関西の雄・履正社の平野直樹監督が語る履正不畏(りせいふい)のコンディショニング
全国屈指の激戦区・大阪で常に全国大会出場が期待される関西の雄・履正社。平野直樹監督が2003年の創部から指揮を執り、全国区の強豪へと押し上げた。平野監督に師事しプロへと成長した選手は数知れず、近年では町野修斗、名願斗哉ら有望なタレントを輩出している。育成年代だけでなく、プロの世界を知る平野監督が考えるコンディショニングとは?

「規則正しい生活」──それがすべての基盤にある
「まずはアスリートとして規則正しい生活をすること。それができていれば栄養、睡眠、休養、そしていいトレーニングができるようになる」
創部からチームを率い、名門・履正社を全国屈指の強豪へと育て上げてきた平野直樹監督。数多くのプロ選手を輩出してきた名将が、開口一番に口にしたのは“生活リズム”の重要性だった。一般的に言えば「規則正しい生活」とは健康的な日常を指すが、アスリートにとってのそれは「365日、自分のカラダと正面から向き合う」ということ。
「規則正しい生活をしていれば、少しの変化にも気づける。本人も、我々指導者もね」と平野監督。履正社では、遠征時に毎朝コンディショニングチェックを実施。メンタル、フィジカル、睡眠、便、食欲などの項目を5 段階で自己評価し、LINE グループに報告する仕組みだ。プレー面では「無理したらできる」「少し不安」「できない」といった自己申告をもとに、指導陣の選手起用の判断材料となる。「子どもたちは『大丈夫です』と言いがちだけど、実際は足を引きずっていたりする。外傷は見ればわかるけど、心の機微の変化は選手の声を引き出さないと見抜けない。だから“カラダも心もひっくるめてコンディショニング”なんです」

数値と感覚の両輪で支えるチームづくり
客観的な数値による「見える化」も進んでいる。ウェアラブルのGPSデバイスを導入し、走行距離や強度を数値化して可視化。リーグ戦を見据えた“90分の戦い方”を選手に意識させている。アスレティックトレーナーを数多く輩出する履正社国際医療スポーツ専門学校との連携も大きな強みだ。4カ月に一度、体格測定を行い、上腕や大腿部など各部位の成長をチェック。高校の強化クラブと連携し、水曜と金曜には学生が実習として練習に参加。持久力、パワー、アジリティなどのメニューを組み、科学的なデータをもとに選手を支える。
チームOBの林大地(ガンバ大阪)を指導したメディカルトレーナーで動作解析の専門家・夏嶋隆氏によるカラダの使い方のアドバイスなど、試合で走り抜けるカラダづくりをサポート。栄養面でも火・水・木の練習後には選手全員に弁当を支給し、30分以内の摂取を習慣化。試合ではアミノバイタルを導入し、試合前にプロ、ハーフタイムにゼリー飲料を用意。日常においてもサプリメントを個々に選択できるよう、選手に多くの選択肢を与えている。

自らが信じる道を恐れずに──
「大事なのは“自分で気づくこと”。起床・就寝時間、食欲、体調――その小さな変化を感じ取る感性が成長につながる。『将来プロになりたい!』って言うなら、セルフコントロールができないとね。でないと、どの口が言ってるんだよって(笑)」
そう言って笑う平野監督。
「僕らの目が届かない時間が一番大事。その時間にサボっていたら、冷たいようだけどそれまでの選手。プロで成功する選手は、みんな何かを犠牲にしてやっていますよ」
履正社には「履正不畏(りせいふい)──自らの信じる正しさを、何ものにも恐れず正々堂々と実践する」という校訓がある。その精神を胸に、自らの意思を信じてプロの道へと進んだ先輩たちの背中を追いながら、関西の雄は激戦区・大阪を勝ち抜き、今年の選手権の頂点を目指す。

履正社の“コンディショニング3トップ”のこだわり

宗佐大地
(MF/主将/3年)
「ちゃんと準備した」状態で試合に臨みたい
「揚げ物は避けて、タンパク質を中心とした食事を意識し、早く寝ることを心がけています。足首をケガしやすいので、ケアは怠らないようにしていて、筋肉痛や足がつらないようにクリームタイプのマグネシウムを塗るようにしています。体調はもちろんですが、『ちゃんと準備したぞ!』という気持ちで試合に臨みたい。後悔したくないから、できるだけ妥協をしないよう日々心がけています」

鳥山陽斗
(FW/3年)
栄養講習『勝ち飯®』を受けてから食事を意識
「足がつりやすい体質なので、試合の1週間前から寝る前にスポーツドリンクを飲むようにしています。味の素『勝ち飯®』の栄養講習を和倉ユース大会で受けてから、食事は気を付けるようになりました。補食として20gのタンパク質が摂れる分量の鶏むね肉のスライスを授業の合間に食べています。練習後には補食を食べ、プロテインを飲み、夕食もしっかり食べて1日に120gのタンパク質は摂るようしています」

三崎竜太郎
(DF/3年)
風呂上りの30分のストレッチがルーティン
栄養面では朝食と昼食、練習前に間食としておにぎりを食べるようにしています。アミノバイタル® はチームとして用意いただいているので試合前にプロ、ハーフタイムにゼリーを飲んでいます。練習から帰宅し夕食を終えるのが22時。就寝する23時まで1時間あるので、カラダのケアに使っています。お風呂上りにはマッサージガンでふくらはぎをほぐして、天然ゴムのバンドを使って筋膜リリースを行い、ストレッチを毎日30分以上行っています。
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写真/三浦 卓