ピクニックにいかが?彩り豊かないなり寿司【レシピ】
4月になりました。お子さまたちのご進学、ご進級おめでとうございます。
まだまだ大勢でのパーティーはしにくいですが、草花も鮮やかになるこの季節、たまにはお天気のいい日に外で食事をしてみてはいかがでしょうか。今月はそんなときにおすすめのいなり寿司をご紹介します!
今月のレシピ「彩り豊かないなり寿司」
いなり寿司は日本ならではのフィンガーフード! これ一つで糖質、タンパク質やミネラルもしっかり摂れます。すし飯に使う酢の効果で疲れた体をシャキッとさせながら栄養補給が出来る優れものです♪
材料(2人分)
すし揚げ | 4枚 |
すし飯 | お茶碗2杯分 |
すりごま | 大さじ1 |
ちりめんじゃこ | 大さじ1 |
大葉 | 1~2枚 |
錦糸卵 | 適量 |
彩りの良い野菜やエビなどお好みの具材 | 適量 |
作り方
- すし揚げは出汁で炊き、冷めてから袋状に開く。
- 卵は溶いて薄焼きにして細く切る。(錦糸卵。難しければいり卵でOK!)
- エビや野菜類はそれぞれ塩ゆでしたり、出汁で炊いておく。
- すし飯にすりごま、ちりめんじゃこ、細切りにした大葉を混ぜて4個の俵型おにぎりにする。
- 1に4を詰め、開いている方を上にして置き、お好みの具材を彩りよく盛り付ける。
お外ごはんが気持ちの良い季節になりました
「ピクニック」というと、なんだかイギリスの物語に出てくるイメージですが(私だけでしょうか笑)、元々はフランスで始まったものらしいです。特に遠出をしなくても、「屋外にでて」「ちょっとしたものを」「ワイワイつまんで軽い食事を楽しむ」ことを指すそうです。何気ないことも由来を知ると楽しみ方も増えますね。
いなり寿司のメインは「すし飯」で、これは言うまでもなくエネルギー源の要、炭水化物です。酢飯にすることで酢酸の疲労回復効果が期待できますし、食も進みやすいですから、サッカーキッズにはぴったりですね。
さらに、ちりめんじゃこを入れることでタンパク質、カルシウムを強化。すし飯の酢にはカルシウムの吸収をアップさせてくれる効果が確認されていますので、お子さまはもちろん、ママにもうれしい組み合わせです。殺菌効果もあるのでお外ごはんにもより安心です。
すし飯を包む油揚げですが、こちらもアスリートフードではよく登場します。油揚げの材料は豆腐、豆製品のタンパク質も一食のうち(出来なかったら一日のうち)どこかで摂りたいもの。ビタミンEも豊富なので、まだどことなく残る自粛ムードでの運動不足による血行不良に改善を促してくれます。ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、油で揚げてある時点で吸収しやすくなっているのもおすすめポイントです♪
彩り豊かな一品で会話も豊かに♡
そして今回ご紹介しているいなり寿司のいちばん楽しんでいただきたいところは、上に乗せる色とりどりの具材。可能な範囲で構いませんが、「赤・黄・緑」の三色を意識してください。たとえば…
赤:海老・トマト・ラディッシュ・パプリカ・ミョウガ
黄:たまご・菜の花・かぼちゃ・にんじん
緑:大葉・さやいんげん・アスパラガス・そらまめ
など、といったところでしょうか。ママが盛り付けて用意するのもいいですが、せっかくなら子どもたちにもお手伝いしてもらいましょう。食材の色のバランスに気を付けて具材を選ぶと比較的簡単に偏りなく栄養が摂れる傾向にあります。
そして、あれやこれやと会話を楽しみながら自ら食材を選んで盛り付ける…そんな経験が将来遠征や合宿に参加した際、各自で食糧調達をしないといけなくなったときでも、迷わずピックアップできる自信につながるのではないでしょうか。
もちろん最初は難しいと思われるかもしれないですが、自分で用意したお弁当を持って、まずは「近場でサクッと」ピクニックやお花見を楽しんでみてくださいね!