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子どもがサッカー中に倒れたら?②AED

①意識の確認
②救急車の要請

と同時に、AEDを取りに行くよう、周りにいる人に指示を出します。

では、もしあなた一人だけ、だったら?
あなた以外、みな子ども達だけ、だったら?

総務省消防庁の救命処置の資料によると、

「救助者が一人の場合や、協力者が誰もいない場合には、次の手順に移る前に、まず自分で119番通報をしてください。また、すぐ近くにAEDがあることがわかっている場合にはAEDをとりに行ってください。」

と記載があります。

AEDの場所がどこにあるか知っていて、すぐに取りに行ける(理想は3分以内)距離にあるのであれば、自分で取りに行っても良いのですが、どこにあるのか分からない、また、場所は知っていても、遠いのであれば、その旨を電話口にいる通信司令員に告げ、次の指示を受けます。

ということは、やはりAEDの設置場所を事前に確認しておくこと、子ども達が活動している場所から何分以内に取りに行って戻ってくることができるのか、を調べることは非常に重要だと言えます。

試合の際には、多くの大人がいますが、普段の平日練習などでは、指導者も少なく、保護者も周りにいないことがあるでしょう。

であるならば、ここで1つポイント、です。

チェックポイント!

子ども達にもAEDの設置場所を教えておこう!

小学3年生以上であれば、かなりしっかりしてきます。きちんと教えれば救命活動時、非常に頼りになる心強いバイスタンダー*となってくれるでしょう。
*バイスタンダー:救急時に現場に居合わせた人

その年代以下の子どもでも、万が一の際、AEDの場所を知っていれば走って取りに行く、ということも不可能ではないのでしょう。訓練、してみませんか?

子どもがサッカー中に倒れたら?①
子どもがサッカー中に倒れたら?②AED
子どもがサッカー中に倒れたら?③死戦期呼吸
子どもがサッカー中に倒れたら?④胸骨圧迫+AED