【睡眠×梅雨】子どもの寝具はカビやすい⁈梅雨時のお手入れ5つのポイント | サカママ メインコンテンツに移動
【睡眠×梅雨】子どもの寝具はカビやすい⁈梅雨時のお手入れ5つのポイント

【睡眠×梅雨】子どもの寝具はカビやすい⁈梅雨時のお手入れ5つのポイント

みなさんこんにちは!
【スポーツ×睡眠】をコンセプトにアスリートの睡眠サポートを行っている、スリープトレーナーのヒラノマリです。

「#スリトレ」はスリープトレーニングの略で、プロ選手も実践している私の睡眠メソッドの略になります。今回もサッカージュニアとママのための#スリトレをお伝えします。

全国各地で梅雨入りをして、蒸し暑いシーズンに。梅雨時に気になるのが、カビ対策!カビ対策と聞くとキッチンやバスルームなどの水回りをイメージしがちですが、大人よりも汗を多くかく子どものマットレスや寝具はカビやすく、久しぶりにマットレスを上げてみたらカビが生えていた!なんてことも。今回は、梅雨時の寝具のお手入れ方法についてご紹介をします。

お子さんのマットレスは、大人よりカビやすい!

お子さんのマットレスは、大人よりカビやすい!

子どもは大人に比べて身体全体を占める水分割合が多く、代謝もいいので睡眠時にも大人よりも多く汗をかきます。

その上、お子さん向けのシステムベッドは、下に引き出しなどの収納がついているタイプが多く、通気性の確保が難しかったりします。システムベッド・二段ベッド用のマットレスも近年スプリング入りのものが販売されていて湿気を逃がせるように進化をしているものの、まだ構造が敷布団に近いタイプも多くあります。こういったさまざまな状況から、子ども用のマットレスは大人用よりもカビやすいという面があります。

カビ菌は無数の胞子を飛ばしながら繁殖をしていきます。カビの生えたマットレスや寝具を使い続けていると、その胞子をダイレクトに吸い込んでアレルギー疾患や感染症など病気に繋がってしまうリスクもあります。

しかし、マットレスや敷布団は、一度カビが生えてしまうと捨てるのも料金がかかり、専門のクリーニングを頼むにしても高額になります。そのためカビを生えにくくする対策や、お手入れを梅雨時にしっかりとすることが健康を守るためにも、マットレスや寝具の寿命を延ばすためにも重要となってくるのです。ぜひこれから紹介する方法で日頃からのお手入れを意識してみてくださいね!

お手入れ方法 ①:ベッドのある部屋に洗濯物を部屋干ししない!

ベッドのある部屋に洗濯物を部屋干ししない

私がショールームでベッドの販売に携わっていた頃、お客様からヒアリングをしていく中で気が付いたのが、ベッドのある部屋で洗濯物を部屋干ししている方のマットレスはカビやすいという共通点!この共通点には私も驚きでしたが、寝室や子供部屋に部屋干ししている方にその理由を聞くと『リビングに干すと見た目が悪い、ごはんの臭いがつくのが嫌だ』という理由のほかに『なぜか寝室や子供部屋に干した方が洗濯物の乾きが早いんです』という声。実は乾きが早いという理由は、洗濯物からでている湿気をマットレスや羽毛布団が吸っているからなのです!

つまり、部屋干しをすることによってマットレスの上に寝ている人の汗や水分 + 洗濯物の水分をマットレスや寝具が吸い込んでいることになるので、よりカビやすくなってしまっていたのです。

できればベッドのあるお部屋での洗濯物の部屋干しは、避けていただきたいところですが、もしどうしても寝室や子供部屋に部屋干しをしなくてはいけないときは、窓を開けてください。もし、窓が開けられない状況なら、扇風機をまわして風の流れを作ってあげるようにしましょう。

お手入れ方法 ②:起きたらすぐベッドメイキングせずに、空気を入れてしばらく掛け布団を半分に折って放置する!

空気を入れてしばらく掛け布団を半分に折って放置

もちろん布団乾燥機で除湿をしたり、掛け布団を干したりすることができればベストなのですが、二段ベッドやシステムベッドの場合は、上から布団を降ろすのも重労働ですし、毎日は難しいですよね。でも毎日の習慣に少し工夫をすることで、マットレスや掛け布団の中の湿気を逃がすことができるのです。

それは、起きたらすぐベッドメイクをせずに、布団全体をパサっと上にあげて空気を含ませ、そのまま半分に折ってしばらく放置しておくという方法。起きてすぐにベッドメイキングをしてしまうと、マットレスと掛け布団に湿気を閉じ込めたままになってしまいます。

一度空気を入れて、掛け布団を半分に折ってしばらく放置しておくことで、マットレスの湿気も掛け布団の湿気も逃がすことができます。敷布団を使っている場合も、すぐに押し入れに収納せずに同じ方法でしばらく空気に晒すことが大切です。雨が続いて湿気がいつもより気になる場合は、寝具に扇風機の風をあてると扇風機が簡易的な布団乾燥機の役割を果たしてくれ、乾きやすくなります。

お手入れ方法 ③:富士山干しでお布団の内側を乾かす!

お布団を室内に干す際は、物干しスタンドを使用する方が多いと思いますが、そのときにハンガーを使ってあるひと手間を加えることで、お布団をカラッと仕上げることができます!

富士山干しでお布団の内側を乾かす

このように、物干しスタンドにハンガーを数本かけてその上にお布団を干すと、物干しスタンドにそのまま干す場合と比べて、お布団の内側に空間ができ、中までしっかり乾かすことができます!

その様子が横から見ると山のように見えるので、私は『富士山干し』と呼んでいます。サーキュレーターや扇風機をお待ちの方は、風がお布団の内側にあたるように置いてあげると、よりふかふかに仕上がりやすくなります。まんべんなくあたるように首振り機能を使うのがおすすめです。

お手入れ方法 ④:マットレスの下に除湿シート・マットを仕込む!

本当は定期的にマットレスを立てかけて、風を通した方が良いと分かっていても家族分のマットレスをベッドフレームから降ろして、立てかけるとなるとなかなかの時間と労力がかかります。そんなときにぜひ利用していただきたいのが、寝具店や量販店で売られている除湿のシートやマットです。

マットレスや敷布団の下に敷いておくだけで湿気を吸い取ってくれる優れものです。除湿シートといえども、敷きっぱなしではなく、たまに除湿シート自体を天日干ししなくてはいけませんが(湿気が溜まると色が変わるセンサーがついているものもあります)、マットレスのみ、布団のみの場合に比べるとお手入れの頻度を減らすことができます。

新聞紙での代用もできなくはないですが、吸湿力の差がかなりありますので専用の除湿シート・マットは持っておいても損はないと思います。とくにマットレスの上げ下げがしにくい二段ベッドご使用のご家庭にはおすすめです。

お手入れ方法 ⑤:収納付きベッドの引き出しはこまめに開け、除湿剤を仕込む!

収納付きベッドの引き出しはこまめに開け、除湿剤を仕込む

収納付きベッド下の引き出しにぎゅうぎゅうに物を詰め込んでいませんか?物を詰め込んでしまうと空気の流れが悪くなり、通気性が悪くなってしまいカビが生えやすくなってしまうので、中身をぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、八分目くらいを目安にすることも大切です。

引き出しに収納する物も、オフシーズンの洋服などたまにしか引き出しを開けないようなものよりも、毎日出し入れするような下着や靴下などの方がおすすめです。あわせて、引き出しの中にも除湿剤を仕込んでおくと引き出しの中に入っている衣類が湿気るのを防ぐことができます。

ダブルのメリットがある寝具のお手入れ

今回は梅雨時の寝具のお手入れ法をご紹介させていただきましたが、お手入れをすることで衛生面だけではなく、睡眠の質という面でもメリットが!

質の良い睡眠をとるためには、『寝床内環境』といって布団の中の温度と湿度(寝具と身体との間に発生する温度と湿度)が非常に重要になります。

快適な睡眠をとるための理想的な寝床内環境は、温度33℃前後、湿度50%前後と言われており、とくに湿気の多い梅雨時は寝具内の湿度を下げることが睡眠の質を上げるポイントになります。それでは、次回もお楽しみに!

WRITER PROFILE

ヒラノマリ
ヒラノマリ

『スポーツ×睡眠』をコンセプトにした日本で唯一のアスリート専門の睡眠のパーソナルトレーナー、『スリープトレーナー』としてプロ野球選手、Jリーガー、五輪代表選手など、多くのプロアスリートの睡眠をサポート。大のサッカー好きでスタジアムに足を運ぶことも。睡眠健康指導士、アスリートフードマイスター2級などを保持。
テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

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