藤井学園寒川【全国強豪校REPORT〜第103回選手権出場チーム特集〜】
藤井学園寒川
香川県/私立/[出場]初出場
初の全国舞台にして、目指すは頂点!
堅守速攻を武器に、創部40年にしてついに選手権初出場を果たす。これまでも決勝に辿り着くも勝ちきれずに悔しい思いをしてきたが、転機は今年初めて参戦したプリンスリーグ四国での経験。「格上ばかりを相手に1年戦ってきたことで、自分たちに何が足りなくて、何をしないといけないかが分かったのは大きかったです」とキャプテンのMF伊藤瑛規は振り返る。
DF廣畑寛汰を中心とした粘り強い守備は、香川県予選でも3試合を完封。少ないチャンスを確実にものにしてきた経験はチームの大きな自信となり、選手権本大会でも臆する様子は感じられない。「今年最初に掲げた目標が日本一。それを目標に一戦一戦積み上げてここまで来ました。香川代表に恥じない戦いをしたい」と伊藤キャプテン。地元の期待を一身に背負い、寒川高校サッカー部は新たな歴史を刻むべく、全国のピッチへと踏み出す。
伊藤瑛規(MF/3年生/主将)
「3年間やってきたことが報われたと同時に、香川県代表として夢である国立に立って開会式、そして試合ができることにワクワクしています。決勝の尽誠学園はインターハイ予選で敗れた相手だったので、今回は全員が無失点を意識し、実行することができました。選手権では全部の相手が格上だと思いますが、自分たちの実力を証明して、サッカー部の歴史に残る試合をしていきたいと思います」
廣畑寛汰(DF/3年生)
「今年のチーム立ち上げの目標が日本一。香川県予選優勝はあくまで通過点です。僕たちの負けたくないという思いはどの代よりも強いと思うので、それがチームワークにも良い影響を与えていると思います。チームの長所は全員が守備・攻撃の切り替えを組織として行えるところ。僕は足も速くないし、身体が大きいわけではないけど、予測やポジショニングは意識しいて、プリンスリーグ四国で磨かれたと思います。初出場日本一を本気で目指しています!」