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年間を通して使える!お弁当を腐らせない食中毒対策【レシピ】

こんにちは。MAYAです。寒い冬もやっと終わり、暖かい時期がやってきました。暖かくなってくると試合や練習に持っていくお弁当が痛まないように対策が必要になってきますね。

今回のコラムはひと足早く、年間を通して使える食中毒対策をまとめたいと思います。我が家で使っているおすすめのグッズも紹介するので参考にしてみてください。

お弁当を腐らせない!10個のコツ

まず基本中の基本、お弁当を腐らせないようにするおすすめのコツを10個紹介します。

  1. 温度管理に気をつける
  2. 調理器具、調理中の手は清潔にする
  3. 必ず冷めてからお弁当箱に詰める(おにぎりも)
  4. 生野菜はなるべく使わない
  5. 作り置きおかずはなるべく使わない
  6. 汁気の多いおかず必ず切る
  7. しっかり火を通す
  8. 炊き込みご飯などは入れない
  9. おにぎりはラップかクッキングペーパーで握り、アルミで包む
  10. 調味料にもひと工夫を

1、温度管理に気をつける

作ってすぐ食べるご飯と違って、お弁当での食中毒は梅雨時期や夏場以外にも起こりやすいです。持ち運んでいる時の環境や、保管状況で年間を通してリスクがあるので、保冷剤などを活用してしっかり温度管理をしましょう。保冷剤の代わりにエネルギーゼリーや凍らせたペットボトルもおすすめです。

我が家で使ってるサッカーに使える保冷バックは小さいコールマンのクーラーバック。

クーラーバック

大きすぎず小さすぎずない、アイスバックや補助食、お弁当箱、ペットボトルがちょうど入るサイズです。頑丈なので椅子にもなって便利!

2、調理器具、調理中の手はは清潔にする

調理を始める前に手をきちんと洗うのはもちろんですが調理の途中もこまめに手を洗い、清潔を保つようにします。おかずを詰めるときは手を使わず菜箸を使用し、まな板、包丁もアルコール除菌をしてから使いましょう。野菜とお肉でまな板が別だと安心です。100均のまな板を活用するのもいいと思います。

まな板

3、必ず冷めてからお弁当箱に詰める(おにぎりも)

細菌はは37度から40度で増殖しやすいと言われているので、ご飯もおかずもしっかり冷やしてから詰めましょう。忙しいときは大きめの保冷剤などを活用するといいと思います。また、保冷剤とあわせてアルミ皿などがあると冷めるのが早くなりますよ。

 

4、生野菜はなるべく使わない

水分の多い生野菜はお弁当には不向きです。彩りのために仕切りにレタスを使いたいのなら、大葉やパセリ、インスタ映えはしないかもしれませんがバランなどを使うのがおすすめです。ミニトマトもできるだけ避けたいですが、どうしても入れたい時はヘタを必ずとってから、カットはせずに詰めてください。

5、作り置きおかずはなるべく使わない
6、汁気の多いおかずは必ず切る

作り置きおかずを使うと便利ですが、少しでも時間の経ったおかずは避けたほうが安全です。前日のうちにおかずを作っておく場合は、必ず詰める前に中身まで加熱して、しっかり冷ましてから詰めましょう。

また、水分が多いと菌が繁殖する原因になるので、汁気の多いおかずはキッチンペーパーなどでしっかり汁気を切り、他の食材につかないよう仕切りカップに入れてから詰めると安心です。

 

7、しっかり火を通す

肉や魚などにしっかり火を通すのはもちろんですが、お弁当に使用しやすいハムやかまぼこ、ちくわに魚肉ソーセージなどの加熱しないで食べることのできる加工食品ももこの時期は必ず火を通します。また半熟になりがちな卵焼きや茹で卵にもしっかり火を通しましょう。

 

8、炊き込みご飯などは入れない

食材がたくさん入っている炊き込みご飯は美味しくて便利ですが、水分が天敵のお弁当には色々な食材を使っている分、腐りやすく不向きです。チャーハンやオムライスなども暑い時期は避けたいところです。

9、おにぎりはラップかクッキングペーパーで握りアルミに包む

最近はラップを使っておにぎりを作る人が多いと思いますが、素手はやはり厳禁。ラップ以外にも私はクッキングペーパーを使っています。ラップより頑丈なので、慣れるととても作りやすいですよ。

 

また、持ち運びの際にラップでおにぎりを包むと、しっかり密閉できる分、水分が発生しやすく菌の繁殖の原因となりやすいです。なので、我が家はアルミホイルで包んでいます。アルミで包むとご飯との間に適度な隙間ができ、程よく水分が抜けてくれますので、菌が繁殖しにくくおすすめです。

10、調味料にも工夫を

夏場、食材を腐りにくくするのに効果的なものといえば、お酢、梅干し、大葉、パセリ、生姜、カレー粉、レモン、わさび、唐辛子などなど…たくさんありますので、上手に取り入れて安全で安心なお弁当作りができたらいいなと思います。
また、3合ほどのご飯を炊くときにお酢を小さじ2杯入れるとご飯が腐りにくくなります。

冷めても美味しい!梅肉巻き生姜焼き味

最後に、冷めても美味しい梅肉巻き生姜焼き味のレシピをご紹介します!

梅肉巻き生姜焼き味
材料
豚ロース薄切り 4枚
1個
少々
片栗粉 少々
生姜汁 1かけ分
醤油 大さじ1
みりん 小さじ1
小さじ1
砂糖 小さじ1

作り方

 
 
  1. 豚ロース肉の内側に叩いた梅1/4を塗り、巻く。巻き終わりと周りに塩少々と片栗粉をはたく。
 
  1. フライパンにサラダ油を入れ中火にし、巻き終わりから焼き、全体に火を通す。
 
  1. 生姜汁~砂糖を合わせておき、肉に火が通ったら回し入れ全体にからめる。

梅のほのかな酸味と生姜タレが食欲をそそいでとっても美味しいですよ。お好みで大葉なども入れて巻くのもおすすめです。
巻くのが面倒な方は薄切りではない生姜焼き用のお肉を使うのも! 梅は叩いて合わせたれに加えてしまうだけ。どっさり玉ねぎを入れても美味しいです。

梅肉巻き生姜焼き味

WRITER PROFILE

MAYA
MAYA

単身赴任中の夫に食欲旺盛な女子中学生、痩せ型小食のサッカー小僧と巣立って行った長男を含めた5人家族の料理番。
日々家族の笑顔のため、日夜普通の料理作りに奮闘中。モットーは地味でウマイが一番。末っ子の1番のサポーターとして週6日間サッカー送迎係をしながら、茶色いお弁当を中心とした料理研究家として活動しています。

★「一生おいしいお弁当」「見ためは地味だがじつにウマイ! 作りたくなるお弁当」など著書多数あり

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