東福岡高校【全国強豪校REPORT〜第103回選手権出場チーム特集〜】
東福岡高校
福岡県/私立/[出場]3年ぶり23回目
【選手権最高成績】優勝(1997、98、2015年度)
新体制で復活を遂げた赤い彗星
3年ぶりに選手権に帰ってきた九州の赤い彗星。平岡道浩監督の新体制のもと、「伝統のサイド攻撃」だけでなく「手堅い守備」という武器を身につけた今季のチームは、プレミアリーグWESTで年間28失点、さらに今大会県予選を無失点で制するなど、主将SB柴田を中心とした堅牢な守備を強みとしている。
守備だけでなく配球など攻撃でも主導権を持つディフェンスリーダー山禄が「守備のコンビネーションはもちろん、攻撃陣の技術も全国の強豪に負けていない」と自信をのぞかせる名門が、東北で同じようにプロを多数輩出してきた尚志(福島)との初戦をはじめとしたプレミア勢がひしめくブロックに挑戦する。
柴田陽仁 (DF/3年生/主将)
「行動で示すキャプテンとしてチームをまとめることを一年間意識して過ごしてきました。“全国で優勝したヒガシ”に憧れて入学したので、“今年こそは”という選手権に掛ける想いはとても大きいと思います」
山禄涼平(DF/3年生)
「新チームになってから、守備を見直して特に意識した練習をしてきました。それが県予選無失点という形に表れて嬉しいです。CBとして、サイドチェンジのような配球で攻撃での貢献にも注目してほしいです」