佐賀東高校【全国強豪校REPORT〜第103回選手権出場チーム特集〜】
佐賀東高校
佐賀県/公立/[出場]2年連続14回目
【選手権最高成績】ベスト8(2023年度)
冬に向けて調子を上げる九州・公立の雄
8強入りを果たした前回大会からの一年を「夏の総体も含め前半はかなり苦しんだ」と、蒲原晶監督は振り返る。ロングボールや細かくつなぐスタイルなど、相手や状況に応じた柔軟な戦い方を繰り出すサッカーを展開し、2年次からレギュラーとして出場し、昨年度のベスト8を経験した主将DF田中やMF大島など根幹となる選手がチームをけん引。
準決勝で敗れた夏の総体予選以降は冬の選手権、さらに前回大会を超えるベスト4進出に焦点を合わせ、シーズン後半戦は調子を上げていった。大アウェイが予想される初戦の流経大柏(千葉)戦を含め難しいグループに入った。それでも選手たちはこの山を勝ち上がり、成績の更新に向けての自信を語ってくれた。
田中佑磨(DF/3年生/主将)
「夏の総体では予選の準決勝で敗れて悔しい思いをしました。それからきつい練習を乗り越えて選手権予選に臨んだので、これくらいできるんだっていう自信にもなりましたね。初戦から強敵が相手ですが、自信を持って良い準備をしていきたいと思います」
大島弘賀(MF/3年生)
「副キャプテンとして普段から声を出して、練習の雰囲気作りや試合でもコーチングを積極的に行うことを心掛けています。FWやサイドといった攻撃的なポジションで、武器であるチャンスメイクを生かして本大会で勝ち進みたいです」