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上田西高校【全国強豪校REPORT〜第103回選手権出場チーム特集〜】

上田西高校【全国強豪校REPORT〜第103回選手権出場チーム特集〜】

上田西高校

長野県/私立/[出場]7年ぶり3回目
【選手権最高成績】ベスト4(2017年度)

全国4強から7年ぶりの選手権へ

「まずはほっとした」と率直な感想を語ってくれたのが、長野県勢初のベスト4進出を果たした前回から7年ぶりの出場となる上田西高校の白尾秀人監督。就任2年目で全国4強に入って以降は、県準優勝3回、8強3回と苦しんだ。それでも伝統の“球際、声、ハードワーク”という3原則のもと練習に取り組み、さらに今年のイレブンは、ビルドアップやショートカウンターも合わせた攻撃サッカーを展開する。

初戦の相手である徳島市立(徳島)や同グループとなった日章学園(宮崎)らとの対戦については「まずは本当に自分たちがやりたいことができるように準備をすること。研究はしっかりしつつ、相手の良さを消しながら自分たちのサッカーを出せればそのなかで結果がついてくる」と、強敵相手にもひるまない姿勢を貫く。

「うちの選手たちは県の選抜などがいるわけではないですが、“雑草魂で優勝してやる”っていう気概を持っている子たちが多いんですね。長野の県民性なのか、一体感みたいなところがあって、3年生が最後まで全員残ったので、選手やマネージャー、スタッフと一日でも長くこのチームで戦いたい」と白尾監督は続ける。山々に囲まれた自然豊かな練習場でチームワークを育み、技術を磨いた選手たち。「一日でも長くーー」この言葉を体現し、国立の舞台で前回のベスト4を超える結果にたどり着くことができるのか、3年間の集大成に臨む。

 
真田氏が拠点を構えた上田市にある学校グラウンド。

鈴木悠杏(MF/3年生/主将)

 

「3年間全国に出るために努力してきたので、選手権出場という形で報われて嬉しく思います。予選ではしっかり準備や対策をした結果勝つことができたので、本大会に向けてもまずは初戦に勝って勢いをつけられるように、目の前の一戦に勝つことを意識して準備したいと思います」

牧野長太朗(GK/3年生)

 

「ディフェンスラインの選手と声を掛け合いながら、まず“シュートを打たせない”ということを意識した守備を行っています。全国では強敵と当たることになりますが、3年間自分たちが取り組んできたことを全部出し切って勝てるように頑張りたいです」

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