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山梨学院・長谷川大監督に聞く!トランジションサッカーを支えるコンディショニング・コントロールとは

コロナ禍によりコンディションを整えることが厳しいシーズンとなった昨年度の第99回全国高校サッカー選手権大会を制したのは山梨学院高だった。連動したプレスと素早い攻守のトランジションで、6試合を戦い抜いた王者を支えたコンディショニングとは? 高校、大学で指導経験がある長谷川大監督に、その取り組みを伺った。

長谷川大監督

選手権ではローテーションで回復に努めたのが奏功した

監督就任2年目にして、山梨学院高校サッカー部を11年ぶり、2度目の全国高校サッカー選手権大会優勝に導いた長谷川大監督。かつては神奈川大学で指揮を執り、高校、大学サッカー双方の監督を経験した異色の経歴を持つ。連携したプレスと素早いトランジションサッカーを標ぼうし、12日間で6試合の過密日程を戦い抜いた。

「私が目指すトランジションサッカーは、プレーの切り替え、つなぎの動作にフォーカスし、それをどれだけ100%の力でアクションし続けられるかにあります。今回では、相手のチームが疲弊して動けないときに、最も効果的な選手を投入したのが選手権での戦いでした。交代選手を含めてローテーションで回復に努めたことが奏功したと思います」

 

長谷川監督はベンチメンバーを含め全員の能力を把握し、効果的なカードを切るためにも選手全員の体調管理を徹底した。コンディショニングの重要性を知ったのは、大学サッカーで指導した経験が大きいと言う。

「大学サッカーの選手は1mmの無駄をそぎ落とすようなことをやっている。試合が終わった後は一歩も動けなくなるくらい、100%を使い切る。だから試合の次の日は休ませるしかないんです。コンディショニングを軽視してやれる世界ではない」

 

連戦を戦う高校生に対し、大学の理論をそのまま落とし込むことは難しい。だからこそ長谷川監督は「100%のパフォーマンス」の本質を伝えつつ、高校生でも理解できるアプローチで、丁寧に選手の成長を促している。

「少しずつですけどね(笑)。そもそも毎年新しいチームを作るうえでフィジカル面でベースが整っていないといけないと思います。その点、青森山田高校等は、チームとしてその感覚を持っている。選手全員がその感覚を持ち続け継承される文化がある。それは何年もかけて到達できるところ。素直に尊敬します」

 

長谷川監督が昨年夏から新たに取り入れているのが、アミノバイタル®だ。

「練習後すぐにプロテインを摂取し、試合ではアミノバイタル®プロ、ゼリーを併用して、コンディションを整えながら選手権に臨んだ。昨年はコロナ禍の影響もあり、選手が自分の弱みに向き合い、じっくりとカラダづくりができた。『昨年だけ』と言われないように、コツコツと積み上げて、毎年選手権の上位に進出できるようなチームを創っていきたいです」

コンディショニングの意識が受け継がれる“チーム文化”を構築し、真の常勝軍団となるべく、長谷川監督率いる山梨学院は改革を続ける。

 

“最後の粘り”を生む、山梨学院イレブンが取り組むコンディショニング

谷口航大
(主将/MF/3年/鹿島Jrユース出身)

青森山田に逆転されても崩れなかったのはコンディショニングの成果
「選手権では青森山田に勝つためにやってきて、逆転されても崩れずに這い上がることができたのはコンディショニングの成果だと思います。普段からアミノバイタル®を練習後に飲んでいます。今年は常に勝てる山梨学院を目指したいです」

茂木秀人イファイン
(FW/3年/FC東京U-15深川出身)

栄養補給の大事さを学び、食事のバランスは常に意識している
「中学時代に味の素の栄養講習会を聞いて、栄養補給の大事さを学んでからずっとコンディショニングを意識しています。食事のバランスに気を付けていて、練習前はおにぎり1個、オレンジジュースを飲み試合後はアミノバイタル®を飲むようにしています。高卒プロ、選手権得点王を目指します!」

山口宇汰
(MF/3年/鹿島Jrユース出身)

空いている時間をサッカー選手として必要な時間に
「食事、栄養のバランスは中学からずっと取り組んで毎日気にしています。練習後、お風呂後のストレッチ、睡眠をしっかりとるようにしています。寮生活では自分の時間に余裕があるので、その時間をどれだけサッカーに使えるかが大事だと思っています」

柴田元
(DF/3年/東京ベイFC出身)

練習強度が高いので、疲れを溜めないようにしている
「普段の練習強度も高いので、その粘りを試合で活かせるように、コンディションを整えています。ケガで離脱したくないですから、疲労を溜めないよう に、継続して食事、ストレッチ、睡眠を心がけています。守備の要として、終盤でも走り続けられる粘り強いサッカーを体現したいです」

指導者の視点 長谷川大監督
近道はない。毎日の高い意識と取り組みが重要

高校生は追い込むくらいやらないと自信がもてない。必ずしもそれが正しいことではないですが、そこまでやってこそ、サプリメントの重要性、価値を知ることができます。コンディショニングに近道はありません。日々の高い意識と取り組みが大事なのです。


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写真/渡部幸和

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