前橋育英高校【全国強豪校REPORT〜第104回選手権出場チーム特集〜】
前橋育英高校
群馬県/私立/[出場] 5年連続28回目
【選手権最高成績】 優勝(2017、 24年度)
虎視眈々と連覇を狙うタイガー軍団
「この大会で連覇をするということは相当難しいことだと、選手たちには何回も伝えています」。前橋育英を率いる山田耕介監督は、前年王者という立場ながらも一切の油断を見せなかった。昨年のチームから11人が残るも、インターハイでは2回戦で敗れるなど、調子は上がり切らなかったという。それから秋にかけては再びポジションを争わせ、徐々にチームがまとまってきた。山形内定の主将・竹ノ谷優駕や名古屋内定の久保遥夢ら役者はそろっている。目の前の一戦に焦点を合わせる王者は、再び日本一の景色を望むことになるのだろうか。


竹ノ谷優駕(MF/3年/主将)

「入学する際から憧れだった14番とキャプテンという立場の重圧もありますが、楽しみながらプレーできたシーズンでした。目の前の試合を決勝戦だと思って、すべてをぶつけて勝ち上がっていきたいです」
久保遥夢(DF/3年)

「U-18日本代表やプロ内定という責任感もありますが、高校最後の大会なので思い切って自分のプレーを見せたいと思います。セットプレーでの得点や、相手のエースを封じる守備に注目してほしいです」
写真/渡部幸和、 金子悟