2つの目標設定で成長をサポート!
「日本人は完璧主義者が多い。」外国人の方から見た日本人の特徴として、必ずと言って良いほど上がってくるフレーズです。 サッカーの試合でうまくいかず落ち込む、友達と比べてうまくいかない、さらには自分が思ったよりもパフォーマンスが低かった。 こんな話を聞くたびに、完璧を求めすぎていないかな?ということが頭をよぎります。 日本人の多くの人は、試合に勝ちたいと強く思うほど完璧な状態の自分を望むことがあります。 しかし、この「理想の自分」と、「現実にできる今の限界」は別物。 欲のまま目標設定を行うことは自信を失う原因となっていきます。
欲の注意点
私がジュニアアスリートをサポートしていて感じているのが、絶対に勝ちたい試合や、活躍したいと思う時ほど完璧にプレーしたいと考える選手が多いということです。 よくありがちなケースが、無意識のうちに実力以上の「理想の自分」をイメージしてしまうこと。 そのまま試合へ向かってしまうと、現実に起こっていることと、理想のギャップを感じることになり「ここがうまくいってない」「もっとこうしないと…」と悪い所ばかりを探してしまう原因となります。 その結果、自信を失いパフォーマンスが低下していくのです。 さらに、この状態に陥ると、自分が現実にできていたことがあったとしても、良い所に目が向きづらくなるため、自信を積み重ねづらくなってしまいます。 このように完璧な自分を考えることで、今の自分の実力や状況、対戦相手の強さなど、現実的な事を考えなくなってしまい自分を見失ってしまうことが問題点と言えるでしょう。
自信を積み重ねるための目標は
「こんなプレーヤーになりたい」「あのプロの選手のように」自分の限界を決めず取り組むというのは長期的な目標には必要なことだと感じます。 しかし、今の自信を積み重ねていくには現実的な目標を立てることが必要です。 クリアできる目標で、尚且つできたら自分にOK(合格)をあげられるくらいのラインの目標を立てることが必要になります。 そのラインを目標にすることで自分に合格を上げられる基盤が作られます。 このOKを上げられるラインを毎試合クリアしていくことが自信につながってくるのです。 それでは現実的にできるOKラインを目標にするときにママができるサポート方法と注意点を書いていきます。
最近のサッカーの調子を聞く
最近の練習で自分のプレーがうまくいっているのかどうか、調子がどうなのかを聞いてみましょう! さらに得意になってきているプレーなども聞いてみることでお子さまは今の自分を考える時間となります。
試合へのメンタル面のチェック
試合への気持ちを聞いてみましょう。外から見るお子様の様子と、実際に感じている感覚は違うことがあります。 この今の気持ちを聞いてみることで、いつもと違う自分や、今の緊張度を感じることができ、メンタル面の今の状況を把握することに繋がります。
対戦相手はどんなチーム?
サッカーは対戦相手がいて成り立つもの。相手がどんな相手なのかもしっかりと把握しておくことは目標設定に大切な要素となります。 お子様に聞いてみることで、お子さんが試合に対し深く考える時間にもなります。
今の自分のできることを判断する
上記の三つの様子を聞いてみると、今回の試合でできることが見えやすくなってきます。 そのうえで現実的にできることであり、クリアしたら自分にOKを上げられるような、高すぎず低すぎずのラインを探していきましょう。 このステップを何試合も繰り返して行うことでだんだんと自分の実力を正確に把握していくことができるようになっていきます。 その結果、OKラインの設定も上手になっていき自信を積み重ねやすくなっていきます。 短期的な目標は現実的にクリアできるものに設定し、自信を積み重ねていくこと。 自信を積み重ねながら、長期的な目標である理想の自分になっていくことが、目標達成に近づいていくことには効果的です。 お子様が目標が高すぎて自信を失っているときは、目標についてもう一度考え直してみることが必要かもしれません。 ぜひ目標を2つに分けて考えてみてください。