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なぜこのチームで続けたい? 〜 幼児から小学校卒業まで同じチームに所属した子どもたちをみて感じたこと 〜

なぜこのチームで続けたい? 〜 幼児から小学校卒業まで同じチームに所属した子どもたちをみて感じたこと 〜

こんにちは。サカママライターのHIROです。さて、昨年で一旦サカママライターの任期を終えたのですが、今年もご縁あって再びライターとして皆さんにお目にかかることができます。我が子は4月から小学3年生になります。私はというと、昨年と同様、グラウンドへ行くといろいろな「?」が生じる、なんでも知りたい症候群に変わりはありません(笑)。

3月は卒業の季節であり、もちろん息子の所属チームにも「卒団式」が存在します。今日は、低学年の息子を持つ母として、卒団する6年生を拝見して感じたところを記事にしていきます!!

7年間も同じチームでサッカーをする子どもたちの心情とは?

私には信じられません…。同じところに7年間もいるなんて(笑)。

息子が所属しているチームは、幼児から入団することができます。チームとしては、セレクションが無いにも関わらず東京都U-12リーグに所属しているため、ある程度の知名度の高さはあるかと思います。

また、強豪としての歴史も長いので、どの学年も20名前後のメンバーが所属している状況です。とはいえ、他のクラブチームは、各学年50名以上もいて、試合はまだしも練習でもなかなかボールに触れる時間が少ない、といったところもあるとかないとか…。公立高校と私立高校(クラブチーム)のサッカー部のような違いですよね。

サッカーや他のスポーツを続けていると、親としては「もっと挑戦できる環境を…」「〇〇コーチの指導を受けてみたい」「Jリーグの下部組織にいけるんじゃないか?」とかいろいろと考えが広がると思います。

子どもたち自身も、そう思うことはないわけではないはずです。しかしながら、息子が所属しているチームの今年の6年生は…約20名中8割近くの子どもたちが幼児クラスからずっとこのチームで続けてきたそうです。4,5年生で途中から入ってきたり、5年生のときにスカウトされて他のクラブチームへ行った、などそういうことももちろんあったようですが、スカウトされたのに、それを蹴ってチーム残留を決断した子もいるようです。

なぜ「このチームで続けたい」と子どもたちが思うことができたのでしょうか?

答えはシンプルで、「絆」だと思っています。臭い(笑)。結局、小学生(特に男子)の心はシンプルです。大好きな友達がいるから、小学6年生まで今のチームにいたいと思うのだと思います。現に、息子も今のチームの子たちが大好きです。もっというと、コーチ陣の指導の仕方が「絆」を強めていると私は考えています。

指導者が子どもの心の成長を後押ししてくれる!

なによりもこれに尽きると思います。小学4年生くらいになると、いよいよ反抗期突入の時期。ある育児本には、「小学4年生以降には、家族以外の頼れる大人の存在が重要」と明記されていました。親から教え込まれた価値観が、外へ出てみると意外に一般的ではなかったりして…その乖離レベルによって反抗期の大きさも変動するようでした。

息子のチームは、試合中はとやかくコーチが口出しをしません。選手同士で考えさせることを最優先位しています。子どもたちそれぞれが、自分なりに学んだり積み上げたりしたサッカーの戦略をもとに話し合い、最終的に子どもたち自身でピッチ内で体現していきます。コーチが声掛けをするときは、とにかく問いかけて気づかせるような話し方です。

余談ですが、私はバレーボール経験者でして…今も春の高校バレーの試合を配信動画で見ることがあります。強豪校の中でも、監督が必要最低限しかコメントせず選手たちに話し合わせるチームと、やたら監督が熱くなってゲキを飛ばしまくっているチームがあります。どちらのチームも、指導者との一体感(信頼関係)があることは画面の向こう側にいる私にもよく伝わります。もう一歩入り込んだ話をすると、私は大学教員ですが、何かを強要するような言い方はレポートの締め切り以外しないように気をつけています(笑)。

とにかく、子どもたちの自主性の重要性を、どの立場の皆さんも理解しておられるのだと思います。

ぶつかってきた仲間だからこそ、最後までやり遂げたい!?

7年間も同じチームにいれば、選手同士ぶつかることも多々あるかと思います。息子は低学年ですが、自分の戦略的な意見をメンバーにかなりハッキリ言います。その度に、メンバーと揉めるので、こちらも心配になります(泣)。ですが、その話し合いを重ねることで、絆が深まっていることもわかります。深まっていくからこそ、甘えも出て喧嘩になりやすくもあります。ですが、気づいたら笑って会話しています。子どもは許す天才です。

わけわからないことで揉めることもありますが、そういうときはコーチにお世話になります(汗)。

今回はまるで当たり前のようなことを記事にしてしまいましたが、人間関係・信頼関係とはこのような過程を経て構築されていくのだと思います。大人にとっては当たり前のことでも、子どもたちにとっては、目には見えない「絆」をつくるための未経験のステップ。学童期のサッカーを通して、子どもたちは大きく成長していきます。サッカーでの勝ちも大切ですが、人としての心の育みも非常に重要だな〜と感じた卒団式でした。

WRITER PROFILE

HIRO
HIRO

東京生まれ、福島育ちです。小学1年生男児がおり、平日は都内某大学に勤務しつつ、休日はサッカー引率の日々です。とにかく物事を深掘りしたい性格のため、実用書から学術論文までとことん調べます。

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