[第97回高校サッカー選手権] 大会注目選手に聞く! 今、感謝を伝えたい人は誰ですか? Part.2
いよいよ開幕した第97回全国高校サッカー選手権大会。48校が一堂に会し、年をまたいで1月14日の決勝戦まで熱い戦いが繰り広げられる。高校サッカー集大成の場に出場する選手達は、過酷な道のりを経てこの場所に辿りついた。そんな彼らが第一に「感謝」を伝えたい人と想いは? 大会注目選手をキャッチした。
中村拓海(DF/東福岡高校3年)
いつも心の支えになってくれたのは家族だった
緊張はしていないので、あとはやるだけです。気負うこともなくリラックスできていますね。福岡県予選は逆転勝ちばっかりでしたが、勝ち切れたのはみんなでやって来たことがまとまった成果だと思っています。戦術的なことはこれまでやって来たので、あとはみんなでコミュニケーションをしっかりとって、県予選のようなチームワークができれば良い結果に繋がると思っています。僕は運動量に自信があるのでサイドから一つでも多くアシストできるよう頑張りたいです。
(今一番感謝を伝えたいのは?)
両親に感謝したいです。大分から東福岡に進学させてくれたのもそうだし、心の支えになってくれたのも家族なので、この選手権で結果を残して恩返しがしたいと思っています。
西川潤(FW/桐光学園高校2年)
特別な舞台で結果を残せる選手でありたい
開会式を終え、いよいよ選手権が始まるんだなと。選手権は幼い頃からの憧れの舞台だし、横浜F・マリノスのジュニアユースから選手権に出るために桐光学園に進学しました。夏のインターハイからU-19日本代表として経験を積み、注目度も上がっていると思うので、そういったプレッシャーの中で自分が何をできるのか。特別な舞台でこそ、結果を残せる選手でありたいので、しっかりゴールしたいと思います。
(今一番感謝を伝えたいのは?)
両親はもちろん、桐光学園の鈴木勝大監督、U-16サッカー日本代表の森山佳郎監督、U-19日本代表の影山雅永監督に伝えたいです。そして僕が代表で外に行っても帰る場所を作ってくれているチームメイトのみんなに感謝したいです。
水野雄太(MF/大津高校3年)
色んな負担をして支えてくれた家族に感謝したい
今、この舞台にいて、選手権を戦うことが素直に楽しみです。得点を決めてチームを勝利に導くのがエースの仕事だと理解しています。今年のチームは昨年より攻守のバランスが取れていて、全員が得点を取れるのも武器だと思っています。縦への突破、スピードに乗ってからのカットインからのシュートが自分のストロングポイントなので、本番でもその持ち味を発揮したいです。初戦から桐光学園と強豪との試合ですが、優勝するためにいずれ当たるチームだし、どこと戦っても勝てる準備をして来ました。U-19日本代表の西川潤選手は年下ですが、絶対的なエースであり、僕も大津のエースとして負けないようにしたいです。
(今一番感謝を伝えたいのは?)
親です。高校3年間、一番苦労をかけたのが両親ですし、ここまで来られたのも両親のおかげです。寮生活、学費を含めて、いろんな負担をかけていると思います。早稲田大学に進学するので、また親からは離れますが、進学について背中を押してくれました。感謝の気持ちを胸に試合でプレーして行きたいと思っています。
染野唯月(FW/尚志高校2年)
母は働きながらも色んなサポートをしてくれた
厳しい組み合わせですが、優勝するためにはどこのチームにも勝たなくてはいけないので、一戦一戦を大事に戦っていきたいです。今年のJユースカップで日本一になった横浜F・マリノスユースにプレミアリーグ参入戦で勝利することができました。自分のゴールで勝つことができたので、自信になっています。相手からも警戒されると思いますが、前線でボールを収めたり、ヘディングで決めることが僕の強みなので、尚志の攻撃のリズムを作れるように頑張りたいです。
(今一番感謝を伝えたいのは?)
両親です。僕は茨城の鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身で、越境入学して福島に来ているのですが、学費や遠征代だったりの負担をしてくれているのは両親です。母親は働いている中、いろんなサポートをしてくれているので、この感謝の気持ちを結果で伝えたいです。
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