メインコンテンツに移動

捻挫・打撲の対応方法の基本、RICE

子ども達のスポーツ活動中によくあるケガは、やはり、捻挫や打撲、ではないでしょうか?

打った、捻った、など、突発的に起こるスポーツ活動中の怪我はスポーツ外傷と呼びます。そして、そのスポーツ外傷における基本の手当が、RICEです。

現在は、このRICE、効果については諸説あるのですが、まずは、基本を知っておくことは大切ですので、覚えておきましょう。
RICE(ライス)とは、ある英語の言葉の頭文字で、スポーツにおける外傷(捻挫や打撲)の応急手当の基本、です。

R:Rest
I:Icing
C:Compression
E:Elevation
1つずつ詳しくご説明しますね。

RはRest(レスト)、休息、安静です。
ケガをしたらまず、プレーを中断して患部を動かさないようにします。固定具や、三角帯などを使って、患部を守ります。

IはIcing(アイシング)、冷却です。
これは聞いたことがあるかもしれませんね。ケガをした部分を冷やします。(基本は氷です。)

CはCompression(圧迫)です。
ケガをした部位の多くは腫れをともないます。その腫れを抑えるために適度な圧をかけます。(お勧めはバンデージ、というグッズです。)

EはElevation(拳上)です。
足首を捻挫した時「足を心臓より高く挙げておけ!」なんて言われた経験はありませんか?心臓より患部を高くすることで、腫れの増長を防ぐ効果があります。

RICEの“I”、アイシングの方法
RICEの“C”、コンプレッション(圧迫)の方法