「第101回全国高校サッカー選手権大会」注目プレーヤーFILE
100回の歴史で刻まれた数々の選手権ストーリーは、数多の名選手によって生み出された。新たな物語を紡ぐべく次の一歩を歩み出す今大会で、輝きを放つのはどの選手か!? 13人の注目プレーヤーをピックアップする!
新たな“選手権ストーリー”を紡ぐのは誰だ!選手権注目プレーヤー
福田師王
(神村学園・鹿児島/3年/FW)
ボルシアMG内定
最強FW、得点記録と日本一に挑戦
進路をボルシアMG(ドイツ)に決めた世代最強ストライカー。絶え間なくDFとの駆け引きを繰り返し、圧巻の高さからのヘッド、左右両足からの強烈なシュートでゴールを破る。
オウイエ・ウイリアム
(日体大柏・千葉/3年/FW)
柏レイソル内定
技術光る大型ストライカー
190cmの高さとスピード、テクニックを兼ね備えた大器だ。特に光るのは、足元の技術。前線での柔らかいトラップで攻撃の起点となり、多彩なキックでゴールに絡む。
塩貝健人
(國學院久我山・東京A/3年/FW)
無名の注目株、プロ内定組凌駕も
自分で考え、実戦に繋がるカラダ作りをしてきたことが功を奏し、東京予選を席巻したストライカー。圧倒的な推進力とキープ力、決定力を武器に一人でも前進し、ゴールをこじ開ける。
名願斗哉
(履正社・大阪/3年/MF)
川崎フロンターレ内定
“三笘薫2世”の強力ドリブラー
左サイドから緩急とテクニックを駆使しながらドリブルする姿は、日本代表MF三笘薫を思い起こさせる。上体が強く、懐の深い10番はDF2人相手でも止まらない。
荒井悠汰
(昌平・埼玉/3年/MF)
FC東京内定
タレント軍団のエースは柔剛兼備
高校生離れしたフィジカルとテクニックを併せ持つレフティードリブラーは、右サイドを連続の切り返しで攻略し、カットインから左足シュートをゴールに叩き込む。
北村一真
(国見・長崎/3年/MF)
7度目Vに挑戦する“名門の心臓”
戦後最多タイの選手権優勝6回、12年ぶりに復活出場する国見の10番。両足から繰り出す精度の高いキック、視野の広さが光るボランチだ。年代別代表候補も経験した“名門の心臓”。
田原瑠衣
(大津・熊本/3年/MF)
10番が前回の準優勝超えに挑戦
前回大会準優勝を経験している左利きのドリブラー。巧みなボールコントロール、身のこなしでサイドを破り、エースFW小林俊瑛に決定的なクロスを供給する。昨年超えに挑戦。
新谷陸斗
(東山・京都/3年/DF)
選手宣誓を担当するDFリーダー
U―17日本高校選抜で主将を務めたDFリーダー。サイズの無さを的確な読みとコーチングでカバーする。正確なパス、キャプテンシーも魅力。第101回大会の選手宣誓を担当する。
アッパ勇輝
(日大藤沢・神奈川/3年/DF)
神奈川王者のファイター
特別なサイズはないものの、攻守両面で空中戦の強さを発揮。また、球際で怖れることを知らないファイターは、カラダを投げ出して相手選手を止め、シュートブロックを連発する。
雨野颯真
(前橋育英・群馬/2年/GK)
シュートセーブ光る夏の優勝GK
今夏のインターハイ決勝で1対1を止めるなど5試合1失点で優勝GKに輝いた。シュートセーブとハイボールの強さが武器。キックを磨いてエデルソンのような攻守に貢献できる守護神へ。
葛西 淳
(青森山田・青森/3年/GK)
キックでも沸かせる王者の守護神
パントキックは先輩GK廣末陸を彷彿とさせる飛距離と精度。タッチライン際の選手へピンポイントでボールを通し、サイド攻撃の起点となる。リーグ戦でPKストップの活躍も。
藤澤芭琉
(徳島市立・徳島/3年/GK)
大会屈指のGKは可能性大!
県3部の公立中学校出身だが、高校で飛躍。ダイナミックなシュートセーブやクロス対応などポテンシャルは大きい。地元開催だったインターハイ初戦敗退の悔しさを冬にぶつける。
※写真は高校選抜時のもの
原田眞透
(日体大柏・千葉/2年/GK)
足元の技術に長けた攻撃的GK
足元の技術に定評があり、相手の背後に通すキックの精度も高い。千葉県予選準々決勝ではPKストップでチームを救い、準決、決勝では無失点の活躍でチームを初の全国に導く。