思春期の子どもと向き合うには? 親としての関わり方
みなさん、こんにちは! サカママライターのeriです。先月は練習会がいくつか予定されていましたが、台風や大雨の影響ですべて中止になってしまいました。そのため、10月は練習会が集中してしまったのに加えセレクションも始まるので、今月もなかなかハードな1カ月になりそうです。
さて、今回のコラムでは思春期真っ只中の息子との関わりについてお話ししていこうと思います。
心と身体の不調が表れ始めた
現在小学6年生の長男は、高学年になっても聞けば学校での出来事や、サッカーの話など何でも話してくれる子どもでした。逆に次男は『別に』『知らない』と、何か聞くたびに不機嫌になるので「あぁ、これが思春期なのか」と、長男よりも次男で“思春期”を実感していました。息子たちは年子なのですが、こんなにも成長に違いがあるのかと驚いていたほどです。長男に限っては「意思疎通できているな」と、すっかり安心しきっていました。
そんなある日、長男が頻繁に学校を休んだり、体調が悪いと言うようになりました。初めは「大丈夫かな?」とさほど気にしていませんでしたが、そんなことが毎週のように続いたので「あれ? 何かおかしいぞ」と思うように。
思い返すと、体調が悪くなるのは、決まって月曜日かサッカーの練習で遅くなった日の翌日でした。週のほとんどサッカーをしているので「疲れが出ているのかな…」「学校やサッカーで悩み事があるのかもしれない…」と思ったものの、すぐには聞かずそっと様子を見ることにしました。
“思春期“は誰もが通る道! 心配しないで大丈夫!
その後、状況が変わることはなく、普段の生活や学校だけでなく、サッカーに対してもなんとなく義務感でやっているような気がしました。
「何かあるなら聞くよ?」と息子に言うと、
『サッカーは楽しいし好きだけど、練習や試合に集中できない、でもその理由が分からない』と教えてくれました。
理由が分からないモヤモヤした気持ちや、不安な気持ちに戸惑っている様子で、まさに思春期特有の心情だなと思いました。セレクションが間近なので、何とかこの状況から脱したいと焦っていたのかもしれません。
なので息子には、
・イライラしたり不安な気持ちになってしまう自分を否定しなくていい
・集中できないときは、気分転換の時間を大切にしよう
そんなことを伝えました。
話をしたからか、自分のモヤモヤを吐き出せたからなのかは分かりませんが、少し安心した顔をしていました。
親としては、
・親の希望を押し付けたり、干渉しすぎない
・子どもの気持ちを大切に、そっと見守る
・相談してもらえる親でいる
ことが大切なのかなと感じています。
その後は、学校を休んだり、サッカーに集中できないといった姿は見られません。彼自身の中でも“そういう時期だから”と、良い意味で吹っ切れたのかなと思います。
まだまだ始まったばかりの思春期。
辛い時期から抜け出すのも乗り越えるのも子どもたち自身!
これからも、衝突することや悩んだりすることもたくさんあると思いますが、誰もが通る道ですよね!
いつか終わるそのときまで、どっしりと構えて見守っていこうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。