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強豪チームに移籍後1ヶ月。兄弟それぞれどうなった?

皆さまこんにちは! サカママコラム第5回。今回は、チーム移籍についてです。

全国のサカママ&サカパパさんも、一度はお子さんのチーム移籍について悩んだことがあるのではないでしょうか? 我が家も、子どもたちの移籍を決めるまでとてもとても悩みました。

長男は5年、次男は2年。お世話になったチームを移籍することに

 

前チームでは、長男は年中から5年間、次男は2年間お世話になりました。4歳から毎年2回、親なし2泊3日の合宿を経験させてもらったり、地域のお祭りに参加したり、一緒にキャンプに行ったり…と、サッカー以外でも色々な交流があり、かけがえのない仲間に出会うことが出来ました。

特に長男の仲間はサッカー好きで上手な子が多く、毎日のように一緒に練習をしていたので息もぴったり! 良い感じのパスサッカーをしたり、区民大会で優勝したり、仲間と切磋琢磨しながら楽しくサッカーをしていました。

そんな中、新型コロナウイルスの影響でなかなかサッカーが出来なくなり、今後のサッカー人生を考えるようになった長男。もっとレベルアップしたい!!という思いと、昔からの仲間と一緒にサッカーをしたいという思いで悩んでいました。

長男は4歳からずっと他のチームを見たことが無かったので、まずはいくつかのチームの体験に参加しました。そのうちの一つに、このチームでサッカーがしたい!と長男が希望し、移籍を決めました。
次男もいくつか体験しましたが、送迎の関係もあり、あまり遠いチームには行けず。最終的にお兄ちゃんと同じチームに入りたい!と言ってくれたので助かりました。

新チームでの兄弟の様子は?

 

新しいチームは都内の強豪クラブチーム。人数も多く、みんなサッカーが一番!と言う子が集まっていて、とっても上手!

体験で参加した時のミニゲームでは、いきなり2点決めて調子が良かった長男。意外とやっていけるかな?と思っていたのですが、対外試合では緊張しているのかいつものプレーが出せず、攻撃スタイルもこれまでのチームとは違うため、慣れない日々が続きました。

 

対する次男。緊張とは無縁の性格。一年生も25人近くいて多いな~と思ったのですが、コーチやチームメイトにもどんどん話しかけ、練習中に「サッカーたーーーのしーーーー!!」と叫んだり、試合でもバンバン点を決めて得点王。すぐにチームの中心に。とにかく楽しそうにプレーしていて、こちらは全く心配することがない状態。

 

性格の問題もありますが、一年生で移籍するのと、チームとしてある程度出来上がっている四年生から移籍するのとでは入りやすさが違うなと感じました。

今まではレギュラーでスタメンフル出場が当たり前だった長男。
ベンチにいる時間で何をすべきか。上手な子のプレーをよく見て、自分との違いは何なのか。そして自分の持ち味(両足を使える、スピード、1VS1に強いなど)を出せるように。
長男のサッカーノートにはチームメイトの良いプレーや、自分のプレーの反省点などが書いてありました。

移籍して1ヶ月。まだ遠慮がちな部分もある長男ですが、チームメイトともよく話すようになり、試合でも積極的なプレーで点を決めることが出来たり、少しずつ溶け込もうと頑張っている様子が見られます。

もっと上手くなりたい、と自分で選んだ強豪チーム。本人の意思が強ければ強いほど、頑張るパワーになるのかなと思います。

親は焦らず黙って見守る…方が大変ですね^^;
ゴールデンエイジの長男。一年後の成長が楽しみです。

 

WRITER PROFILE

早坂英里
早坂英里

料理&テーブルコーディネート教室
【Eri’s Kitchen】主宰
アスリートフードマイスター/(社)日本テーブルデザイナー協会認定講師/専門学校 テーブルコーディネート講師

12歳と9歳の子を持つサカママ(サカママ歴8年)
兄弟それぞれ都内の強豪クラブチームに所属。5年以上続けている朝練は兄弟の日課。プロサッカー選手を目指す子どもたちの為に日々首都高を走り回り、食事やマッサージなどサポートに務める。