Jリーグ屈指のスピードスターを支える!メンタル・自主性・コンディショニング術
2019シーズンにMVP&得点王に輝き、2度のJ1リーグ優勝に貢献した横浜F・マリノスを離れ、今季からFC東京に移籍した仲川輝人。優勝請負人として期待がかかるリーグ屈指のスピードスターは、想像を絶するリハビリを乗り越えて現在がある。コンディショニングを徹底的に追及するプロフェッショナルの心技体に迫る。
優勝請負人。今季からFC東京の熱いラブコールを受けて加入したのが、横浜F・マリノスに2度のJ1リーグ制覇をもたらした仲川輝人だ。一瞬でDFを置き去りにする加速力と、キレ味鋭いドリブル、そしてストライカー並みの高い得点力。今でこそリーグ屈指のアタッカーとして知られる仲川だが、プロキャリア初期はケガとの過酷な戦いの日々だった。「午前と午後の2部練習にわたって治療とリハビリの毎日。歩けるまでに3カ月もの期間を必要とし、焦りと不安で圧し潰されそうでした」
2014年、大学ナンバーワンプレーヤーを襲った右ヒザの大ケガは、大学卒業を挟んで完治までに10カ月もの期間を要すことになる。同期がプロで活躍する中、一度もピッチに立てずに過ごした苦しみは想像に難くない。「F・マリノスに絶対恩返しをする。その揺るがない目的があったから、耐えられたと思います。そのために何をすべきか。できることから一つひとつ不安要素を解消して前に進みました」
ケガを乗り越えても苦難は続く。約1年間のブランクはサッカー選手に必要な試合勘を奪っていた。狭まった視野と低下した動体視力、脳とカラダのアジャストに要した期間は2年。2019シーズンにMVP&得点王に輝きマリノスに15年ぶりの優勝を取り戻した背景には、5年間もの己との戦いがあった。だからこそ、コンディショニングには一切の妥協を許さない。そんな仲川が10年以上飲み続けているのがアミノバイタル®プロだ。
「(リーグ4連覇した)専修大学時代、栄養講習でアミノ酸の重要性を教えてもらってから、飲み続けています。筋肉等のもととなるたんぱく質の材料のBCAAを中心に、激しい運動で消耗するグルタミン、アルギニンが効率よく摂れる。飲み始めてから手放したことはないです」
知識を深めていく中で、飲む種類・タイミングもアップデートされている。一日の大半をコンディショニングに費やし、ルーティンワークが多いことで知られる仲川だが、そこにアミノバイタル® の日課も加わる(仲川選手の日課はこちらから)。
「僕にとっては普通のこと。むしろやらないと気が済まない。あれ(プロ入りから続いたリハビリ期間)がなかったら今の僕はない。アミノバイタル® と一緒で、自分も一日一日アップデートし続けなくては、サッカー選手としての成長もないと思っています」
コンディショニングを軽視して続けられる世界ではない。それは誰よりも分かっている。だからこそ、高校生をはじめ若いプレーヤーに伝えたいことがある。
「栄養講習などで学んだことを自分で実行できるかが、今後のサッカー人生につながります。食事内容はもちろん、練習後の補食のタイミングを逃さないなど、高校生でもやれることはたくさんある。コンディショニングは早い時期から始めた方がいい。自分がそうでなかったから、なおさらそう思います」
徹底したコンディショニングが、重責に耐えうるメンタルと覚悟を生む。「J1リーグ初制覇」という首都の盟主の期待を一身に背負 い、「優勝請負人」の物語は続く。
逆境を克服するメンタル形成の心得
❶ クリエイティブ力!
大学サッカー最高峰の関東リーグ1部を4連覇した大学時代。意外にも練習時間が制限され、決して恵まれたとは言えない練習環境で、自ら管理・設計する能力を培った。「自分で考え、それを実行できることがトップ選手になるための最低条件だと思っています」
❷ 目的・目標の明確化!
大ケガからのリハビリ期間、「拾ってくれた横浜F・マリノスへの恩返し」という目的を掲げ、そのために必要な要素を逆算して目標を構築。10カ月もの過酷なリハビリを乗り越えた後も、試合感覚を取り戻すべく、自ら出場機会を求めて期限付き移籍を申し出て、アジャストに徹した。「遠回りかもしれないけど、僕にとってはこの期間があったから今があると確信しています」
❸ アップデートを怠らない!
コンディショニングを追求する姿勢からルーティンワークが多く、常に新しい情報を取り入れている。FC東京移籍から、さっそく長友佑都選手が実践するローパワートレーニング(毎日20分のジョグ)を取り入れている。「『日々成長』がキーワード。1日を無駄にせず成長を続けることはサッカー選手にとって一番大事なことだと思っています」
「これだけやらないと気が済まない!」一日から紐解くコンディショニング
ケガには細心の注意を払い、筋肉を温め入念なアップからスタートし、練習後には20分のローパワートレーニング、トレーナーによるケアに加え、温冷交代浴を行い、クラブハウスを出るのは17時を過ぎる日も。就寝までセルフケアは続き、アミノバイタル® を上の図のタイミングで毎日摂取している。「僕の中では普通の一日。別に苦ではないし、やらないと変な気持ちになる。だからアミノバイタル® がないと僕の一日は成立しません(笑)」
練習前
❶「アミノバイタル® プロ」
トレーニング
❷「アミノバイタル® BCAAチャージ」ウォーター
練習後
❸「アミノバイタル® GOLD」
❹「アミノバイタル® 」CONNECT
❺「アミノバイタル®アミノプロテイン」
トレーナーによるケア(マッサージ・交代浴)
❷「アミノバイタル® BCAAチャージ」ウォーター
セルフケア(マッサージガン・ストレッチ)
❸「アミノバイタル® GOLD」
❹「アミノバイタル® 」CONNECT
食事は緑黄色野菜を中心に!
色の濃い野菜を意識してブロッコリー、ニンジン、インゲンなど意識的に食べ、試合前日のディナーは勝利のゲン担ぎも兼ねて、栄養価満点の豚キムチが定番メニュー。「焼肉は大好きでも油が多いロース・カルビは1枚で満足しちゃいます。揚げ物はほぼ食べないです」
仲川輝人 が今、飲んでいるのはコレ!
毎日愛用しているアミノバイタル® を手に取って説明してくれた仲川選手。大学時代から10年以上使用し続けていると言う。
- 味の素 KK お客様相談センター 0120-16-0505
受付時間 平日 9:30~17:00(土日・祝日・創立記念日・夏期休暇・年末年始を除く) - サッカーのためのおすすめ「アミノバイタル®」活用法
https://www.ajinomoto.co.jp/aminovital/utility/football/
写真/野口 岳彦