寝相の悪いお子さんにも!お古の靴下でできる、快眠グッズの作り方
みなさん、こんにちは!
【スポーツ×睡眠】をコンセプトにアスリートの睡眠サポートを行なっている、スリープトレーナーのヒラノマリです。
まだ暑い日と涼しい日が入り混じったお天気で、服装選びや体調管理も難しいシーズンですよね。
昼間は汗ばむ気候でも、夜になるとぐっと冷えて寝具を衣替えしたという方も多いのではないでしょうか?
でも、大人より体温の高いお子さんにとってはまだ秋冬用の布団は暑かったり、朝起きてみると布団が行方不明になっていて寝冷えしちゃうなんてことも。
今回は、寝相の悪いお子さんにもおすすめな、使い古した靴下で作れる秋の快眠グッズをご紹介します!
足首は冷えやすい!
サカママの皆さんなら、秋冬のサッカー観戦で『足首が冷える』という経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、足首は心臓からの距離が遠く、皮膚や筋肉が薄いので身体の中でも血行が悪くなりやすく、冷えやすい部位なのです。
足首は筋肉が薄い分、熱を産生する力が乏しく、一度冷えてしまうとなかなか温まらないという難点も。
そのため、まずは足首を冷やさないということが身体を冷やさないポイントになります。
足首が冷えると睡眠の質にも影響が
私たちの身体は、深部体温(脳や内臓の温度)が下がることで入眠するメカニズムになっていますが、この深部体温を下げるために眠りにつく4時間も前から手足から放熱をしています。
よく赤ちゃんが眠くなると手足がポカポカしてくるのもこのためです。
しかし、足首が冷えたままでいると足の裏に汗をかいて放熱することができず、深部体温を効率よく下げることができないので、睡眠の質を下げてしまう原因になってしまいます。
つまり、足の裏からは放熱ができ、足首を冷やさないということが夜の睡眠の質を上げるポイントとなるのです。
もちろん靴下を履くという方法も、寝る直前までは有効ですが、靴下は足首を保温することはできても、足の裏が塞がってしまっているのでうまく放熱することができず、かえって睡眠の質を下げてしまいます。
そこで『足首は冷やさず、足の裏から放熱できるもの』としておすすめなのがレッグウォーマー!
レッグウォーマーなら、足の裏からの放熱を妨げずに足首を保温することができるからです。
また、冷えとは無縁と思われがちなお子さんも足首を冷やさないことが睡眠の質を上げて、寝冷えを防ぐことにも繋がります。
脳には運動野と言われる、運動や身体の姿勢をコントロールする部分がありますが、子どもは大人に比べてこの部分が十分に発達していないので、寝相が悪くなりがちで、朝起きたら布団や枕が行方不明になっているなんてことも。
寝冷えを防ぎ、睡眠の質を上げるためには、布団を剝いでしまっても、腹巻をしたり、レッグウォーマーをしたりして手足を冷やさない対策がポイントとなります。
お古の靴下で作れる!即席レッグウォーマーの作り方
足首を冷やさない対策として、レッグウォーマーをご紹介しましたが、なかなかジュニア用のものやメンズ用のものが市販されていません。
そこで、お古の靴下と布用のはさみだけでできる即席レッグウォーマーの作り方をご紹介します!
つま先部分は切ってしまうので、穴が開いてしまった靴下を再利用して作ってみてくださいね!
①まずは、赤の点線のように靴下のつま先部分を切り落とします。
足が小さい女性やお子さんの場合は、くるぶしまでのスニーカーソックス、
男性の方や足が大きめのサイズの方は通常の靴下で作るのがおすすめです。
(※今回は、くるぶしソックスで作っています。思ったより伸びるので、小柄な女性やお子さんならこのぐらいのサイズ感でも◎)
②切り落としたら作業完了!
これで完成です。笑
切ったつま先側は足首側、靴下のゴムがある方は足の甲側に使用します。
ほつれが気になる方は、切った部分をかがり縫いをしても◎
ビックリするくらい簡単にできてしまいますが、体温調整が難しい秋口や冬場にも活躍するアイテムです。着けると着けないとでは、温かさが違いますのでぜひ冷え性の方も試してみてくださいね!
(私は冬場ペディキュアを塗るときにも重宝しています。笑)