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モチベーションを引き出す目標の立て方は?

こんにちは!
マザーズコーチングスクールの桐原圭子です。

春は新年度の季節。
進級したり、進学したり
もしかしたら、サッカーの環境が変わる子どもさんもたくさんいらっしゃるかもしれませんね。

まさに春は始まりの季節。

これから新しく始まる一年を前に、
お子さんと一緒に、どんな一年間にしたいのかを考えてみるいい機会でもあります^ ^

とは言え
「お子さんに1年の目標は?」と聞いてみても
本当の目標って案外引き出すのは難しいものなのかもしれません。

というのも、私自身、子どもが幼かった頃は、子どもと目標を考えながらも、
「子どもにこうなって欲しい」と思う気持ちを、無意識のうちにも、伝えてしまっていたこともあり

今から思えば、
ママの喜ぶことを言っておこうかなと
子どもに言わせてしまっている目標になっていたような気がします。

そういう場合、目標がいくらママが満足する立派なものでも、子どもの心からの目標ではないため、子ども自身の思いが入らず、きっと目標を立てても、目標に向けての行動に移せないか、続かないでしょう。

大人が立派な目標を先に言ってしまったり
半ば強制するような目標よりも
自分で、目標に向かってより考えたくなるような言葉がけをした方が、子ども自ら行動したくなる目標を持つものです。

そして、どうせなら目標は、
自分自身がワクワクしたり
モチベーションを引き出せるものにしたい!

例えば、いま出来ていないことを出来るようになりたい!という気持ちをお子さんが持っているなら

お子さんとの会話の中で

「それが出来たら◯◯はどんな気持ちになってるだろうね?」

「これから出来るようになるために◯◯ならどんなことをやっていけるかな?」

と、見守りながら、子どもの成長に向けて、目標や行動を引き出してあげる言葉をかけてあげるのもいいかもしれませんね。

目標を設定するのは、
親の思いを満たすためのものではなく

子ども自身が
自ら決めたことをチャレンジし成長しようとする指標になるもの。

そして親は、その目標に向けてチャレンジしている子どもを、どう見守り、どう応援していくのかを考えることができます。

もちろん、ママ自身にも
子どもがサッカーを通して学んで欲しいことはあるでしょう。

普段私たちマザーズティーチャーも、全国のあちこちで、お母様方に、講座を開催しています。

その中で

「子どもにどんな風に育って欲しいのか?」
「どのように成長したら嬉しいか?」
の問いかけに、たくさんのお母さんが

・自立した人
・どんな事にでもチャレンジできる人
・たくさんの人と仲良くなれる人
と回答して下さいます。

それと同様に
これから一年、サッカーを通して我が子に

「どんなところを成長して欲しいのか?」
「どんな事を学んで欲しいのか?」
をあらかじめ考えておくと
お子さん自身の目標とは違う、
ママ自身の応援の軸が持てるかもしれませんね。

子どもが目標に向けて頑張れる力は

やってみたい!、頑張ろう!と思った自分の心の中の気持ちを大切に出来たこと。

そして、
その気持ちを応援してくれ、
すぐにはちゃんと出来なくても、
少しずつ、チャレンジしていく事を応援してくれるママがいてくれること

そんなことが安心感につながり

目標に向かって頑張ろうと思う気持ちがさらに増していくんじゃないかなーと思うのです。

さぁ!もうすぐ新年度!

お子さんとママ、それぞれが
これから1年間また成長していくためにも、
自分の目標やゴール設定をしてみるいい機会ではないでしょうか?

WRITER PROFILE

桐原 圭子

1972年1月25日生まれ、大阪府出身。 エステサロン経営、シングルマザー。息子2人(21歳・19歳)を見守り応援しながらサカママLIFEを満喫中。 現在はサロン経営の他、マザーズコーチング、トラストコーチングの個人向け開講や、企業向けに人材育成研修、1on1セッションなど研修講師としても活動中。