小さなコートで経験値アップ! はじめてのフットサル大会 ~バーモントカップ2025~
これまでフットサルコートで練習することはあっても、フットサルのルールに沿った試合をする機会はありませんでした。
ところが先日、子どもたちがバーモントカップ2025(8月15日~8月17日に開催)に参加させていただいたことで、初めて本格的なフットサルに触れることができました!!
実際に試合を経験・観戦してみると、サッカーとはまた違うフットサルならではの魅力や楽しさを知ることができたのです。
バーモントカップとは
正式には“JFA全日本U-12フットサル選手権大会”といい、日本サッカー協会が主催する小学生年代を対象とした全国規模のフットサル大会です。
協賛がバーモントカレーで有名なハウス食品となっています。都道府県大会を経て、全国大会へと進み、48チームが頂点を目指して集結します。
フットサルとサッカーの主な違いは?
1.コートの広さと人数
•サッカー:11人制で、広いピッチ(縦100m前後×横64m前後)を使う
•フットサル:5人制で、バスケットコートくらいの大きさ(縦40m×横20m程度)
2.ボール
•サッカー:4号球(小学生)や5号球(中学生以上)。跳ねやすい
•フットサル:4号球だが重めで弾みにくい
3.試合時間
•サッカー:前後半各20〜45分(年代による)
•フットサル:前後半各10分~20分(年代による)
4.プレースタイル
•サッカー:広いスペースを使って、走力・体力・戦術が求められる
•フットサル:狭いコートで瞬時の判断・足元の技術・コンビネーションが重要
5.ルールの違い
•フットサルはスローインがなく、キックイン
•ゴールキーパーは4秒以内にボールを離さないといけない
•サッカーよりも交代が自由
•フットサルはプレーイングタイムで時間を計る
★プレーイングタイムとは
タイムキーパーが、ボールがピッチを出たりして試合が止まるごとに時計を止めて、時間を計測している
今回の大会で、私は初めて“プレーイングタイム”というものを知りました。試合時間が10分と聞くと短く感じるのですが、ボールがラインを割ったり、反則があったりすると時計が止まるので、実際には30分近くかかる試合もありました。
残り30秒…15秒…と細かく時間が止まります。点が入るには十分な時間であり、最後の0秒まで気が抜けない緊張感がありました。
また、フットサルならではと感じたのは応援です。
特に強豪チームは、メガホンやスティックバルーンを使って、迫力のある応援していて試合をとても盛り上げていました。
体育館の中ではとてもよく響くので、選手の力になるのが伝わりました(拍手)
フットサルならではの魅力!
1.常に関われる楽しさ
→ 少人数制で交代も自由なことから、ボールに触れる機会が多い
2.華やかなプレー
→ 狭い中で繰り出されるフェイントやワンタッチパス、フットサル特有のセットプレーや戦術がある
3.点が入りやすいゲーム性
→ コートが狭いので、全員がゴールを狙える機会が多い
4.少人数での責任感
→ 一瞬のミスがすぐ失点につながるため、集中力や責任感が高まる
5.体育館で行われるため、天候に左右されにくい
→ 駒沢体育館は涼しくて快適でした…観戦している保護者は(笑)
サッカーに生きるフットサル!!
1.判断スピードの向上
狭いコートでプレーするため、一瞬で選択する力が身につく
→ サッカーの広いピッチでも、素早い判断につながる
2.ボールタッチの精度
フットサルボールは弾まないので、正確にコントロールしないとすぐ相手に奪われる
→ サッカーでもボールを置く位置が大きな武器になる
3.攻守の切り替え
失ったらすぐ守備、奪ったらすぐ攻撃という流れを繰り返す
→ サッカーでの切り替えの速さにつながる
サッカーとフットサルは似ていますが、ルールやプレースタイルが違うことを経験し、ミニサッカーではなく別の競技なのだと知りました。
今回フットサルで学んだ、切り替えの速さ・ゴールへ向かう推進力・集中力と責任感をサッカーに生かしていけたら良いなと思いました。
とても熱い! 濃密な3日間でした…
みなさま、夏休みおつかれさまでした☆彡
ではまた来月よろしくお願いいたします。