トレーナーの第一人者・小粥智浩氏に聞く!「コンディショニングの意識に年齢は関係ない」
例年のようにプロ選手を多数輩出し、日本サッカー界で重要な役割を担う大学サッカー。プロへと通じる彼らのコンディショニングに対する姿勢に、高校サッカーでも学ぶことは多いのではないだろうか? 大学サッカーを代表する名門・流通経済大学サッカー部の長年の取り組みについて聞いた。
ゲームでの課題を落とし込み、各自にフィードバック
関東大学リーグ1部優勝3回、インカレ優勝2回をはじめ、数々の優秀な成績を収め、ここ20年でプロ選手を90人輩出──。1998年の中野雄二監督就任後、飛躍的な成長を遂げた流通経済大学サッカー部は、日本を代表する大学サッカーの超名門だ。部員208人(2020年)は全員が寮生活。「コンディショニングは衣食住に関わる」という中野監督の教えのもと、徹底された生活管理が、この大所帯を支えている。その中野監督が「建物で言う土台づくりの上の階層。アスリートレベルのコンディショニングには専門家の知見が必要」と招聘したのが小粥智浩氏だ。現在は同大学だけでなく、日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフとして、年代別日本代表のコンディショニングコーチも務める、トレーナーの第一人者だ。
「2006年からサッカー部を見るようになり、本格的に関わり始めたのが2008年。後にプ ロとして活躍する山村和也、増田卓也、中里崇宏らが入学した年から、練習前後のコンディショニング面での取り組みを徹底した」
彼らの関東大学リーグ1部連覇などの功績が礎となり、超名門のコンディショニングへの取り組みは形作られていく。現在、流経大サッカー部では、選手をサポートするための複数の学生トレーナーがいる。彼らが多忙な小粥氏の目となって、200人以上の選手の状態を精査し、報告。その上で、小粥氏が試合で足りない要素をフィジカル的な視点で落とし込み、改善するためのメニューを学生トレーナーを通じて選手にフィードバックしていく。
「我々トレーナーと選手が問題点を共有した上でトレーニングすることが大事。具体的に目標を設定することで、選手のモチベーションとなり、日頃からベストなコンディショニングが欠かせないことを知るわけです」
「アミノバイタル®プロ」とセルフコンディショニング
目標を設定することで、個々の意識が変わり、取り組みも明確になる。主将の伊藤敦樹(MF/4年)は「朝、晩体重を測り増減を確認し、減ることのないよう管理している」と言い、宮本優太(MF/3年)、熊澤和希(FW/2年)はともに「一番動けるベストな体重」を見つけ、食事においても「何のために食べるか」を明確にし、実践してるのが印象的だった。その上で彼らはチームとして「アミノバイタル® プロ」を遠征や練習前に効率よく摂取し、余念のないセルフコンディショニングを行なっているのだ。
「まず食事をしっかり摂ることは大前提。その上で『アミノバイタル® プロ』は、アミノ酸を効率よく摂取し、リカバー、カラダをさらに上のレベルに整える意味で重要と考えています」
さらに小粥氏は、こう断言する。
「コンディショニングの意識に年齢は関係ない。高校生でも代表に選ばれてくる選手たちは目標を明確にし、取り組みができている。実践するのは選手の意識次第なのです」
最新の練習施設、コーチングスタッフの体制・統制システムといったハード面の充実はあくまで側面に過ぎない。選手個々のコンディショニングの意識の高さこそ、流経大が大学サッカーの名門であり続ける所以だ。
写真/野口岳彦
コンディショニングのために流通経済大学サッカー部も飲んでいる!
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