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九州国際大学付属高校が目指す“自走する”コンディショニング

8大会ぶり2度目のインターハイ出場を果たした「九国」こと九州国際大学付属高校。成長著しい飯塚、東海大福岡を下して夏の福岡を制した要因は何だったのか? そこには地道に積み重ねたチームとしての取り組み、そして江藤謙一監督があらゆるアプローチで浸透させてきた選手の意識改革にあった。“九国”の粘り強いサッカーの源泉を紐解く。

 
文武両道を掲げる九国。OBの永井謙佑をはじめ、メダリストの写真や歴代のトロフィーが所狭しと並べられている。

驚異の粘り強さで激戦のインターハイ福岡県予選を制す

元日本代表の永井謙佑らを輩出し、全国屈指の激戦区· 福岡で2度の選手権、インターハイ出場経験を誇る九州国際大学付属高校は、Jクラブら強豪がひしめくプリンスリーグ九州に所属する今年の夏の福岡王者だ。最後まで戦う粘りのサッカーを信条に、安定した結果を残す同校の強さの要因は、監督就任4年目の江藤謙一監督によるところが大きい。

 
元日本代表の永井謙佑らを輩出した杉山公一前監督の「最後まで戦うサッカー」を受け継ぎ、監督に就任して4年でチームを全国大会へ導いた江藤監督。

九州· 西日本地区の精鋭が集うイメージがある同校だが、実は80人いる部員は地元出身者ばかり。自宅から通う生徒が大半を占め、寮生は10人しかいない。技術レベルが高い新入生が少ないチームの性質上、江藤監督が就任直後から徹底したのが技術以外のフィジカル、メンタルヘルス、そしてコンディショニング管理だった。

「練習後の補食を習慣づけるために、監督就任後の2カ月は毎日選手全員をスタッフでチェックしていたほどです」

選手の疲労やケガのリスクを補うために、栄養バランスの取れた食事を摂ることはコンディショニングの大前提。自宅通いの選手が多いため、保護者の協力は欠かせない要素だ。

「体重が増えない、という親御さんの声をよく聞きます。活動量に対してエネルギーの摂取量が少ないことが原因ですが、では炭水化物とタンパク質だけを摂ればいいという話ではない。ビタミンなど他の栄養素が不足してもいけませんし、アスリートの食事は一般のご家庭では分からないことばかりなんです」

 

そこで江藤監督は今年4月、味の素株式会社による栄養サポートプログラム「勝ち飯」を選手だけでなく保護者向けにも開催。受講した保護者の反響も大きく、各家庭環境のバックアップも九国サッカーの強さを支える重要なファクターとなっている。

人一倍コンディショニングにこだわりを持つ江藤監督だが、その原体験はオリンピアンを親戚に持ち、全国レベルのバスケ選手である母親の影響によるところが大きいという。

「一日三食、『これを食べきらないとサッカーをさせない』という家庭でした。僕自身、食が細くて高校までカラダが大きくならずに苦労した経験があります。食事の重要性を実感しているからこそ、選手には栄養をしっかり摂ってもらいたいのです」

 

接戦の連続を制したインターハイ福岡県予選、実は九国のコンディションは決して良好ではなかった。5月、GW期間でのコロナ感染の影響で十分な練習時間はとれず、なんとか心肺機能を仕上げてギリギリの状態で臨んだ大会だったのだ。しかし選手たちは試合前後のアミノバイタル®などサプリメント、補食を 自ら摂りコンディショニングに努め、飯塚高校との決勝戦を26人目にまで及んだPKで制し、福岡の頂点に立った。

「生徒の“自走”が九国のテーマ。栄養講習、情報提供などきっかけ作りは我々大人が準備しますが、そのあと走り出すかは選手次第。インターハイの先の選手権まで、選手全員に同様のチャンスが与えられているのです」

江藤監督のもと、自走する九国イレブンが福岡の夏冬連覇へ向け歩みを進めている。

 

「勝てるカラダ」づくりの意識が芽生える!
栄養プログラム勝ち飯®とは!?

 

味の素株式会社による「勝てるカラダ」をつくるための栄養サポートプログラム。同社は五輪選手サポートの基盤となる施設「味の素ナショナルトレーニ ングセンター」を2002年より支援しており、講習会では実際にトップアスリートに提供されている食事の概念をもとに、1日3食の栄養補給の考え方、アミノ酸ほかスポーツで必要な「正しい栄養補給」の基礎から活用法を全国各地で広めている。コロナ禍を経て現在はオンライン講習も展開中で、選手だけでなく保護者も参加し理解を深めている。

栄養を理解することで「何のために食べるのか?」が見えてくる

 

1日3食の食事は「主食」「主菜」「汁物」「乳製品」「果物」「副菜」が揃っていることが基本。人のカラダは60%が水分、20%がタンパク質で占められ、後者は20種類のアミノ酸から構成されている。動くカラダに必要な栄養素を理解することで、普段の食事の「目的」が見え、自ずと取り組みも変わってくる。

選手たちは何を必要と感じ、何を変えたのか?

米山 凛 (DF/3年/主将)

講習会から日々の取り組みがルーティン化
2年次に味の素の栄養講習会「勝ち飯」からコンディショニングの意識が変わりました。汁物を最初に食べること、練習後の補食、試合の3時間前にしっかり食事を摂ること等は講習会を受けてからずっと続けています。DFの選手は連戦でも交代がきかないので日々のコンディショニングは欠かせません。

濱田大夢(MF/3年)

今、何を食べるべきかを意識している
高校に入ってコンディションを意識するようになると疲れも溜まらなくなりケガも減ることが分かりました。栄養講習を受けたあとは正しい栄養の理解も深まり、今では状況にあわせて自分が何を食べるべきなのか、どんな栄養素が必要なのか、を意識するようになりました。試合後に摂る「アミノバイタル®GOLD」は飲みやすくて気に入っています。

高瀬泰斗(MF/3年)

父に頼んで「アミノバイタル® プロ」を続けている
栄養講習を受けてから父親に頼んで「アミノバイタル® プロ」を買ってもらい、普段の練習前に飲むようにしています。僕は先輩たちの普段のコンディショニングの取り組み方を見て意識を変えるようになりました。普段の積み重ねが結局自分に返ってくるので、いい加減な生活はできないと思っています。

與田和也(GK/3年)

GKはカラダが資本!体重・体調管理を徹底している
キーパーとしてフィジカルは重要視していて中学のときからカルシウムや鉄分のタブレットを摂っています。アプリで体重・体調管理は徹底していて、どんなに激しい運動をしても体重を落とさず、食事量はすごく意識しています。

粘り強さが特徴の「九国」選手は飲んでいる!

 

最後の粘りを生みたいならコレ!
アミノバイタル® プロ

スポーツ時に大切なアミノ酸(9種類のアミノ酸からなるロイシン高配合必須アミノ酸+シスチン、グルタミン)3800mg。最新のスポーツ栄養科学研究から生まれたアミノ酸組成で、日々スポーツを続けたい方のカラダ全体のコンディショニングをサポート。さっと口どけの良い顆粒状で、グレープフルーツ味(無果汁)なので飲みやすい!

 

ハードな運動後のリカバーに!
アミノバイタル® GOLD

世界に挑む日本のアスリートを支える必須アミノ酸4000mg(ロイシン高配合BCAAなど)配合。最先端のスポーツ栄養科学に基づくアミノ酸配合で、ハードな運動後のリカバーをサポートする。飲みやすいスティックに入った顆粒タイプで、携帯に便利!

アミノバイタル®についてはこちら

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    https://www.ajinomoto.co.jp/aminovital/utility/football/