遠野高校【全国強豪校REPORT〜第102回選手権出場チーム特集〜】
遠野高校
岩手県/県立/[出場]3年ぶり30回目【選手権最高成績】 準優勝(1960年度)
伝統のパスサッカー+堅守で県内圧倒
2年間全国の舞台から離れていた強豪校が、東北大会制覇、夏の全国総体出場、そして選手権出場を決める好調ぶりを見せている。現世代にとって初めての全国の舞台となった総体では、「気持ちが空回りして自分たちのサッカーができなかった」と佐藤邦祥監督は語る。
夏を不完全燃焼で終えたチームは、冬の全国出場に照準を合わせてメンタル面だけでなく、「伝統のパスサッカー+αで強度に耐えうる肉体や体力の強化も行った」という。岩手県予選を無失点で勝ち抜いたチームが、夏のリベンジとなる結果を残せるのか注目だ。
昆野翔太(MF/3年生/副主将)
チームとして結果が出なかった1、2年生を経て、「今年こそ」という想いで皆がパッションを持って取り組めています。今年は結果にも表れていますが、雰囲気がいいチーム状態で臨みたいと思います。
佐々木湧太(DF/3年生)
大会の入りは堅かったですが、無失点で勝ち切ることができました。ここまでの結果に満足せずチャレンジャーの気持ちで、自分たちの力を出し切って目の前の一戦に勝てるように頑張りたいと思います。