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パーティーシーンにもおすすめ!抗酸化食材たっぷりのお手軽パエリア

こんにちは。アスリートフードマイスターの外村直美です。
3月といえば卒業のシーズンですね。卒業・卒団を控えているキッズたちも多いのでは? 今はなかなか集まってお祝いの機会も持てないかもしれませんが、今月はおうちでも意外と簡単に作れるパーティーメニュー、パエリアをご紹介します。

抗酸化食材たっぷり☆お手軽パエリア

 

材料(4~5人分)

海老 5尾
鶏むね肉 1/2枚
ニンニク 1片
たまねぎ 1/4個
マッシュルーム 1/2パック
パプリカ(3色) 各1/4
アスパラガス 1束
1.5合
白ワイン 30㏄
カレー粉 小さじ2
塩コショウ 少々
レモン 1個

作り方

  1. 海老は背ワタを取り、長いひげがあればハサミでカットしておき、鶏むね肉は食べやすい大きさにカットしておく。
  2. ニンニクはみじん切り、玉ねぎは1センチ角くらい、マッシュルームは1/6、アスパラガスは斜め切り、パプリカは縦方向に食べやすい幅にカットしておく。
  3. フライパンにオリーブオイル(分量外)とニンニクを熱し、玉ねぎ、海老を炒め、一旦取り出す。
  4. 他の具材も同様にして軽く塩コショウで炒めてから一旦取り出す。
  5. フライパンにオイルを足して米を加えて軽くなじませたら、パプリカ・海老以外の具材と共にカレー粉、白ワインを合わせ、水400㏄を注ぎ、沸騰したら弱火にして米が食べやすい硬さになるまで炊く(15分くらい)。途中でパプリカ・海老を彩りよく並べる。
  6. 最後に一度火を強めて底をパリっとさせる。
  7. レモンのくし切りを添えて出来上がり。

改めて、抗酸化ってなに?

 

「抗酸化」というと美容に気を付けている方からの関心を得られがちですが、アスリートにとっても「抗酸化」は重要なキーワード。そもそも酸化、抗酸化とはどういうことなのでしょう。

酸化」とは、リンゴの切り口がサビたように茶色くなってしまう(褐変)現象のことをいいます。体の中でもこのサビが発生し、老化や病気の原因となりうるのだそうです。そして体の酸化をもたらすのが「活性酸素」と呼ばれるもの。私たちは酸素を吸って生きていますが、それによって発生する活性酸素の一部は病気に対する抵抗力を発揮するので必要なものでもありますが、過剰なものは体を蝕み、サビさせてしまうのです。

もちろん私たちの体にも元々これらを除去する「抗酸化物質」が備わっていて活性酸素を退治する力はあるのですが、加齢やストレス、激しい運動によりそのバランスが崩れてしまうのだそうです。運動中は呼吸数が上がり取り入れられる酸素も増えるので、より活性酸素が発生しやすく、食べ物から「抗酸化物質」を摂る必要があるのです。

抗酸化作用が期待される栄養素・食材は?

 

抗酸化作用が期待される栄養素(栄養成分)としては、「ビタミンACE」といわれるもの、「ポリフェノール」などがあげられます。食材としては、海老、パプリカ、緑黄色野菜、イチゴ、みかん、りんご、アーモンド、ココア、大豆、コーヒーなどです。

抗酸化作用が期待できるからとはいえ、これらの食材を一度に大量に摂るのではなく、少しずつでいいのでなるべく毎食摂取できるように意識しましょう。今月のメニューにも抗酸化物質を多く含む海老やパプリカなどがたっぷり入っていますので、ぜひ作ってみてくださいね!

WRITER PROFILE

外村直美
2017年、娘たち(陸上・サッカー)のサポートをきっかけにアスリートフードマイスターを取得。
以降、子育て経験をもとにした栄養講習・調理実習・レシピ考案・カフェメニュー提案・企業販促などに従事。
2024年より私立高校にて非常勤講師として着任。