徳島市立高校【全国強豪校REPORT〜第102回選手権出場チーム特集〜】
徳島市立高校
徳島県/公立/[出場]2年連続20回目 【選手権最高成績】ベスト8(2019年度)
初戦から注目試合が多い第102回選手権。そんなビッグマッチの1つとして挙げられるのが、プリンスリーグ四国で18試合65得点、選手権予選では3試合20得点という圧倒的な攻撃力を持つ公立の雄・徳島市立と、夏の王者・明秀日立(茨城県)の一戦だ。
破壊力のある攻撃のベースとなっているのが、4-4-2から繰り出されるパスサッカー。しかし今季の徳島は、後ろから丁寧に繋ぐだけでなく、突破力のあるサイドからの攻撃や、全員がハードワークすることで縦への素早いカウンターやロングボールなど、幅広い攻撃パターンでどこからでも得点を奪えるのも強みとなっている。
チームのOBでもある河野博幸監督は、初戦の相手である明秀日立について「総体の時のように縦に速いサッカーでくるのか、繋いでくるのか読めないのでこちらが合わせていかないと」と警戒しているものの、「身体的に恵まれた選手が多く、それにより幅広い攻撃パターンで得点が奪える今季は例年以上に面白いチームになっている」と、チームとして初となるベスト4進出に向けて自信を覗かせた。
笠原颯太(FW・MF/3年生/主将)
「予選では緊張感を持って試合に臨むことができました。全国の舞台で緊張すると思いますが、その緊張も楽しんで、どんな相手と当たっても自分たちのサッカーを出していきたいです。自分の強みである縦への突破や運動量で、チームが1つでも上に行けるように貢献したいです」
山座拓達(MF/3年生)
「予選ではボールを持つ時間が長かったので、運んで崩して決めるというチームの形でプレーすることができました。ボランチとしてハードワークやボールにたくさん関わるプレーを意識しているので、チームの初となるベスト4進出を目指します」