メインコンテンツに移動
子どもに何を身につけてほしいか…ジュニアサッカーの夏休みの合宿やキャンプについて

子どもに何を身につけてほしいか…ジュニアサッカーの夏休みの合宿やキャンプについて

もうすぐ夏休みですね。サッカー少年の夏休みというと、合宿や遠征といった普段と違うトレーニングが加わりますよね。所属チームのほかにもいろいろな団体でサマーキャンプの企画があり、参加してみようかな、と思うご家庭も多いかと思います。

今回はご存じの方も多そうなバルサキャンプに参加したときについてと、普段の合宿で得たことについてお話しさせてください。

所属チームの合宿で身についたこと

サッカーが上達して帰ってきてほしいという思いはもちろんですが、小学校低学年の頃の我が家は自立心や集団行動でのマナーを身につけてほしいという気持ちがあり、機会があるごとに参加させていました。高学年になる頃には合宿をとても楽しみにしていた息子ですが、低学年の頃はあまり気乗りせず渋ったこともあったので、まさに「参加させていた」という感じでした。とはいえ、行ってしまうと毎回楽しいようで、行き渋りが嘘のように楽しかったことを話してくれましたし、お泊りに伴う珍事件もちょこちょことありました。

まず低学年の頃は特に私に頼りきりだったので、物の管理がとても苦手で大雑把でした。いまも変わらず汚部屋に生息しておりますが、当時は特にひどくソックスなどの小物をたいてい減らしてきました。しかもなぜか片方。減る分にはまだいいのですが、たまに増えることもあります。そうなると、返却をするのがとても面倒になってきます。お友達のものを誤って持ち帰ってしまったときは自分ですぐに返却できますが、学年が違う子のものや無記名のものの場合コーチにお願いしなければいけません。コーチにお願いすること=自分の管理の不手際が露呈するので、高学年になるにつれて物の増減の機会は減りました。合宿の効果ですね。

また、決まった時間に入浴を済ませなければいけないのに、準備が遅い息子はタオルだけを浴場に持って行くのか、パッキンした新しい下着をそのまま持ち帰ってきて初日に家から着ていた下着で2泊を過ごしたであろうと思えるときもありました。

食べ物の好き嫌いも多く、2泊以上の場合は若干やつれて帰ってきます。こちらも、学年が上がるとともに好き嫌いをしていることに羞恥心が芽生えてきたようで、自宅ではあまり食べない野菜なども合宿では食べたと言うようになっていったので、効果絶大です!!

バルサキャンプで感じたこと

そんな息子ですが、5年生のときにバルサキャンプに参加しました。日本代表メンバーの久保建英選手(レアル・ソシエダ所属)も参加したことがあると有名ですよね。優秀選手はスペイン遠征に招待してくれるというビッグチャンスありきのキャンプです。息子に誘いが来るとは思いませんでしたが、目標を持って参加するということが良かったのか、本人も友人と一緒ではなく不安もあったようですが参加に意欲を見せてくれました。

当日送っていったのですが、知らない土地、知らない人の中に入るのはやはり勇気がいるようで最初はモジモジとしていました。とはいえ、あとは本人次第とお任せして帰宅し、翌々日にお迎えがてら練習を覗きに行ったら、縁あって一緒になったメンバーたちと仲良くプレーしている姿を見ることができました。

トレーニング内容は私がサッカー経験がないのでうまく説明できませんが、キビキビとした指導でしたし、きちんと個々人を名前で呼んで指導していました。初日にウエアを配布されていて記名のトレーニングウエアではありますが、背中を読んでいる感じではなくきちんと覚えて声掛けしてくれているようでした。自分を認識してもらっているということに子どもたちは安心感を覚えると思います。そしてコーチ陣が名前をたくさん呼んでくれるので、一緒にプレーするメンバー同士も名前で呼び合えるようになっていくのかな? と勝手に思いながら見ておりました。

また、コーチたちはとても褒めてくれており、ポジティブな声掛けが委縮しない練習につながるのかなと素人ながらに見学しておりました。こちらに参加してどの辺が成長できたのかと問われると全く分かりませんが、自己肯定感は爆上がりだったように思えます。チームプレイではありますが、個々のメンタルで雰囲気が良くも悪くもなると思うので、否定的な声掛けがあるよりずっとよいと思います。

プレー面での変化は残念ながら気付けませんでしたが、初対面の子とも打ち解けてともに過ごせるようにはなりました。息子がどこまで理解してきたかは謎でしかありませんが、スペイン語を教えてもらう時間もあったようです。今後のグローバル社会に向けて、外国語や外国の人と接する際に物怖じすることがないようになってほしいとも思っているので、いいきっかけでした。長年開催されているキャンプですし、息子も楽しくサッカーを学べたし親としてもお預けするうえで安心のキャンプだったなと思いました。

暑い日が続くので水分補給なども気になると思いますが、その辺はスタッフが初日に持参した水筒に補充をしてくれるので安心かと思います。我が家がバルサキャンプに参加させたかった理由は、スクールである程度バルサのサッカーや教え方を知っていたので本人的にも混乱することなく習えるかなと思ったからです。例えばドリブルに特化した合宿やアジリティの合宿などいろいろなジャンルがあるのでしょうが、正直なにを学ぶことが息子のプラスか分からなかったので、いつものサッカーをより詳しく習えたほうがいいかなと思ったのです。それぞれのご家庭、お子さんの状況によって向き不向きあると思いますので、ご参考までに。

WRITER PROFILE

YASU
YASU

サカママ歴はあっという間に9年となりました。中2の息子と、息子の所属チームを絶賛推し活中。
サッカー未経験夫婦が手探りながらスクールやチームを探したり、移籍したり。ジュニアユース加入までのセレクションや心折れたこと、嬉しかったことなどを発信できたらと思います。

Pick Up

走りが変われば、プレーが変わる!走力を伸ばすトレーニング

走力はトレーニングによって変わっていくもの。ここでは、サッカーの走りにつながるトレーニングをご紹介。回数をこなすより、一回でも“上手くできる”ことを意識して!

知っておきたい!サッカーで求められる走力とは?

サッカーにとって欠かせない「走る」という運動。実は、サッカーと一般的な走りには違いがあるって、知っていますか? サッカー選手に必要な走力について、アビスパ福岡でフィジカルコーチを務める野田直司さんにうかがいました。

【レポート】佐藤龍之介選手の母・希代子さんのパフォーマンスがアップする食事サポート

ファジアーノ岡山で活躍する佐藤龍之介選手の母・佐藤希代子さんを迎えて行ったサーモスpresentsのイベント。ここでは佐藤さんが心がけていた、食事にまつわるサポートをご紹介!

【サカママのキニナル】三笘薫選手の著書 世界NO.1選手になるための『VISION 夢を叶える逆算思考』って?

日本代表、そして世界最高峰のプレミアリーグで活躍する三笘薫選手の著書『VISION 夢を叶える逆算思考』。一見むずかしそうなタイトルながら、分かりやすく文庫化になり、実はサッカージュニアやサカママに響く120の「技術」と「理論」が綴られています。ここでは、その一部をご紹介!

【レポート】サイエンスxデジタルを使ったサッカー脳の鍛え方Vol.4

7月19日に開催した4回目となるSTEAM サカママイベント。ここでは、サッカープログラムを活用した講義やグループワーク、映像を活用したトレーニングの模様をお届けします!