前の準備の部分にもフォーカスをしていく。シュートに対応する前にGKはどんな準備をするべきか。腕の位置や足の幅、姿勢の高さなど、対応しやすいような自身の「体勢」を整えることも「準備」の一つと言える。前回行った「抜き足」「蹴り足」を意識し、発揮するための自分の「体勢」にも意識を持ってTRしよう。
トレーニングの流れ
FWからGKへの正面キャッチ( グラウンダー) からスタートとする。GKは正面キャッチ後にFWへグラウンダーパス、コーン間まで寄せて対応。下記のポイントを重点的に意識するために、最初はポジション移動を無しにして行うこともTRの幅として入れておく。しかし試合中はさまざまな方向への移動がある。横に移動、後ろに下がる、斜め後ろに下がるなど、ゴール方向に戻りながらの移動も多くある。そのために、短い移動ではあるがポジション移動の工夫があると、より実践に近い中でのTRができる。
最終的にGKが良い対応をするために、対応する前の[ 準備] の段階にもフォーカスしてTRを行っていこう。


手は軽く曲げた状態で力みすぎない。足幅は[抜き足][ 蹴り足] を発揮しやすいように肩幅より広く。姿勢は高すぎないことを意識し、ボールとの距離で変化させる。


足の幅が狭くなると、[抜き足][蹴り足]の動作がしにくくなる。また、手の位置が後ろにあることで手を出す場所も後ろになり、プレー方向が後方になってしまう。


抜き足が身体の前、蹴る足も地面を捉えている。腕の出し方はスピードに応じて変更できるように。注目は目線。ボールを見続けることもポイントである。
【今号の着用モデルはこれ!】究極のグリップ力を備えた高性能フォーム
GKが最高のパフォーマンスを発揮するために最高のテクノロジーを提供するuhlsport(ウールシュポルト)のGKグラブ。今回はハイグリップラテックスを表面に加工し、高いグリップ力と粘着性を実現し、耐久性やクッション性にも優れる「スーパーグリッププラス」を着用。
着用した木村さんは「僕は親指、人差し指、小指がGKに大事な3本指とよく言っているのですが、このグローブはその3本が特に包まれている感覚があって、キャッチはもちろん投げえる動作もしやすかったです。夏らしいさわやかなデザインも気に入りました」と絶賛。
サイバーテック スーパーグリップ+ハーフネガティブ

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■ PALM:スーパーグリップ プラス
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監修・文/木村 真