【睡眠×梅雨】今すぐできる!ペットボトル除湿器で梅雨の快眠を手に入れよう!
みなさんこんにちは!
【スポーツ×睡眠】をコンセプトにアスリートの睡眠サポートを行っている、スリープトレーナーのヒラノマリです。
「#スリトレ」はスリープトレーニングの略で、プロ選手も実践している私の睡眠メソッドの略になります。今回もサッカージュニアとママのための#スリトレをお伝えします。
各地で梅雨入りをし、「エアコンをつけるほどではないけど、湿気があって寝苦しい!」という夜も増えてきたと思います。そこで今回は、ジメジメする梅雨時でも快適な寝室環境を保つ簡単な裏技を紹介します。
梅雨時の睡眠は湿度コントロールが肝!
これからの季節の就寝時の最適な室温は26℃、そして湿度は50%前後と言われています。この温度と湿度を超えてしまうと、皮膚から汗が蒸発しにくくなり、体温が下がりづらくなってしまいます。そうすると、体温を下げるために無駄な寝返りが増えてしまったりと、睡眠の質も低くなりがちです。とくに子どもは体温が大人より高いため、汗をかく量も多く、就寝時の温度や湿度の影響を受けやすいので、大人以上に温度と湿度の管理が大切になってきます。
とはいえ、気温が26℃を下回る場合でも湿気は50%以上になっていることが多い梅雨時。エアコンの除湿機能を使うとお部屋が冷えすぎてしまったりと、湿度のコントロールが一番難しい季節でもあるのです。このような場合には、エアコンの除湿機能ではなく、衣類除湿乾燥機や除湿器を使ってお部屋を除湿する方が湿度のコントロールがしやすくなります。
でも、それぞれの寝室や子ども部屋に衣類除湿乾燥機や除湿器を置くのはなかなか難しいですよね。そこでオススメなのが、ペットボトルを使った簡易除湿器です!
ペットボトルで簡易除湿器を作ってみよう!
それでは、ペットボトルを使った簡易除湿器の作り方&使い方をご紹介します。
≪用意するもの≫
- 2Lのペットボトル 1~2本
- ペットボトルが入る大きさのボウルや桶
- ボウルの下に敷くタオル
≪ペットボトル除湿器の使い方≫
- ペットボトルに水を8分目ぐらいまで入れ、冷凍庫で凍らせる。(凍らせると膨張するので、満杯に水を入れないようにします)
- 凍らせたペットボトルをボウルの中に入れて、部屋の好きな位置に置きます。その際、ボウルの下に結露した水分を吸収するためのタオルを敷きます。
- お部屋の窓を閉めて、そのまま就寝。
Point
- ボウルは金属製のものよりもプラスチック製がおすすめです。金属製にしてしまうと熱伝導率が良いので結露ですぐタオルが濡れてしまい、一晩もたないこともあります。
- お部屋の大きさに合わせて、ペットボトルの本数は調整してください。
- 窓を開けっぱなしにしてしまうと、湿気が入ってくるので効果が薄くなってしまいます。できるだけ窓は閉めましょう。
凍らせたペットボトルで除湿ができるメカニズムですが、冬に窓ガラスが結露する原理と同じです。温かい空気は冷たい空気と比べて湿度が高く、暖かい空気が冷たい空気に触れると含んでいる湿気を液体化させる凝縮(凝結)という現象が起きます。この湿気を液体化させたものが結露です。
つまり、外気に冷やされた窓ガラスによって空気中に含まれている湿気が液体化されて結露になることで、除湿がされており、結露になった分だけその空間が除湿されているということになります。今回は凍らせたペットボトルを使ってこの冬場の窓ガラスを人工的に作り、ペットボトルをわざと結露させることでお部屋の除湿をしているというわけです。
いかがでしたでしょうか?ご自宅にあるものですぐ梅雨の除湿対策ができるので、ぜひ試してみてくださいね!
それでは、次回もお楽しみに!