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【プッシングの反則】「あっ!手で押されてるのにファウルじゃないのか?!」と思ったことありませんか?

 10年ほど前、ユース日本代表のヨーロッパ遠征で、ヘディングの競り合いのたびにプッシングの反則の笛を吹かれたことありました。相手選手の後方からジャンプしたとき、腕を伸ばして相手選手の背中に手を接触させている行為を押していると判断されたからです。相手選手が下がってくるとき、どうしても腕を伸ばして自分を守ろうとしますが、この時は腕を曲げて手の力を緩める必要があります。

今回はプッシングの反則を取り上げたいと思います。プッシュですから、主に手や腕を使って相手を押すことです。これは、ボールを奪おうとする選手だけではなく、ボールをキープする選手にも見られます。いわゆるハンドオフという反則で、ボールを奪おうとする相手選手を手や腕で押すものです。相手がどこにいるのかを探る手や腕は認められますが、力を入れて押すと反則になります。相手選手に注意を払わず、あるいは意図的に(例えば、わざと、結果を予期しながら、タイミングをずらしてなど)手や腕で押せばファウルとなります。
一方で、サッカーは正当なチャージ(ボールをプレーできる範囲内で自分の肩と相手選手の肩でぶつかる)を含めて身体的接触が認められており、些細な接触(ちょっとした行為であり、意図的であっても相手選手のプレーに影響を与えない接触など)や偶発的な接触(走ろうとしたら相手選手も同じタイミングで同じ方向に走ろうとして手が体に接触したなど)は反則にはなりません。

サッカーを楽しむには、身体接触を伴っても相手へのリスペクトを念頭においてつねにプレーしたいものです。

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WRITER PROFILE

小幡 真一郎
小幡 真一郎

1952年7月21日生まれ、京都府出身。元国際主審。
サッカーの競技規則の側面から、サッカーの持つ魅力、またはサッカーそのもののを伝えたいと思います。著書に7月21日発売『おぼえよう サッカーのルール』(ベースボールマガジン社)、『すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本』(実業之日本社)、『失敗から学ぶサッカー審判の教科書 しくじり審判』(カンゼン)がある。

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